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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2026年2月20日号 No.146
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暖かい日が訪れたかと思ったら急に寒くなったりして、
服選びの難しい季節です。
オリンピックで寝不足の人も多いようなので、
体調管理にはじゅうぶんご留意ください。
(住職 坂田光永)
─[目次]──────────────────────────────
◆1[MyPick(2)]日本習合論
◆2[ホームページ]真の中道は「事実ファースト」
◆3[お知らせ]写経会のご案内
◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆5[お坊さんの日常]リセット
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◆1[MyPick(2)]日本習合論
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内田樹『日本習合論』(ミシマ社)
思想家で武道家のウチダ先生が、
神仏習合・神仏分離について縦横無尽に語った著作です。
ふつうは宗教学者や仏教学者のレパートリーですね。
でも専門外のことを何でも語るウチダ先生ですから、
そんな細かいことは気にしません。
ところで皆さんは「神仏習合」と言われてピンときますか?
日本では仏教伝来以降、長らく、
日本古来の宗教である「神道」と外来の「仏教」とが、
それぞれの形を残しながら混ざり合い、共存してきました。
これが神仏習合です(と一般的には説明されます)。
この日本独自の宗教文化は幕末まで続きますが、
明治新政府の「神仏分離令」によって終わりを告げます。
神仏習合はなぜ生まれ、続いてきたのか?
明治政府はなぜ神仏習合を終わらせたのか?
いろいろな疑問がわきあがります。
中でもウチダ先生がこだわった問いが、
「なぜ人々は神仏分離に抵抗しなかったのか?」
でした。
ホントそれ。私もずっと疑問でした。
これに対するウチダ先生の仮説はちょっとモヤりますが、
それでも、その問い自体がなぜか、
宗教学者や仏教学者から発せられることはほとんどありません。
ほかにも、宗教の話かと思いきや、
会社の組織づくりや民主主義からJポップに至るまで、
あちこち話が飛んでは戻り、また飛びます。
「それこそが習合的なんです」
という最強の言い訳でまとめるところが、これまたウチダ節。
でも実際、長年にわたる神仏習合の歴史が、
日本人の価値観や習慣に多大な影響を与えてはいるので、
決して無関係ではありません。
いわば社会を持続させていく「智慧」が、
そこには詰まっているのです。
日本や日本人に誇りを持ちたい人にオススメの一冊です。
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◆2[ホームページ]真の中道は「事実ファースト」
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エディ・マーフィ主演『ホワイトハウス狂騒曲』は、
やり手の詐欺師が
「金儲けならビバリーヒルズよりホワイトハウスだぜ」
と気付き、政治家になるコメディ映画です。
得意の口八丁で見事に当選した主人公は…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202602.htm
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◆3[お知らせ]写経会のご案内
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◇3月6日(金)15:00〜
◇3月20日(金)15:00〜
◇4月3日(金)15:00〜
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
◇4月21日 13:30〜 正御影供(しょうみえく)
「正御影供」とは、弘法大師ご入定の旧暦3月21日に近い、
新暦4月21日に行われる法会です。
庭の儀式の後「中曲理趣三昧」という華やかな法会を行います。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
※インスタグラムのフォローもお願いします!
https://www.instagram.com/koyasan_fukuyamabetsuin/
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◆5[お坊さんの日常]リセット
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今月、人生何度目かの「パソコンが動かん」を経験しました。
今回は起動すると青い画面になり、
ナントカ回復キーを打ち込めと言われ、
「そんなもん知らん」となり、
パソコン工房に持っていって状況を説明したら、
「ああ、詰んでますね」と言われた、
という流れ。
結局、外側の機械は生かしつつ、
脳みそ(OS)を入れ替えてもらい、
まっさらな状態での帰宅となりました。
そこからWindowsのセットアップに始まり、
メールソフトの設定、文字入力やキーボードの設定、
失われたソフトの再購入などを、
ちまちまと進めているところです。
幸い年末にバックアップを取っておいたおかげで、
主要なデータはおおよそ復元できました。
檀家さん関係のデータもほぼ残存していて、
昨年12月以降のぶんを更新すれば済んだので、
その点は助かりました。
とはいえ、長年かけて、
自分が使いやすいようカスタマイズしてきたので、
それがリセットされたのはつらいです。
ちょっとした操作で引っかかってしまい、
イライラすることもしばしば。
たまにはパソコンから離れ、
精神状態も「リセット」したほうがいいのかもしれません。
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2026年1月20日号 No.145
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2026年、令和8年、仏暦2569年、
丙午(ひのえうま)の年が明けました。
年明け早々、世界では恐ろしいことが起こっています。
少しでも平穏な年になるよう願わずにはいられません。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
(住職 坂田光永)
─[目次]──────────────────────────────
◆1[御礼]除夜の鐘 灯明供養
◆2[MyPick(1)]空海の風景
◆3[ホームページ]馬と仏教
◆4[お知らせ]写経会のご案内
◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆6[お坊さんの日常]積ん読
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◆1[御礼]除夜の鐘 灯明供養
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大晦日は「除夜の鐘 灯明供養」にお参りいただき、
ありがとうございました。
>>> 詳しくはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/ohmisoka.htm
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◆2[MyPick(1)]空海の風景
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司馬遼太郎『空海の風景』(中央公論新社)
いわずと知れた戦後日本を代表する作家の、
しかしあまり知られていない名作です。
生前、司馬自身が最も気に入っていたといわれ、
サイン本を献本する際にもこの作品が使われていたそうです。
いちおう「小説」に分類されてはいますが、
『竜馬がゆく』や『燃えよ剣』のようなヒーロー活劇ではなく、
どちらかというと『街道をゆく』のような随筆作品に近い、
史実の合間に自論を挟んでいく文体になっています。
真言宗という仏教の一宗派の開祖である空海を、
司馬は「日本史上初めての普遍的天才」と位置付けました。
「普遍的」とは「国境や民族を超えて」といった意味で、
数々の英雄を扱ってきた作家の評価としては破格です。
ところが高野山の修行道場では、
本作は「持ち込み禁止」扱い。
空海を人間的に描いたからなのか、
あるいは司馬独自の密教解釈が公式見解と異なるからなのか。
理由は定かではありません。
確かにジャーナリスティックな司馬の文体のせいで、
どこまでが史実でどこからが自論なのか分かりにくい、
という難点はあるでしょう。
とはいえ広く一般の人々に空海を知っていただく上では、
やはり最適の一冊といってよいと思われます。
* * *
今号より、仏教に触れることのできるオススメ作品を、
コラム形式でご紹介します。
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◆3[ホームページ]馬と仏教
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2026年は丙午(ひのえうま)つまり午年です。
馬と仏教といえば、ブッダの愛馬カンタカのお話や、
密教において重要な馬頭観音などが…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202601.htm
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◆4[お知らせ]写経会のご案内
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◇2月6日(金)15:00〜
◇2月20日(金)15:00〜
◇3月6日(金)15:00〜
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
なお、2月3日の節分の夜19:00からは、
「節分星祭り」の法会を開催します。
全600巻ある『大般若経』を僧侶たちが掲げ、
「だぁーいはんにゃ!」と大声で叫ぶ賑やかな行事です。
福引もありますので、ぜひお参りください。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
※インスタグラムのフォローもお願いします!
