相談・問合せ
ご相談・お問合せのある方は、下記Q&Aをご覧の上、参考にしてください。 ※あくまで当山に限ってのことを書いていますので、他のお寺さんに当てはめないようにしてください。 <Q&Aの内容> (1)基本情報(宗派・連絡先など) (2)葬儀について (3)戒名について (4)法事について (5)日々の仏事について (6)永代供養・お墓について |
(1)基本情報(宗派・連絡先など)
名称 | 遍照山 光明院 (へんじょうざん・こうみょういん) |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
住職 | 坂田 光永 |
住所 | 〒721-0974 広島県福山市東深津町七丁目12番28号 |
電話番号 | 084-922-1859 |
FAX番号 | 084-944-3096 |
メールアドレス | komyoin◆mx35.tiki.ne.jp(◆→@に置き換えてください) |
お振込先 | <郵便振替口座> 番号:01380-8-19390 <ゆうちょ銀行以外からの場合> 店名:一三九店(イチサンキユウ店) 口座番号:0019390 <名義> 宗教法人 光明院 ( シュウ)コウミョウイン ) |
(2)葬儀について
檀家以外の葬儀は受けていますか? | 当山(=うちのお寺)では原則、檀家さんや、檀家さんとご縁のある方のみの葬儀をお受けしています。 |
檀家とは何ですか? | 当山の仏さまを尊崇し、当山を菩提寺(ぼだいじ)とすることを事前にお決めになった方ということです。 お寺に登録する「会員」のようなものです。 |
家族が亡くなりました。どうすれば? | 檀家の方が亡くなられたら、まずお寺にご連絡ください。 枕経(まくらぎょう)にお伺いします。 |
葬儀までの流れは? | 枕経→通夜→葬儀と進んでまいります。 ●枕経 … 亡くなられた方の枕もとで読経します。読経の後、葬儀までの流れについて打ち合わせをします。 ●通夜 … 葬儀の前夜に執り行う勤行(ごんぎょう)です。 ※かつては遺族が夜通しご遺体のそばで過ごすことを指し、勤行はなかったという説もあります。 ●葬儀 … 真言宗の伝にのっとり「引導作法」(いんどうさほう)を執り行います。 ※葬儀の後、引き続いて「仕上げ」「初七日」の勤行を執り行うことが多いです。 |
友引に葬儀をしてはダメですか? | 友引など「六曜」は、明治時代にカレンダー業者が作った俗説といわれています。 ですので無理に縛られる必要はありません。 しかし、友引に葬儀を行った後、続けて身近な方が亡くなるのではと不安になることもあります。 そこで、どうしても友引に葬儀をされる場合は、人形などの身代わりを棺に納めるようお勧めしています。 |
葬儀では何をするのですか? | 亡くなられた方に、仏弟子としての戒律やお名前(=戒名)、真言宗に伝わる印・真言などを伝授します。 これを「引導作法」と呼びます。 つまり、亡くなられた方に仏弟子となっていただき、仏さまとのご縁を深く結んでいただく儀式です。 |
葬儀の僧侶が複数いるのはなぜ? | 真ん中にいる「導師」が引導作法を行います。 導師の脇でお勤めする僧侶を「役僧」と呼び、導師の作法に合わせてお経や讃(さん)を唱えます。 役僧には、お経の冒頭を唱える「経頭」、讃の冒頭を唱える「讃頭」が必要となります。 そのため原則として、真言宗の葬儀は3人以上の僧侶でお勤めします。 さらに「脇導師」を加えて、5人、7人などでお勤めすることもあります。 |
葬儀のお布施はいくらですか? | 口頭でお伝えしますので、お尋ねください。 役僧さんは他のお寺さんにお願いするため、一定のお布施をお願いしています。 導師の場合は原則「お気持ち」でしていただきますが、お尋ねがあれば目安をお伝えします。 どうしても厳しい場合は、導師が役僧を兼ねてお勤めする葬儀(一人葬)もお受けします。 くれぐれも経済的理由だけで「葬儀をしない」という選択はしないでください。 |
家族葬でもよいですか? | 基本的に参列者の規模は当家にお任せします。 お寺の側としては、参列者がお1人だろうと100万人だろうと、執り行う作法は同じです。 |
神棚はどうすれば? | 神棚がある場合、服喪の期間(四十九日)が明けるまでは閉じておいてください。 神様はケガレを忌避するという考え方があるためです。 この期間、神棚に白い紙を貼ります(神棚封じ)。 亡くなられて五十日がたったら、白い紙を外し、元通りにします。 |
