高橋美紀さん関連資料
ここではシーラ様の声を担当された高橋美紀さんがシーラ様に言及しているテキストを紹介していく。ただし、これは自分が「たまたま」見つけた範囲に過ぎない。特に昔のアニメ雑誌は飛び飛びにしか集めていないので、抜けがあるのは間違いないと思う。新しいものを見つけたら、随時、追加していきたい。
アニメック 1983年11月号
高橋 私はアニメのアテレコは始めてだったので、やっと二回目が終ったところです。もうアテることに勢一ぱいでマイクの前に立つとガタガタふるえてしまってやりなおしばっかりです。でもこれからも一生懸命やっていきます。ナの国の女王ということなのでかわいいだけではなく芯のしっかりした女王様を役作りしてがんばりたいと思います。二回目の録音はわりとセリフが少なかったんですけれどアテることに一生懸命で全然余裕がないんです。でもすごく楽しいのでがんばりたいと思います。
これは『ダンバイン』に出演する女性声優による座談会なのだが、高橋美紀さんの発言はこれだけ。誤字は原文のまま。文法が微妙に変であるのは口頭だからしかたないにしても、テキスト化の際に文意を変えない範囲で直すとかはしないのだろうか。せめて句読点の位置を工夫するなり、漢字を増やすなりして読みやすくすればいいのに……。
シーラ・ラパーナ 高橋美紀(同人舎)
一見、おとなしい女の子のようですが、実はナの国を支配する女王様なのです。ショウと共に一生懸命戦います。見守って下さいね。
こちらは設定画に添えられた一言コメント。
月刊OUT 1984年9月号
シーラは人生観を変えるほど印象に残ってる
OUT 初レギュラーの「ダンバイン」ですが……。
高橋 初めて受けたオーディションだったんです。チャンスというよりも、オーディションというものを1回経験してみようと思って受けたんです。
OUT 初めてであがりませんでしたか?
高橋 もう、カチンカチンにあがりましたけど、まわりの人には、何であんなに落ちついてやれるのって言われました(笑)。
OUT 度胸がいいんですね。
高橋 いいんですよね(笑)。開き直っちゃって、今やらなきゃいけないんだなって思うと、わりとドキドキしていても表には出ないタイプなんですよね。
OUT シーラはどんな設定だったんですか?
高橋 17歳のナの国の女王で、過保護に育てられたお姫様じゃないですからね。わりと気が強くて、責任感も強くて、難しいキャラクターだっていう説明を受けました。オーディションを受ける前だったので、もう、とうてい私にはダメだなって思ってました(笑)。
オーディションは地のままでしたから、ちょっと気弱だったんですね。決まった時に、強い所は強く言えるような女王なんだから、そのつもりでやって下さいって言われました。
OUT エルフィノの役も受けたんですね。
高橋 そうです。シーラは低めに落ちついた感じでしゃべったんです。エルフィノは、あゆみちゃんじゃないですけど、わりとキャンキャンやりました。
OUT どっちをやりたかったんですか?
高橋 オーディションが終わって、ダメだなって思ってから、どちらかっていうと、シーラをやりたかったなって思ってました。
OUT シーラはどんな女性だったんですか?
高橋 何しろ強い人だったですね。まだ17歳の女の子なんですけれど、か弱い所も持っているんだけれども、表に出さないで、本当に強い人だったなっていうイメージですね。
お姫様なんだけど、女の戦士だったなっていうのをすごく感じましたね。戦いの中で生きて、死んでいったっていう……。
OUT 自分と比べたりしませんか?