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◆6[お坊さんの日常]積ん読
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コラム「弘法大師の生涯」が、
前号メルマガにて無事、最終回に。
さて次は何を連載しようかと1ヶ月悩みました。
できるだけ長く続けられそうで、
なおかつ一編が長くなりすぎないテーマは無いものか。
当初は般若心経や弘法大師の著作の解説も考えましたが、
そこには「漢字」の問題が立ちはだかりました。
ギャーテーギャーテーを漢字で書くと文字化けするかも?
大師の文章には難読漢字がいっぱいあるぞ?
どうしようかと頭を抱えているところに、
ふと、机上に積まれた本の山が目に入ったのです。
買ったのに読んでいない本の数々。
これを生かさない手はないと思い、
新コーナーがスタートすることになりました。
そう、私にはついつい本を買ってしまうのに、
その大半は読まずに積み上げておく悪い癖があります。
いわゆる「積ん読」です。
現在の待機本は約10冊。
ざっとタイトルを挙げると…
『秀吉と秀長』
『陰謀論と排外主義』
『江戸から見直す民主主義』
『税の日本史』
『青い星、此処で僕らは何をしようか』
『「保守思想」大全』
『塞翁が楯』
『反・仏教学』
『それでも日本人は「戦争」を選んだ』
『兵諫』
いや、ほんとはまだまだあるんです。
全部読み切るのは、はたしていつになることやら。
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
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◇発行開始:2014年1月20日
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◇発行責任者:光明院 住職 坂田光永
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年12月20日号 No.144
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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気が付けば今年もあと少し。
年越しは気ぜわしくなりがちですが、心を落ち着けて、
穏やかに新年をお迎えしましょう。
(住職 坂田光永)
─[目次]──────────────────────────────
◆1[お知らせ]除夜の鐘 灯明供養
◆2[コラム:弘法大師の生涯(120/最終回)]弘法大師
◆3[ホームページ]よりよいブッカを求めて
◆4[お知らせ]写経会のご案内
◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆6[お坊さんの日常]本物ですか?
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◆1[お知らせ]除夜の鐘 灯明供養
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大晦日は「除夜の鐘 灯明供養」にお参りください。
年越しの鐘をついたあと、
本堂で新年への願いを書いたろうそくを灯し、
ご一緒にお祈りします。
◇日時 大晦日12月31日 午後11:30〜12:00ごろ
◇場所 光明院境内・本堂
>>> 詳しくはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/ohmisoka.htm
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◆2[コラム:弘法大師の生涯(120/最終回)]弘法大師
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空海が今世での活動を終えて86年目の921(延喜21)年、
醍醐天皇は空海に大師号を下賜しました。
大師号とは天皇から高僧に贈られた諡(おくりな)で、
866(貞観8)年に最澄へ「伝教大師」を、
その弟子の円仁に「慈覚大師」を贈ったのが始まりです。
空海への大師号下賜はそれから半世紀以上も後のこと。
平安時代初期、朝廷との関係性でいえば、
真言宗より天台宗のほうが圧倒的に強かったのです。
ところがその状況は宇多天皇の登場により一変しました。
宇多天皇は菅原道真を登用したことで知られていますが、
他にも藤原氏以外の有能な人材を抜擢し、
遣唐使の停止や官庁の統廃合、国史の編纂など、
様々な変革を進めました。
897(寛平9)年、30歳の若さで醍醐天皇に譲位。
真言宗第4世の益信(やくしん)から授戒を受けて出家し、
899(昌泰2)年、史上初の「法皇」となります。
さらに901(延喜元)年には伝法灌頂を受法して、
真言宗の阿闍梨(あじゃり)となったのです。
後に「寛平法皇」と呼ばれるようになった宇多上皇は、
日本史上初めて本格的な僧侶となった天皇経験者でした。
なぜ宇多上皇は真言宗を選んだのか。
益信の活躍や、比叡山と密接な藤原氏の力をそぐため、
などの動機も考えられますが、
最大の理由は、7代前の嵯峨天皇を帝の理想像とし、
その助言者である空海を尊崇したことにあるのでしょう。
寛平法皇は自ら灌頂阿闍梨となって多くの弟子を輩出。
その中には少なからず皇室・朝廷関係者がいました。
また法皇が住まう仁和寺は「御室」と称されるようになり、
真言宗の存在感は一気に高まっていきました。
この状況の中、918(延喜18)年10月16日、
仁和寺の別当を務める観賢(かんげん)が、
空海への大師号下賜を朝廷に奏請します。
すぐには大師号は出されませんでしたが、
921(延喜21)年にはさらに2度目の奏請を行い、
具体的に「本覚大師」という号まで希望しました。
ただし朝廷はその希望を踏まえつつも、
空海自身の文章中にある「弘法」という言葉に着目します。
それは若き日の空海が教えを受けた恵果阿闍梨について、
「弘法利人」(教えを広め人を救う)を目指した人であると、
自分の師僧の人となりを表現した箇所でした。
そしてその言葉は、恵果阿闍梨から空海への遺言となった、
「蒼生の福を増せ」という言葉にもそのまま通じる、
空海自身をも表す言葉であると考えられたのでしょう。
921(延喜21)年10月27日、
ここに「弘法大師」が誕生します。
そして徐々に広まりつつあった「ご入定」の伝承によって、
今なお空海は高野山で一切衆生のために祈っているという、
「弘法大師信仰」が人々の間に広まっていきました。
1200年たった今も、弘法大師空海は、
私たちの中に生き続けています。
* * *
本コラム「弘法大師の生涯」はこれを持ちまして完結します。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。
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◆3[ホームページ]よりよいブッカを求めて
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仏教の基本原理は「縁起」。
つまりこの世界はすべて「因→縁→果」のつながりによって
起こっている、という世界観です。
現代人からいえば至極当然の理屈ですが…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202512.htm
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◆4[お知らせ]写経会のご案内
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◇1月16日(金)15:00〜
◇2月6日(金)15:00〜
◇2月20日(金)15:00〜
※1月前半はお休み
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
なお、12月22日の朝7:00からは、
冬至恒例の「月大師講」のお勤めを行います。
お参りいただいた方には、かぼちゃ汁のお接待があります。
どうぞふるってお参りください。
また、年明け2月3日の節分の夜19:00からは、
「節分星祭り」の法会を開催します。
全600巻ある『大般若経』を僧侶たちが掲げ、
「だぁーいはんにゃ!」と大声で叫ぶ賑やかな行事です。
福引もありますので、ぜひお参りください。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
※インスタグラムのフォローもお願いします!
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◆6[お坊さんの日常]本物ですか?
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毎年12月は寒行托鉢シーズン!