仏壇は閉じておくのですか? | 仏壇の扉は服喪期間中も明けていただいて構いません。 いつも通りお供え物をしてください。 「仏壇も閉じなさい」という方がおられますが、おそらく神棚の影響だと思われます。 |
(3)戒名について
戒名とは何ですか? | 仏教の戒律を授かった人の名前、すなわち仏弟子の名前ということです。 一般的に言う戒名には長短がありますが、厳密には信士・信女・居士・大姉などの上の2文字を指します。 例)「△△院○○□□居士」の場合 △△=院号 ○○=道号 □□=戒名(←これ) 居士=位号 |
戒名は必要ですか? | 真言宗の葬儀(引導作法)では、戒律・戒名のお授けをすることになっています。 引導作法を執り行う限り、原則として戒名はお授けすることになります。 |
生前戒名をもらえますか? | ご希望の方には生前に戒名をお授けします。 「得度」(出家の儀式)を経てお授けするのが正式なやり方です。 得度をしない場合、葬儀のときにお授けする予定の戒名を事前にお示しする、という意味になります。 |
戒名の料金は高いのですか? | 最も基本的な六文字の戒名(「○○□□信士/信女」)の場合、戒名のお布施はいただいていません。 |
戒名でお金をとるのはなぜ? | 当山の場合、「居士・大姉」や院号のある戒名は、一定のお布施をいただいています。 これは昔、お寺に多大なご寄進をいただいた方へのお礼に、長い戒名をお贈りしたことの名残です。 例えば「院号」の場合、寺院が一つ建つぐらいのご寄進があったことを示しています。 ですので、戒名のお布施は、お寺へのご寄進とご理解ください。 |
戒名に良し悪しはあるのですか? | 前述の通り、戒名とは厳密には2文字の部分(□□)であり、すべての方にお授けします。 それ以外の文字は、戒名を補うためのものと思ってください。 ですので、戒名の長い短いに優劣はありません。 |
(4)法事について
法事には何がありますか? | 当山では下記の法事(年忌法要)を執り行うのが一般的です。 ●初七日(葬儀に引き続いてお勤めすることが多いです) ●二七日 ●三七日 ●四七日 ●五七日(三十五日) ●六七日 ●七七日(四十九日) ●百箇日 ●一周忌 ●三回忌 ●七回忌 ●十三回忌 ●十七回忌 ●二十五回忌(二十三回忌/二十七回忌をお勤めすることもあります) ●三十三回忌(三十七回忌をお勤めすることもあります) ●五十回忌 ●百回忌 七日勤め(初七日〜六七日)・百箇日は当家だけでお勤めされることもあります。 以上の年忌のとき以外にも、「供養したい」と思ったらいつでもできます。 |
年忌の数え方を教えてください | 初七日、二七日、百箇日などは、亡くなった日を「一日」と数えます。 一周忌は亡くなってから満1年後です。 三回忌、七回忌などは、亡くなった年を「一年」と数えます。 なので、一周忌の翌年には三回忌を行います。 |
法事はいつ行えばいいですか? | 七日勤めや百箇日は原則、当たっている日か、その前夜(お逮夜)にお勤めします。 一周忌以降は、当たっている年の、命日もしくは命日を過ぎない日にお勤めします。 |
法事の依頼はいつすればいいですか? | いつでもいいです。 お早めにお願いします。 |
法事の流れを教えてください | 一般的には下記のような流れです。 (1)ご自宅でのお勤め (2)お墓参り (3)お寺参り(仕上げのお勤め) なお、(2)と(3)の順番は入れ替わってもよいです。 また、(1)をお寺で行うことも可能です(「上げ法事」と呼んでいます)。その場合は(3)は無し。 会館や施設などを借りてもよいです。 |
納骨はいつまでにすべきですか? | 決まりはありません。 当山の場合、四十九日に納骨される方が多いです。 |
四十九日までの準備は? | 一般的には下記のことを準備していただきます。 (1)位牌の建立(葬儀で用いた白木の仮位牌をもとに作ってください) (2)納骨の準備(霊名碑などがあれば戒名を彫っていただきます) |
親戚などどこまで呼ぶべきですか? | 当家にお任せします。 |
服装は? | 当家にお任せします。 |
お霊供膳はしたほうがいいですか? | よければぜひしてください。 内容には地域差・家庭差があるので、身近な方にお尋ねください。 下記は一例です(位置は先祖側から見て)。 ●左手前 … 飯碗(ごはん) ●右手前 … 汁椀(お吸い物、味噌汁) ●左奥 … 平碗(煮物を五品ほど) ●右奥 … 壺碗(なます・漬物など) ●中央 … 高杯(煮豆など) ごはんが先祖側の左手前になるように置きます。 香りを召し上がってもらうので、蓋はとってください。 動物性のものは用いません。 |
