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はなのはね思い出ノート

思い出ノートもくじ
 

岩手浪漫
岩手の
ロマンティックな風景を
01年10月〜


岩手県




































岩手県に、1年半だけですが、住んでいました。
海がきれいで、静かで、人が優しくて。



夏虫山の夕暮れ
(大船渡市三陸町越喜来)
奥羽山脈の方角に沈む夕陽。三陸に引っ越してすぐの秋、
すすきの咲く山道をのぼって。なんともじんときました。
それまで3年半、横浜でもとりわけおしゃれと言われる地区に住み、
とっても都会的な生活をしていたので、この、あまりに静かな夕陽を見て、
なんだかすごいところに来ちゃったなあって。
でも、周囲の人に恵まれ、岩手のゆったりした自然の中、
すごく楽しくて充実した日々を過ごすことができました。

さて。越喜来と書いて「おきらい」と読みます。読めない・・・。
岩手には「?」な地名がわんさか。
越喜来のとなりの地区は綾里と書いて「りょうり」だし、
合足と書いて「あったり」。
遠野あたりになると附馬牛が「つきもうし」とか
六角牛が「ろっこうし」とか・・・アイヌ語の名残が感じられます。
〜ウシ、という語尾はアイヌ語のものですよね。北海道に多いです。
岩手は、とっても、みちのくです。


夕暮れの越喜来湾
宮城県牡鹿半島に始まる三陸沿岸はいわゆるリアス式海岸。
海へ山がせり出したような急峻な岬が入りくんだ海岸がひたすら続く
独特の地形は、天然の良港と言われ、
気仙沼、大船渡、釜石、宮古など有名な港町がたくさんあります。
ここ越喜来はそんなひとつ。
おおきな港ではありませんが、ホタテの養殖などが盛んです。
夏虫山という、越喜来の名所から海を望むと、
すすきが夕陽に染まって真っ赤でした。


夏虫山、いよいよ陽も落ちて・・・
紫色の残照がきれい。
夏虫山の山頂付近は放牧が盛ん。
昼間は、黒毛和牛が悠々とあるいたり、寝てたりしています。
牧草地なので、こうして写真にとるとまるで北海道?


白浜
(大船渡市三陸町綾里)
小さな浜辺で釣りをしている人がいて。なにが釣れるんでしょう。


箱根山から
岩手にも箱根山があるのです。場所は沿岸南端の陸前高田市。
展望台があって、海を見渡すことができます。
いちばん向こうに見えるのは綾里崎です。


デンデラ野
(岩手県遠野市)
柳田国男が遠野出身の佐々木 喜善から聞いた
遠野に伝わる民話をまとめ、「遠野物語」として世に送り出したことから、民話の里として知られることとなった遠野。
カッパ淵など、いまも言い伝えにまつわる場所が多く残る。
デンデラ野は、その昔姥捨て山だった場所だというところ。
人里はなれた山裾で、すこし、寂しい感じ。


獅子座流星群
極大の日、綾里崎で、空から降り注ぐかのような流星群を見ました!
写真右下に明るく光っているのは漁船の灯り。
漁り火もまたきれいなもの。
流星群の写真をもっと見る
(大きな写真を何枚か別ウインドウで表示します)


種山高原
(岩手県江刺市、住田町)
宮沢賢治が好んでたびたび訪れたという種山高原は、
奥羽山脈を西に望む静かでロマンティックな場所。
近くに「遊林ランド種山」という住田町営の入浴施設があり、
私はとても気に入っていて、たびたび行きました。
友人や家族が遊びに来ると連れていったり。
「遊林ランド種山」は、お風呂はそんなに大きくないのですが、
浴室全体にヒノキをふんだんに使っていて、安らぎムードいっぱい。
サウナもあるし。露天風呂はないけれど、窓が大きいので、
山を眺めてのんびりお湯につかることができ、開放感があります。
休憩室なども完備、館内はきれいです。
展望室(無料)から周囲の風景を眺めるのもよし。
食堂では、ジンギスカンやお蕎麦、ヤーコンなど
地元の食材を使った料理が美味しくて、値段も良心的。
数時間のんびりできます。
江刺市営の越路スキー場でスキーをして、
帰りに遊林ランド種山でお風呂、というのが
岩手に住んでいたころの、冬のお気に入りパターンでした。
遊林ランド種山のホームページはこちら

岩手のコトはもうすこし増える予定。
写真を整理するなどしてます、気長にお待ち下さい。


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