今年も福山駅前と広島そごう前でそれぞれ実施しました。
托鉢といっても、やっていることはいわゆる街頭募金。
浄財を集めて必要な方々へ届けることが主目的なのですが、
お坊さんが僧衣を着て街頭に立つことの意味も、
少なからずあると思っています。
例えば今回、道行く人から「何宗ですか?」と尋ねられ、
真言宗ですよーとお伝えすると、
「私このあいだ高野山に行ったんですよ!」という反応が。
なるほど托鉢は、
普段法事や葬儀でしか接する機会のないお坊さんに、
話しかけるチャンスを提供しているのだと感じました。
そういえば何年か前には、
「本物のお坊さんですか?」と聞かれたこともありました。
「本物? うーん、本物のお坊さんって何だろう?」
と私は答えに詰まってしまったのでした。
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年11月20日号 No.143
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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クマの被害が頻繁に報道されるようになりました。
人間と生き物のすみわけが難しくなってきているのでしょうか。
胃腸炎も流行しています。
お気をつけてお過ごしください。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[ご報告]参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」
◆2[コラム:弘法大師の生涯(119)]ご入定
◆3[ホームページ]小泉八雲と仏教
◆4[お知らせ]写経会のご案内
◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆6[お坊さんの日常]憂国公子
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◆1[ご報告]参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」
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11月7日(金)、参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」に
行って参りました。
14名のご参加をいただき、有意義で学びの多い旅になりました。
ご参加、ご協力ありがとうございました。
>>> 詳しくはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/20251107iwashimizu.htm
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◆2[コラム:弘法大師の生涯(119)]ご入定
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835(承和2)年3月21日。
空海は高野山にて寂静の世界に入りました。
仁明天皇は勅により内舎人を派遣して喪料を下賜。
その使者は淳和上皇の弔書を携えていました。
同年10月には嵯峨上皇が挽歌を贈っています。
空海の弟子の実慧は、入唐する円行に書簡を託し、
長安の青龍寺にその最期を知らせました。
青龍寺の僧たちは素服を着けて静かに弔意を示したといいます。
その後、空海という超人を失った真言宗と高野山には、
数々の試練が待ち受けていました。
実慧ら3人が乗船した836(承和3)年の遣唐使船は嵐に遭遇。
実慧は壱岐島に漂着、真済と真然は南海にまで漂流した後、
命からがら帰還しました。
とはいえ生きていただけ良かったといえるかもしれません。
4隻すべてが壊滅し、乗員の半数が命を落とした、
後年、遣唐使史上最悪といわれる渡航でした。
かたや天台宗の円仁・円珍らは入唐に成功して密教を相承。
真言宗(東寺)の密教(東密)に対し、
天台宗の密教(台密)が並び立つ状況になります。
ちなみに円珍は讃岐の佐伯氏の出身で、
空海の甥といわれる人物です。
一方、高野山では堂塔の整備が進められていましたが、
落雷によりその大半を焼失してしまいました。
さらに空海が唐から持ち帰った直筆の書で、
密教経典などを書き写した小型の冊子、
「三十帖冊子(策子)」(さんじゅうじょうさっし)を巡り、
東寺と高野山で争いが起きました。
東寺の長者、観賢は院宣を得て冊子を渡すようを迫りますが、
高野山の座主、無空はそれを拒否。
すったもんだの末、無空は抗議のため高野山を下山し、
冊子は散逸してしまいました。
(現在その大半は仁和寺に所蔵されている)
こうして高野山は無住の地となり、荒れ果てていったのでした。
ところが…
時はたち、それから百年あまりたった平安時代の中頃。
「空海様は今も高野山で祈りを続けておられる」
という話が、誰ともなく語られ始めたのです。
968(康保5)年に作られた『金剛峯寺建立修行縁起』には、
空海が結跏趺坐(けっかふざ)の姿勢で禅定に入り、
四十九日後にも顔色は良く、
髪や髭が伸びていたと描かれています。
人々はこれを「ご入定」(ごにゅうじょう)と呼びました。
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◆3[ホームページ]小泉八雲と仏教
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NHKの朝ドラ『ばけばけ』は、
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とその妻セツを
モデルにした物語です。
すでに小泉八雲関係の番組や書籍はたくさん出ていますが…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202511.htm
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◆4[お知らせ]写経会のご案内
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◇11月21日(金)15:00〜
◇12月5日(金)15:00〜
◇12月19日(金)15:00〜
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
なお、11月21日13:00からは、
高野山本山布教師さんの「法話」の後、
恒例の「柴燈護摩供」(さいとうごまく)を開催します。
僧侶たちが修験道のいでたちで読経し、
柴を積み上げて盛大に燃やすお焚き上げの護摩修行です。
こちらもぜひお参り下さい。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
※インスタグラムのフォローもお願いします!
https://www.instagram.com/koyasan_fukuyamabetsuin/
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◆6[お坊さんの日常]憂国公子
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お坊さんには多彩な研修の機会があります。
仏さまの拝み方や教理などを学ぶハードな研修から、
旅行を兼ねた参拝、モノづくり系、
異なる分野の専門家を招いて視野を広げる系など、
様々な団体が様々な研修会を企画しています。
とはいえ自分の関心事にピタッとマッチすることは、
それほど多くありません。
先日、そんなマッチング最高の研修会に参加しました。
場所は京都の大覚寺。
内容は弘法大師の著作『秘蔵宝やく』の読み解きです。
『秘蔵宝やく』は冒頭、
「悠悠たり悠悠たり太(はなは)だ悠悠たり」で始まり、
「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く
死に死に死に死にて死の終りに冥し」で終わる、
有名な七言排律で幕を開けます。
そして中ほどには、仏教に批判的な憂国公子と、
仏教を擁護する玄関法師との問答が挿入されています。
実は高野山での修業時代、退屈な、いや、お堅い授業の最中に、
自分で『秘蔵宝やく』を読んでいたところ、
この問答のくだりに突き当たってビックリしたことがありました。
というのも、この憂国公子の問いがあまりにも辛らつなのです。
「イマドキの僧は髪は剃っても欲は剃らん」(ほぼ原文)
「生臭坊主は世の中の害虫だ」(やや意訳)
「税金泥棒め!定数削減しろや!」(さすがに意訳)
なんだこれは!まんま現代じゃん!