(5)日々の仏事について
仏壇は必要ですか? | 日々、仏さまに手を合わせていただくために、仏壇をお持ちになることをおすすめします。 位牌安置の場としてだけでなく、ご家庭の安心安寧にもつながります。 |
仏壇は宗派によって違いますか? | はい。仏具店などでお求めになる場合、「真言宗」であることをお伝えください。 |
仏壇を買いました | 仏壇の開眼(かいげん)供養、いわゆる「お性根入れ」を行いますので、ご連絡ください。 |
お供え物は何をすればいいですか? | 「六種供養」をしていただくのが正式なお供えのやり方です。 それぞれ下記のような意味があります。 (1)お水 = 布施 (2)塗香(手に塗るお香) = 持戒 (3)お花 = 忍辱(にんにく) (4)線香・焼香 = 精進(しょうじん) (5)ごはん = 禅定(ぜんじょう) (6)ろうそく = 智慧(ちえ) とはいえ、塗香は一般の方にはなじみがないかもしれません。 ですので、塗香を除く五種類でもよいと思います。 |
線香は何本立てますか? | 何本でもよいです。 |
ろうそくを息で消したらだめ? | ろうそくを息で吹き消すのはよくないとされています。 手であおいで消したり、指でつまんで消したり、「ろうそく消し」を使ったりしましょう。 |
好きだったものをお供えしてもいい? | どうぞどうぞ。 ただし、動物性の食べ物や酒類は、原則お供えしないことになっています。 |
お花には決まりがありますか? | 原則、とげのないものを用いてください。 バラが好きな方もいると思いますので、とげを取り除いてお供えしてください。 |
肉類をお供えしてもいいですか? | 原則、精進のものを用いてください。 (どうしてもお供えしたいときは、お坊さんに聞かないように) |
お酒は? | (…だから、お坊さんに聞かないように) |
引っ越します | 仏壇の撥遣(はっけん)供養、いわゆる「お性根抜き」を行います。 事前にご連絡ください。 |
仏壇を撤去することになりました | 同じく、仏壇の撥遣(はっけん)供養、いわゆる「お性根抜き」を行います。 |
(6)永代供養・お墓について
永代供養は受け付けていますか? | まず、世間に流布する「永代供養」なる言葉には、明確な定義がありません。 そこで当山では、「当家に代わって残された年忌法要をお寺が行うこと」と定義しています。 檀家の方で、継承者がおられないなどの場合に限り、お受けしています。 |
納骨堂や永代供養墓はありますか? | 当山では境内に「合葬墓」(がっそうぼ)を建立しています。 直接、土に還っていただく形の合同のお墓です。 墓じまいをする方や、新たにお墓を造るのが困難な方はご利用ください。 埋葬後も普通のお墓のように、お墓参りをしていただけます。 法事も通常通りしていただけます(その意味で永代供養墓ではない)。 合葬墓の上におられる弘法大師さまがお守りしてくださいます。 |
合葬墓は宗派を問いませんか? | 世間には「宗派を問わない」と称する宗教法人があるようですが、おそらくご家庭の宗派を指しているのでしょう。 当山では、ご家庭の宗派はともかく、ご本人の信仰は確認させていただきます。 真言宗への信仰を持ち、当山本尊・阿弥陀如来を尊崇する方のみ入っていただけます。 |
お寺の境内に墓地はありますか? | あります。 空き区画を整理し、複数箇所をお分けできる状況です。 |
墓の移動をしたい | まずはお墓の撥遣(はっけん)供養、いわゆる「お性根抜き」を行いますので、ご連絡ください。 新たな墓地への移動が済んだら、今度は開眼(かいげん)供養、いわゆる「お性根入れ」をします。 |
墓の整理、墓じまいをしたい | 撤去するお墓の撥遣(はっけん)供養、いわゆる「お性根抜き」を行いますので、ご連絡ください。 ただし、民間業者の永代供養や樹木葬を利用される場合は事前にご相談ください。 チラシやうたい文句はきれいでも、業者に問題があることもあります。 (悪質な産廃業者が宗教法人格を買い取り、永代供養・樹木葬でもうける事例もあります) |
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