高橋 ありました。シーラの行動一つ一つが、私だったらこんなに強くはなれないなって思いました。
OUT シーラがのりうつったりして(笑)。
高橋 それがあるんです(笑)。劇団のレッスンをさぼろうかなって思っても、これではいけないって思ったりして(笑)。「ダンバイン」をやっていた時には、すごくそれを感じました。何か、シーラのイメージと自分の生活がだぶっちゃう所があって、いやに強くなったりしてね。
人生観も変わったんですよね。シーラと出会って、こういう女性もいるんだ。表に出さなくても、強さを持っている女性になりたいなって思いました。
富野さんもおっしゃってるんですけれど、イメージが本当に“白”っていう感じなんですね。人の心の美しさの象徴としてシーラを出したというお話を聞いた時、本当にそうだと思いました。
高橋美紀さんのインタビュー記事。シーラ様に関係する箇所をすべて引用したので異様に長くなってしまった。「人の心の美しさの象徴」というのが嬉しい。
月刊ニュータイプ1985年6月号
「最初の役としては、本当に素敵な役でラッキーでした。ごく最近のキャラクター人気投票でも、ベストテンに入ってたそうなんです。すごく女性の強さと優しさと、女王としての気高さを持ち合わせたシーラは、私にとってかけがえのない存在。シーラの人気の何パーセントかが、私の演技だと思うと嬉しいし、忘れることのできないキャラクターです」
高橋美紀さんに対するインタビューから抜粋。ここで触れられている人気投票だが、「第2回日本アニメ大賞・アトム賞」のことだろうか(アニメック1985年5月号によると、女性キャラクター部門でシーラ様が9位になっている)。
高橋美紀さんのブログ(2005年11月3日)
シーラに逢ってきましたぁ!!!!
なんだかまだ興奮が冷めない感じです★
穏やかな中にも、凛とした強さを持つナの国の女王シーラ・・・。
そんな彼女を演じている時の幸せすぎる感覚に、
私はやっぱり彼女を心底愛しちゃってるんだと、そう確認してしまった収録でした。
たとえ禁断の恋だとしても、もうそんなこと関係ない・・・そんな勢いです★
そうそう、作品名の発表のOKが出たので言いますね!!
それは、バンプレストさんから発売されるPS2ゲームの
「Another Century's Episode2」通称A.C.E.2 です★
ガンダムとかエルガイムとかナデシコとか・・・
その他いろんなロボットアニメのキャラが出てくるんですよ!!
声優さんもベテランさんがいっぱい★
こんな作品に出られるなんて、本当に幸せです♪
「1」にもシーラは出てきましたが、「2」ではシーラも積極的に戦闘に加わって、
すご〜く熱いストーリーになっています★
全身全霊で演じてきました!!
どうぞみなさんシーラと共に戦ってくださいね!!!
収録が終わって最後のご挨拶の時に、製作のスタッフの方が
「やっぱりいいですね〜」って笑顔でポツリとつぶやいて下さいました★
そのつぶやき方がなんだかとってもとっても嬉しくて・・
思わず「ムフフ★」ってにやけちゃいました(笑)
またいつか・・・シーラに逢えるといいなぁ★
それでは、また明日ね★ 今夜は興奮で・・眠れるかなぁ?
公式サイト内の日記から抜粋。一部に半角カナがあったのでそこだけ全角に直している。しかし「いい人だよなあ」と思う。
ファンクラブ会報 vol.51
幸せなことに、またシーラを演じる機会に恵まれました★
このゲームの「1」にも出演させていただいたし、他の作品でもシーラを演じてはいるのですが、何度演じても、シーラを演じるときの身の引き締まる想いは…すごいです。他のキャラたちは「また逢えたね★」って気持ちだけど、シーラの場合は、「また演じさせていただきますね」っていう感じ。私の中の彼女を尊敬する気持ちは、あの頃と少しも変わっていないんだと気づかされます。収録の前の日は、なんだか落ち着かなくって、夜もなかなか寝付けませんでした。緊張ではなくて、気持ちの高ぶりが大きくって。でも、予想通り、スタジオに入りマイクの前に座ったらシーラの目線だけになって…凛とした気持ちがあふれて、かえって落ち着いてくるのを感じました。ほとんどNGもなく演じられたのは、それだけ私を夢中にさせることができるシーラの力だと思います。
収録の前に、声を思い出すために用意されたシーラの場面のダイジェストを観たのですが、これだけ長い時が経って客観的に観ると、不思議なものですね。反省の気持ちばかりになってしまう私には見えなかった、シーラの違った魅力まで感じてしまいました。23年の時を越えて触れたそういう気持ちを抱けるのは、下手なりにも、ちゃんと心を通して演じようとしていたからじゃないかって思います。いつ逢っても、シーラは私に色々なことを教えてくれる★
そんなシーラと、また再会出来ることを願って……★
これも上と同じく『A.C.E.2』に出演した際のもの。実は自分がファンクラブに入った時期は非常に遅いので、これ以前に発行された会報は所持していない。もしかするとこれ以前にもシーラ様についての発言があったのではないかと思うが、確認できないのが残念だ。
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