と、23歳の私は椅子からズリ落ちそうなほど驚きました。
理論的な論文の途中に突如差し込まれたセリフ劇。
もしかしたら当時も今と同様、
僧侶への批判的なまなざしが渦巻いていたのかもしれません。
そして、そんな声を弘法大師自身がすくい上げ、
真正面からの回答を試みている場面だと思うと、
大師の誠実さも今なら感じられるのでした。
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年10月20日号 No.142
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気温が上がったり下がったりして落ち着かない一方で、
ときおり秋らしさも感じられます。
急な寒さでお風邪をひかれませんように。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[コラム:弘法大師の生涯(118)]一鳥声あり
◆2[ホームページ]奈良の鹿
◆3[お知らせ]写経会のご案内
◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆5[お坊さんの日常]長尾寺さんにて
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◆1[コラム:弘法大師の生涯(118)]一鳥声あり
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「後夜(ごや)に仏法僧の鳥を聞く」と題する、
空海の詩があります。
――閑林に独り坐す草堂の暁
三宝の声 一鳥に聞く
一鳥声あり 人 心あり
声心雲水 倶(とも)に了了たり
山奥の草堂で夜明けに瞑想する自分と、鳥の声と、大自然とが、
混然一体となり溶け合っていく。
そんな境地をさりげなくつづった詩です。
835(承和2)年3月15日、空海は弟子たちを集め、
「吾れ入滅せんと擬するは今年三月二十一日寅の刻なり」
と告げました。
この日から空海は一切の食と水を断ち、
御住房中院(ごじゅうぼうちゅういん)の一室を清め、
香を焚き、体を香の水で清浄にし、
そこで結跏趺坐(けっかふざ)の姿勢をとって、
静かに禅定に入りました。
初めは不安と動揺を隠せなかった弟子たちも、
空海の穏やかな瞑想姿に落ち着きを取り戻し、
「その日」に向けて身の回りを整えていきました。
そして、835(承和2)年3月21日。
「その日」が朝を迎えました。
鳥の声が響き、草堂に読経が染み渡る、いつも通りの朝でした。
『続日本後紀』には次のような記述があります。
「承和2年3月丙寅、大僧都伝燈大法師位空海、紀伊国の禅居に終る。
(中略)ああ哀しい哉。
禅関僻在(ぜんかいへきざい)して、凶問晩(おそ)く伝ふ。
使者奔(はし)り赴きて荼毘(だび)を相助くること能はず。
(中略)化し去るの時、年六十三」
承和2年3月21日、空海は高野山で生を終えた。
なんと哀しいことであろうか。
高野山の道場は遠く離れていたため、訃報が遅く伝わった。
使者を走らせたが火葬には間に合わなかった。
この世を去った時、歳は63であった。
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◆2[ホームページ]奈良の鹿
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鵜飼秀徳さんの著書『仏教抹殺』に、
奈良の鹿に対する酷い仕打ちについての記述があります。
明治維新の際、新政府が発した「神仏分離令」をきっかけに…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202510.htm
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◆3[お知らせ]写経会のご案内
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◇11月21日(金)15:00〜
◇12月5日(金)15:00〜
◇12月19日(金)15:00〜
※11月7日(金)は参拝旅行のためお休みします
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
なお、11月21日13:00からは、
高野山本山布教師さんの「法話」の後、
恒例の「柴燈護摩供」(さいとうごまく)を開催します。
僧侶たちが修験道のいでたちで読経し、
柴を積み上げて盛大に燃やすお焚き上げの護摩修行です。
こちらもぜひお参り下さい。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
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◆5[お坊さんの日常]長尾寺さんにて
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10月28日は毎年、お隣の長尾寺さんで御縁日法要が開催されます。
13時より大勢のお坊さんたちがお勤めをした後、
能化(のうけ)と呼ばれる布教師さんが法話をされます。
今年はその能化に、
な、な、なんと、この私がお招きに預かりました。
いつもであれば前半の法要に出仕した後は、
控えのお部屋で楽屋トークをしたあと帰院するのですが、
今回は参拝者の方々を前にトークしなければなりません。
はてさて、何についてお話ししましょうか。
お聞きになる長尾寺の檀信徒さんの多くは、
近隣にお住いのご近所さんたちかと思われます。
あまり恥ずかしいお話はできません。
かといって気合を入れすぎて長くなったり、
事前に知識を詰め込んで堅苦しくなったりしても、
面白くないでしょう。
適度に気を引き締め、適度に気を抜く。
いやはや、考えれば考えるほど難しいです。
あーどうしましょう。
あと数日、悩むことにします。
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年9月20日号 No.141
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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福山では少し気温が緩みましたが、
近隣では大雨の被害も出ています。
また暑さが戻るかもしれず、まだまだあなどれません。
お彼岸の墓参は暑さと雨の対策をしてお参りください。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[お知らせ]参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」
◆2[コラム:弘法大師の生涯(117)]御遺告
◆3[ホームページ]舎利石を求めて
◆4[お知らせ]写経会のご案内
◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆6[お坊さんの日常]光明院の謎が解ける?
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◆1[お知らせ]参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」
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2025年の参拝旅行は「石清水八幡宮と聴竹居」を計画しています。
壮大な神社と100年前の実験住宅、2つの歴史的建築を通して、
福山ゆかりの偉人の業績に触れたいと思います。
ぜひご参加ください。
◇実施日:2025年11月7日(金)(日帰り)
◇目的地:石清水八幡宮(京都府八幡市)、聴竹居(京都府大山崎町)
◇参加費:お1人あたり20,000円(拝観料・昼食代含む)
◇定員:先着20名様(定員になり次第締切)
◇申込締切:10月17日(金)まで
>>> 詳しくはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/20251107iwashimizu.htm
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◆2[コラム:弘法大師の生涯(117)]御遺告
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宮中で初の「御七日御修法」が修された直後の、
835(承和2)年1月、真言宗に対し、
「年分度者3名」の勅許が下りました。
年分度者とは、国が各宗派に認めた出家僧侶の数で、
「1年につき○名」という形で許可していました。
この年分度者の枠が定められたということで、
公的に真言宗として自前の僧侶が輩出できることになりました。
また2月には、高野山金剛峯寺が、
官寺に準ずる「定額寺」(じょうがくじ)の寺格を得ます。
まだまだ伽藍は整備途上でしたが、
高野山の将来の見通しはより安定的になったといえるでしょう。
名実ともに真言宗の地位は確固たるものになりました。
ところが、これを見届けたかのように、
空海の病が悪化します。
空海は一説に「癰」(よう)という皮膚病を患っていました。
これが悪化すると発熱や全身の倦怠感に襲われたり、
皮下膿瘍などの炎症を引き起こしたりするようです。
いよいよ現世最期の時がやってきたことを悟った空海は、
同年3月15日、弟子たちを集めました。
――諸弟子等に遺告(ゆいごう)す。
苦しい体を起こし、おもむろに口を開いた空海は、
まず真言行者としての心構えについて語り始めました。
――ひそかにおもんみれば、大法味同じけれども、
興廃、機に任せたり。
師資、代を累(かさ)ねて、付法、人に在り。
心静かにおもえば、大いなる仏の教えに優劣はないが、
その興廃は人間の機根による。
師から弟子へと代を重ねて法を伝えるのは、人だ。
空海はまず集まった弟子たちに対して、
「真言の教えが後世に正しく伝えられるかどうかは、
何よりも君たちの力にかかっているのだよ」
と説いたのです。
これが後に知られる『御遺告』(ごゆいごう)です。
現存する空海の遺誡は何種類かあり、
いずれも内容にむらがあるため、
空海本人の言葉そのものではなく、
後世の手がかなり加わっているといわれています。
とはいえ空海の他の著書との整合性から、
おおむね本人の言葉と考えられる箇所ももちろんあります。
そして、おそらくこのとき空海は、
弟子たちに次のように告げたことでしょう。
――吾れ入滅せんと擬するは今年三月二十一日寅の刻なり。
私が入滅しようと定めたのは今年3月21日の未明である。
弟子たちは衝撃を受けました。
それは、その日を含めて7日後のことだったからです。
───────────────────────────────────
◆3[ホームページ]舎利石を求めて
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9月9日から10日にかけて青森に行ってきました。
東北地方自体が福島県以外初めてで、飛行機に乗るのも13年ぶり。
直線距離にして1000km以上の旅をしてまでYouは何しに青森へ?
その答えは…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202509.htm
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◆4[お知らせ]写経会のご案内
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◇10月3日(金)15:00〜
◇10月17日(金)15:00〜
◇11月21日(金)15:00〜
※11月7日(金)は参拝旅行のためお休みします
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
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◆6[お坊さんの日常]光明院の謎が解ける?
