理想の時計修理

店長の思い)

時計の精度や耐久性を良くする理想の修理方法は、新品交換です。(修理と言わない?)
メーカー修理では、少しの磨耗、劣化、腐食のある部品は、すべて新品交換します。そうすれば、これからまた長期間、精度よく安心して使用でき、よい方法だと思います。

その結果、お願いしていない外装部品交換、ムーブメント交換などメーカーの基準で修理しますので、高額になりがちです。もちろん、その分、新品の状態に近づきよいことであります。

当店が目指す理想の修理は、なるべくお安く、長期間実用的に使える状態にすることです。
また、内部のサビ、腐食を極力取り除き、美的にもよい状態を目指します。


当店は、「ウオッチメーカー」ではありません。歯車1つの作成などできません。そのため、諦める修理、妥協する修理が出てきます。(極力対応いたします)

例えば、
入手困難なメーカーの歯車が少し磨耗していたとします。そのまま使用すると、ゼンマイトルク、テンプの振りを弱め姿勢差が出やすくなったり、駆動時間を短くしたりします。

しかしながら、磨耗部の段をみがいたり、高粘度の油を使い、実用的に長く使える状態を目指します。

また、内部腐食を取り除き、美的にキレイにすることにより、今後、良い状態を長く保てたり、他の不具合箇所が発見しやすくなるなど、できることをできるだけさせていただきます。



ロレックスマイクロステラ調整とオメガコーアクシャル用、フリースプラング調整、チューブタップ オメガベゼル外し
オメガ1970年代プラ風防絞りや、クロノグラフムーブメントホルダー オメガ針付け台セット

当店のこだわり

手に入るメーカー純正工具は、なるべく揃えます。傷を付けない、正確ですばやい作業には、純正工具がかかせません。もちろん、ふつうは手に入らないものですので、すべて揃うわけではありません。

(よい工具って工芸品のように美しいので集めてしまします。)