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9月11日、福山市文化課の職員さんと、
歴史学や仏教美術史が専門の先生方が、
仏像調査のためうちのお寺に来られました。
福山市では市内のお寺の文化財調査を進めていて、
すでに何件ものお寺の仏像調査をされているとのこと。
うちもご縁があってお願いすることにしました。
本堂の本尊・阿弥陀如来像をはじめ、
安置している仏像類は約80点。
これをすべて写真撮影し、サイズや素材を記録していく。
そんな途方もない作業を、
丁寧に、慎重に進めてくださいます。
いよいよ本尊の調査へ。
と思ったら、仏像本体が厨子(ずし)とくっついていて、
無理に動かすと危険だということに。
仕方なく見える範囲で見ていただいたところ、
どうやら鎌倉期の様式に似ているとのこと。
うちのお寺は江戸時代初期の開基なので、
ひょっとしたらお寺の歴史より古い?
いや、もちろん、鎌倉期の様式を真似て彫った、
後世の作ということもじゅうぶん考えられます。
光明院の謎がついに解けるか?とも思いましたが、
この日はこれが限界。
詳しい調査は機会を改めて、ということになりました。
また新発見があればご報告します。
いやー楽しみですね!
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
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◇発行責任者:光明院 住職 坂田光永
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年8月20日号 No.140
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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お盆が終わっても尋常ならざる暑さは依然として続いています。
体温を上回る気温の中にいると危険です。
どうぞ安全第一、健康第一でお過ごしください。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[お知らせ]参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」
◆2[コラム:弘法大師の生涯(116)]後七日御修法
◆3[ホームページ]仏教の大東亜戦争
◆4[お知らせ]写経会のご案内
◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆6[お坊さんの日常]戦争の記憶
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◆1[お知らせ]参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」
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2025参拝旅行「石清水八幡宮と聴竹居」を計画しました。
壮大な神社と100年前の実験住宅、2つの歴史的建築を通して、
福山ゆかりの偉人の業績に触れたいと思います。
ぜひご参加ください。
◇実施日:2025年11月7日(金)(日帰り)
◇目的地:石清水八幡宮(京都府八幡市)、聴竹居(京都府大山崎町)
◇参加費:お1人あたり20,000円(拝観料・昼食代含む)
◇定員:先着20名様(定員になり次第締切)
◇申込締切:10月17日(金)まで
>>> 詳しくはこちら
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◆2[コラム:弘法大師の生涯(116)]後七日御修法
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高野山で五穀を断ち、瞑想を中心とする日々を過ごす空海。
とはいえ静かに余生を過ごすといった状況にはなく、
伽藍の整備や後進の育成にも多くの時間を割いていました。
834(承和元)年8月には、
「知識を勧進して仏塔を造り奉る書」を記し、
伽藍に二基の宝塔を造営するための寄付集めを始めます。
なぜ二基なのかといえば、
それは「金剛」「胎蔵」両部の大日如来を東西に配置し、
「2つで1つ」すなわち「不二」の曼荼羅世界を、
地上に具現化するためでした。
現在の高野山でいうところの「根本大塔」と「西塔」が、
それにあたります。
とはいえすぐに実現できたわけではなく、
2つの宝塔が完成を見たのは空海入定後の886(仁和2)年、
高野山第2世・真然大徳の時代でした。
話を834年に戻すと、この年の11月、空海は、
宮中の正月行事に密教修法を取り入れるよう上奏しました。
もともと宮中の正月行事としては、
1月1日〜7日の「前七日」は神事の節会(せちえ)が、
8日〜14日の「後七日」は仏教の御斎会(ごさいえ)が、
それぞれ行われていました。
御斎会は「金光明最勝王経」を高僧が講義し、
最終日には御前で論議を行うという行事でした。
ところが空海は、単に講読するだけでは不十分と指摘。
唐にならって宮中に真言院を建立し、
密教修法を執り行うべきだと朝廷に提案したのです。
その結果、同年12月29日の太政官符によって勅許され、
翌835(承和2)年より始められたのが、
「後七日御修法」(ごしちにちみしゅほう/みしほ)です。
両部の曼荼羅を掲げ、壇を設け、護摩を焚き、
真言の秘法を七日間、修法し続ける。
一年の国の安寧を祈る御七日御修法は、
真言宗にとって最も重要な儀礼と位置付けられました。
天皇制の歴史上、宮中に専用の内道場を許された仏教教団は、
後にも先にも真言宗しかありません。
空海の祈りは国家を背負うほどの影響力を持っていたのです。
以後、約千年にわたって宮中で行われてきた御修法は、
明治維新の神仏分離政策によって廃絶。
1883(明治16)年に場所を東寺の灌頂院に移して再興され、
現在まで続いています。
───────────────────────────────────
◆3[ホームページ]仏教の大東亜戦争
───────────────────────────────────
「8月ジャーナリズム」という言葉があるそうです。
8月になると急に戦争関連の記事や番組が増えるのを
揶揄した表現だとか…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202508.htm
───────────────────────────────────
◆4[お知らせ]写経会のご案内
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◇9月5日(金)15:00〜
◇9月19日(金)15:00〜
◇10月3日(金)15:00〜
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆5[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
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◆6[お坊さんの日常]戦争の記憶
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戦後80年ということで関連の報道が多い8月でした。
光明院でも、お正月の寺報『遍照』の1面で、
「平和の連鎖を」という記事を掲載。
またお盆の案内はがきには、
住職の祖父が特攻隊員の生き残りとして書いた文章を、
要約・抜粋して載せました。
そのせいかお盆参りでは、
それらを読んでくださった方々から、
その感想やご自身・家族の体験をお聞きする機会が、
いつもより多かったように感じます。
ある檀家さんのお宅では、
一幅の掛け軸を拝見しました。
それは、今は亡くなっているご当主のおじいさまが、
戦時中、満州で日満友好の仕事をしていたとき、
現地の中国人の方から贈られたという自筆の書画でした。
素人とは思えない見事な絵と文字です。
ところが、長崎に原爆が落とされたのと同じ1945年8月9日、
ソ連が日本に宣戦布告し、
満州にいた日本人は帰国しなければならなくなりました。
ソ連兵に捕まれば身ぐるみはがされるかもしれない。
そこでおじいさまは、何とか書画を無事に持ち帰ろうと、
帽子の裏地に縫い込んで隠したのだそうです。
そんな数奇な体験を経て今に残るその書画は、
80年後の私たちに戦争の記憶を無言で伝えてくれています。
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年7月20日号 No.139
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短い梅雨と長い夏のせいで、例年よりセミが少ないそうです。
人間の体にも確実に負担がかかっています。
どうか無理をせず、こまめに休みを取りながら過ごしましょう。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[コラム:弘法大師の生涯(115)]仏法遥かにあらず
◆2[ホームページ]ユダヤ人の歴史
◆3[お知らせ]写経会のご案内
◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆5[お坊さんの日常]お盆勤め2025
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◆1[コラム:弘法大師の生涯(115)]仏法遥かにあらず
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832(天長9)年8月に高野山で「万灯会」を成満した空海。
徐々に弱っていく己の身体と向き合いながら、
残された命を何のために、どのように使い切るか、
そんな闘いに明け暮れます。
833(天長10)年には、高雄山寺(後の神護寺)に、
淳和天皇勅願の両界曼荼羅を奉納しました。
「高雄曼荼羅」と称されるこの2幅の曼荼羅は、
現存する最古の曼荼羅といわれています。
この曼荼羅の完成を見届けた淳和天皇は、
嵯峨天皇の第二皇子である仁明天皇に皇位を譲りました。
淳和天皇が在位した10年間は、
平安時代における最も平穏な時代だったと評されています。
年号が変わり承和元年となった834年は、
一説に『般若心経秘鍵』を執筆した年といわれています。
――夫(そ)れ仏法遥かにあらず、心中にして即ち近し。
真如外(ほか)にあらず、身を捨てて何(いずく)んか求めん。
迷悟我れに在れば発心(ほっしん)すれば即ち到る。
明暗(みょうあん)他にあらされば
信修(しんじゅ)すれば忽(たちまち)に證す――
一見「般若心経」の解説の体裁をとりつつ、
真言密教の本質と密教瞑想の要諦をも表現した名文は、
単なる論説の域を超えて、
「コトバ」そのものに人智を超えた力があるとされました。
空海の数ある著作の中で、
仏前で読経のように読み上げられるのは、
この『般若心経秘鍵』だけではないでしょうか。
その真髄が、上に記した冒頭文に表れています。
仏法遥かにあらず、心中にして即ち近し。
私たちはかけがえのないこの自分の中に、
仏になるという素晴らしい価値あるいのちをいただいている。
それは『弁顕密二教論』で、『即身成仏義』で、
『秘密曼荼羅十住心論』で繰り返し述べてきたことの、
いわば集大成でした。
そして、かつて若き日に野山を駆け回りながら、
苦悶の末に書き上げた『聾瞽指帰』(ろうこしいき)で、
「なぜ仏法なのか」と問いかけた自分自身への、
行者生命をかけた答えのようでもありました。
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◆2[ホームページ]ユダヤ人の歴史
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この夏の参議院選挙では、
多くの党が「外国人」にまつわる主張を掲げていました。
日本が政治的にも経済的にも停滞し、
人々が自信を無くしている中で…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202507.htm
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◆3[お知らせ]写経会のご案内
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◇9月5日(金)15:00〜
◇9月19日(金)15:00〜
◇10月3日(金)15:00〜
※7月後半・8月はお休み
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
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◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
───────────────────────────────────
高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
※高野山福山別院
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◆5[お坊さんの日常]お盆勤め2025
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今年もまたこの季節がやってまいりました。
檀信徒さん宅およそ360軒を、
8月中旬まで約1か月かけて回らせていただきます。
気候変動の影響で年々暑さが酷くなっていく中、
いつまで続けられるか気がかりではありますが、
体がもつ限りは勤めさせていただこうと思います。
今年は、2日ほどまるまる休みの日を設定しました。
その日はご希望があっても心を鬼にしてお断りし、
体を休めることを優先します。
ただ、お盆勤めシーズンだからといって、
他の用事が入らないわけではありません。
業者さんとの打ち合わせ、行政や金融機関の手続き、
高野山福山別院の会計のお仕事、
その他いろいろな管理業務や事務作業が、
手ぐすねをひいて待ち構えています。
「メモリアルパークのプールに行きたい!」
という小さい人の声も聞こえます。
いや、聞こえない聞こえない。
わわわわわ〜
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年6月20日号 No.138
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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6月にして、すでに30度を超える猛暑。
地球温暖化対策を怠ってきたつけを思い知らされる日々です。
長い長い夏にそなえて、体調を整えましょう。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[コラム:弘法大師の生涯(114)]万灯会
◆2[ホームページ]生まれては苦界 死しては浄閑寺
◆3[お知らせ]写経会のご案内
◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆5[お坊さんの日常]リハビリ
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◆1[コラム:弘法大師の生涯(114)]万灯会
───────────────────────────────────
病を発し、現世での残り時間を悟った空海は、
832(天長9)年正月に宮中で「宮中最勝会」、
いわゆる御斎会(みさいえ)を執り行った後、
高野山にのぼりました。
これまで拠点としてきた大寺は有力な弟子に託しました。
高雄山寺(神護寺)は真済(しんぜい)に。
東大寺真言院は空海の弟である真雅(しんが)に。
吉野の犬飼山転法輪寺は杲隣(ごうりん)に。
東寺は実慧(じちえ)に。
そして高野山は、空海の甥の真然(しんぜん)を、
将来の後継者として定めたといわれています。
当時まだ約20歳で、真雅から灌頂を受けたばかりでしたが、
瑞々しい知性とバイタリティを感じさせる青年でした。
高野山にはすでに、前年の831(天長8)年、
中心となる壇上伽藍の金堂や諸仏が完成しています。
832(天長9)年8月22日、空海はこの高野山の地で、
伽藍の落慶と四恩への報謝のための祈りとして、
「萬燈萬華會」(万灯会)を開催しました。
――ここに空海、もろもろの金剛子等と金剛峯寺に於いて、
いささか万灯万華の会を設けて両部曼荼羅、四印の智印に奉献す。
期するところは毎年一度この事を設け奉って四恩に答え奉らん。
虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、我が願いも尽きなん――
虚空(宇宙)が尽き、
衆生(生きとし生けるもの)が尽き、
涅槃(悟りの世界)が尽き果てるまで、
私の願いが尽きることはない。
文字通り、万の灯明がともされる中、
空海は万感の思いで「願文」を唱えました。
若き日、国家の不条理に耐えかねて仏道へと入った空海が、
唐で恵果阿闍梨に「蒼生の福を増せ」の教えを授けられ、
以来数十年、社会と民衆のために尽力してきた末の、
それは祈りの結晶のような光でした。
───────────────────────────────────
◆2[ホームページ]生まれては苦界 死しては浄閑寺
───────────────────────────────────
6月初旬、高野山時代の修行仲間の同窓会が東京で行われました。
そこでそのついでに、チャンスがあれば行ってみたいと
思っていた場所にも足を運んでみました。
1つは東京国立博物館「蔦屋重三郎」展。…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202506.htm
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◆3[お知らせ]写経会のご案内
───────────────────────────────────
◇7月4日(金)15:00〜
◇9月5日(金)15:00〜
◇9月19日(金)15:00〜
※7月後半・8月はお休み
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
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◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
───────────────────────────────────
高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
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◆5[お坊さんの日常]リハビリ
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左肩の骨折から2か月ちょっと。
無事に骨がつながり、晴れて腕吊りをはずすことになりました。
皆様にはご心配をおかけしました。
2か月間、ほぼずっと腕を曲げた状態でじっとしていたので、
肩回りの筋肉がずいぶん固まってしまっています。
そこで現在、週2〜3回ペースでリハビリを受けています。
自力ではなかなか広がらなかった肩の可動域が、
理学療法士さんのおかげで徐々に回復。
この調子でお盆勤めまでには原状復帰したいところです。
そう、いよいよお盆なんです。
お盆というと通常は8月中旬の時季をさしますが、
うちのお寺は7月中旬から8月15日ごろまで、
約1か月にわたって近隣の檀家さんを拝んで回ります。
そうなるとリハビリを受ける時間的余裕もなくなりますので、
できればそれまでに…と、つい思っちゃいます。
とはいえ焦っても仕方ありません。
幸い「焦らない」のは得意なので、
ぼちぼち、のんびり、やらせていただきます。
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年5月20日号 No.137
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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急な暑さと、まさかの梅雨前線の到来。
短い春は終わりをつげ、長く苦しい夏がやって来たようです。
無理をせず、こまめに水分と休息をとりましょう。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[コラム:弘法大師の生涯(113)]吾生期今不幾
◆2[ホームページ]レオとホセ
◆3[お知らせ]写経会のご案内
◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆5[お坊さんの日常]指先一つでシステムダウン
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◆1[コラム:弘法大師の生涯(113)]吾生期今不幾
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大著『秘密曼荼羅十住心論』を書き上げた空海は、
翌年の831(天長8)年5月、にわかに病を発症しました。
一説には「癰」(よう)という、
感染性の皮膚病であったともいわれています。
空海は、自身の現世での時間が残り少ないことを、
確かな身体感覚で悟ります。
いよいよ来るか…
高野山の整備も、密教思想の展開も、民の安寧も、
まだまだやるべきことは残っているのに…
憤りにも似た悔しさが心身に充満し、
ただれた毛穴から噴き出るような心持ちでした。
その悔しさのエネルギーが老いた空海を突き動かします。
同年6月には大僧都の辞職を朝廷に上奏しますが、
淳和天皇によって慰留されました。
しかし空海は構うことなく身辺整理を進めていきます。
9月、最澄の弟子の円澄たち十数名から、
金剛・胎蔵両部の伝法灌頂を受けたいと請われました。
最澄との確執から距離を置いていた天台宗からの、
メンツを捨てた率直な懇願に心を打たれ、
空海は快く引き受けることにしました。
832(天長9)年正月には、
宮中で「金光明最王経」を修する鎮護国家の法会、
「宮中最勝会」(御斎会)を執り行います。
そして空海は都を離れ、
最期の地として選んだ高野山に向かいました。
空海の遺誡を弟子が記した『御遺告』(ごゆいごう)に、
次のような一節があります。
――吾れ去(い)んじ天長九年十一月十二日より、
深く穀味を厭(いと)ひて専ら坐禅を好む。
みなこれ令法久住(りょうぼうくじゅう)の勝計、
ならびに末世後生の弟子門徒等のためなり。
まさに今もろもろの弟子等、
諦(あきら)かに聴き、諦かに聴け。
吾れ生期(しょうご)今、幾(いくばく)ならず。
仁等(なんだち)好く住して慎みて教法を守れ。
吾れ永く山に帰らん――
吾生期今不幾(私の生きられる時間は幾ばくもない)。
そう悟った空海は「永く山に帰る」と決めたのでした。
───────────────────────────────────
◆2[ホームページ]レオとホセ
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「コンクラーベ」というイタリア語が
妙に日本語の「根比べ」と響き合う、
不思議な教皇選挙でした。
新しいローマ教皇に選出されたのは…
>>> 続きはこちら
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◆3[お知らせ]写経会のご案内
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◇6月6日(金)15:00〜
◇6月20日(金)15:00〜
◇7月4日(金)15:00〜
※7月後半・8月はお休み
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◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
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◆5[お坊さんの日常]指先一つでシステムダウン
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4月に骨折した左肩はおかげさまで徐々に回復しまして、
左手も少しずつ動かせるようになってきました。
6月初旬には腕吊りがはずせるようになるかなと思います。
このひと月半、左手が不自由な状態で、
いろいろな対応でしのいできました。
初めのころ数珠は左手で握るのが難しかったので、
右手で持つか、経台に置くか迷いました。
袈裟は、全身にまとう一枚布タイプの「如法衣」より、
肩にかけるタイプの「紋白」のほうが着やすいため、
法事ではそればかり着るようになりました。
足袋は意外と簡単で、
むしろ靴下のほうが難しかったのですが、
だんだん片手で履けるようになってきました。
そうはいっても大半の僧衣は人に着せてもらうしかなく、
家族の協力には感謝のことばしかありません。
困ったのはパソコン作業です。
年度替わりの時期で会計作業などが多くありましたが、
もともと得意だったタッチタイピングができないので、
人差し指1本で時間をかけて打つしかありません。
ユー・アー・ショック!
指先一つでシステムダウンさ〜!
などと歌いながら、ちまちま文字入力する日々も、
間もなく終わるでしょう。
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年4月20日号 No.136
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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暖かくなったかと思えば初夏のような気温。
巷では胃腸炎などもはやっています。
手洗いをこまめにして、しっかり対策をしましょう。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[コラム:弘法大師の生涯(112)]秘密曼荼羅十住心論
◆2[ホームページ]来たときよりも美しく
◆3[お知らせ]写経会のご案内
◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆5[お坊さんの日常]骨を折る
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◆1[コラム:弘法大師の生涯(112)]秘密曼荼羅十住心論
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830(天長7)年、ときの淳和天皇は、
三論・法相・華厳・律・天台・真言の6宗に命じ、
それぞれの教義解説書を提出させました。
これを「天長勅撰六本宗書」といいます。
三論宗の玄叡、法相宗の護命、天台宗の義真ら、
各宗派一流の論客が筆をふるいましたが、
しかし質・量ともに圧倒的だったのは、
真言宗・空海の『秘密曼荼羅十住心論』でした。
空海は儒教・道教・仏教全宗派の思想を、
すべて真言密教のもとに再構成し、
人間の成熟レベルを表す10段階に各々対応させました。
その十段階とは…
(1)異生羝羊心(いしょうていようしん)
本能のおもむくまま生きている状態
(2)愚童持斎心(ぐどうじさいしん)
世間的な善悪や道徳に目覚めた状態[←儒教]
(3)嬰童無畏心(ようどうむいしん)
人智を超えた存在を感じる[←道教]
(4)唯蘊無我心(ゆいうんむがしん)
煩悩とその原因について理解する[←声聞]
(5)抜業因種心(ばつごういんじゅしん)
縁起の法則を悟る[←縁覚]
(6)他縁大乗心(たえんだいじょうしん)
己の心を分析し利他の道を歩み始める[←法相宗/唯識]
(7)覚心不生心(かくしんふしょうしん)
空を悟る[←三論宗/中観]
(8)一道無為心(いちどうむいしん)
世界は仏の働きにして清浄と知る[←天台宗/法華]
(9)極無自性心(ごくむじしょうしん)
全ては融け合いつながっている[←華厳宗]
(10)秘密荘厳心(ひみつしょうごんしん)
個にして全の曼荼羅世界[←真言宗/密教]
なんと空海はこの「十住心論」によって、
宗派対立を超克しつつしかも真言宗の優位を説くという、
前人未到の離れ技をやってのけたのです。
『秘密曼荼羅十住心論』は空海の、
生涯を通じての代表的著作となりました。
ところがこの名著を書き上げた頃から、
空海の体には異変が生じ始めていました。
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◆2[ホームページ]来たときよりも美しく
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この3月下旬、初めて地鎮祭をお勤めしました。
地鎮祭といえば神職さんのお仕事というイメージかと思いますが、
仏式もあるんです。
ただし真言宗では、通常の建築物の地鎮祭は…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202504.htm
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◆3[お知らせ]写経会のご案内
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◇5月2日(金)15:00〜
◇5月16日(金)15:00〜
◇6月6日(金)15:00〜
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
◇4月21日(月)13:30〜 正御影供(しょうみえく)
「正御影供」とは、弘法大師ご入定の旧暦3月21日に近い、
新暦4月21日に行われる法会です。
庭の儀式の後「中曲理趣三昧」という華やかな法会を行います。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
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◆5[お坊さんの日常]骨を折る
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このたび人生初の骨折をしました。
自転車に乗っているところを右折したトラックと接触し、
左肩の骨を折りました。
頭や腰には異状なく、右手も口も動くので、
法事などはそれなりにこなせていますが、
日常生活には不便が多くて周囲に負担をかけています。
まず独りで僧衣を着用できません。
真言行者なら必須の「印」もくめません。
決定的なのは運転ができないこと。
長距離ならタクシーを手配しますが、
ちょっとした買い物や用事だと歩くことが増えました。
まぁこれはこれで良い面もなくはないかも。
先日は駅家のお寺さんの行事に出仕しました。
前々から法話を頼まれていて、
断るまでもないかなと思って参らせていただきました。
お話の冒頭に、
「法話を頼まれたので骨を折らせていただきます」
と言って笑いを取ろうとしたところ、
先にそのお寺の住職さんが、
「法話の骨を折っていただくのは…」
と紹介して下さり、笑いも持って行ってしまいました。
そのあとの私の話が腰砕けになったのは、
その住職さんのせいばかりではないのでしょうけれど。
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
◇このメールマガジンは登録希望者および関係者に配信しています。
◇解除をご希望の方は下記連絡先までご連絡ください。
◇発行開始:2014年1月20日
◇発行頻度:月1回程度、不定期
◇発行責任者:光明院 住職 坂田光永
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[高野山真言宗 遍照山 光明院]
◇住所:〒721-0974 福山市東深津町7-12-28
◇電話:084-922-1859
◇FAX:084-944-3096
◇Eメール:komyoin@mx35.tiki.ne.jp
◇ホームページ:http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/
◇ツイッター:https://twitter.com/henjozankomyoin
◇郵便振替口座:01380-8-19390
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高野山真言宗 遍照山 光明院 メールマガジン 2025年3月20日号 No.135
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お彼岸となりました。
少し暖かくなった一方、花粉症がつらい方も。
しっかり対策してお墓参りにお出かけください。
(住職 坂田光永)
─[目次]───────────────────────────────
◆1[コラム:弘法大師の生涯(111)]篆隷万象名義
◆2[ホームページ]トランプ再臨
◆3[お知らせ]写経会のご案内
◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
◆5[お坊さんの日常]地鎮祭
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◆1[コラム:弘法大師の生涯(111)]篆隷万象名義
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828(天長5)年12月15日、空海は、
教育機関「綜芸種智院」(しゅげいしゅちいん)を創設し、
その構想を『綜芸種智院式並序』として発表しました。
日本初の「庶民に開かれた学校」です。
ただ、近年の研究によると、
綜芸種智院が実際にどこまで機能したのかは、
様々な議論があるようです。
土地・建物は藤原三守に寄進を受けましたが、
理念として掲げた聖俗の教員確保、給食の実施などは、
相当ハードルが高かったのではないかと思われます。
空海はその実現に奔走したものの、
同時に高野山開創、東寺の整備、真言の教えの継承など、
多くの難事業を並行してこなしていました。
体がいくつあっても足りない状況だったはずです。
結局、835(承和2)年に空海が入定し、
藤原三守も没すると、綜芸種智院の存続は困難となりました。
空海の弟子の実慧らは不動産を売却して丹波国大山荘を購入し、
東寺の伝法事業のための資金に充てました。
こうして綜芸種智院は20年あまりで廃絶したのでした。
とはいえ、これで空海の理想が色あせることはありません。
そもそも平安時代の初期に、
身分や貧富の格差無く学べる学校を構想し、
「給食の無償化」まで打ち出したのです。
1200年後の現代でさえ実現できていないことを考えれば、
この発想そのものが驚くべきことなのです。
空海の教育への情熱が現れているもう一つの事業として、
『篆隷万象名義』(てんれいばんしょうめいぎ)という、
漢字辞典の編纂を挙げることができます。
綜芸種智院創設を宣言してから2年後、
830(天長7)年ごろに作られました。
6帖からなるこの辞書は、
約1万6000の漢字を542の部首に分け、
各字の見出しを主に篆書・隷書という2つの書体で示し、
音と意味を解説したものです。
言うまでもなく「日本最古の辞書」でした。
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◆2[ホームページ]トランプ再臨
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アメリカ大統領に返り咲いて以降、
トランプ氏の暴走が止まりません。
気候変動対策を進めるためのパリ条約からの脱退、
反「多様性」政策の推進などはまぁ想定内としても…
>>> 続きはこちら
http://ww35.tiki.ne.jp/~komyoin/buddhism-and-society202503.htm
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◆3[お知らせ]写経会のご案内
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◇3月21日(金)15:00〜
◇4月4日(金)15:00〜
◇4月18日(金)15:00〜
毎月2回「写経会」(しゃきょうえ)を開催しています。
「般若心経」のなぞり書き用紙を準備しています。
初めての方も大歓迎ですので、お気軽にお参りください。
◇日時:毎月第1・第3金曜日15:00〜16:00ごろ
◇場所:光明院本堂
◇準備物:念珠、筆ペン(もしくは筆・硯・墨)
※状況により「中止」となる場合があります。
自宅で写経をしてみようと思われる方は、
写経用紙をお渡しできます。
当山までお問い合わせ下さい。
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◆4[お知らせ]高野山福山別院の行事のご案内
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高野山福山別院では、下記の定例行事を予定しています。
◇毎月20日 18:30〜 逮夜(たいや)
◇毎月21日 13:30〜 月並御影供(つきなみみえく)
弘法大師ご入定(にゅうじょう)の日が21日であることから、
毎月21日に行う法会を「月並御影供」といいます。
月並御影供は法会の後、近隣の寺院方による法話があります。
月並御影供の前夜に行う法会を「逮夜」と呼びます。
◇4月21日(月)13:30〜 正御影供(しょうみえく)
「正御影供」とは、弘法大師ご入定の旧暦3月21日に近い、
新暦4月21日に行われる法会です。
庭の儀式の後「中曲理趣三昧」という華やかな法会を行います。
※高野山福山別院
住所:福山市丸之内2-4-26
電話:084-923-3842
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◆5[お坊さんの日常]地鎮祭
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このお彼岸明けに、
「地鎮祭」を勤めることになりました。
ふつう地鎮祭といえば神職さんのイメージですが、
真言宗にも地鎮祭にあたる「土公供」という作法があります。
土地の神様である「地天」を本尊とし、
計画地の中央と東西南北にそれぞれ穴を掘って、
導師が作法をしながら米や五穀、五宝などの供物を投じます。
私にとっては初めての経験なので、
「幣帛」や「紙銭」など慣れない準備にそわそわ。
果たしてこれで合っているのかと、
何度も書物を確認しています。
弘法大師は高野山を開創する際、
「土地の神々にこの地をお借りするのだ」
という意識から最初に御社を建立して祈願し、
神々の許しを得た後に仏堂を整備していきました。
私もそんな気持ちで地天を供養し、
工事の無魔成満をお祈りしたいと思います。
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[高野山真言宗 遍照山 光明院メールマガジン]
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◇発行開始:2014年1月20日
◇発行頻度:月1回程度、不定期
◇発行責任者:光明院 住職 坂田光永
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