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ガラスの持つ、透明度と輝き吸い込まれるような透明な肌を活かしたガラスペン

見るだけで嬉しくなる!

触れるだけで愉しくなる!

使うたび豊かになれる!

ガラスペンは、そんな魅力を持っています。
いつもと同じ日常の生活の中に、少し、心が豊かになれる時間が生まれます。

ガラス独特の、透き通る硬さと、落とすと割れてしまうとう繊細な美しさは、持つだけで、丁寧に言葉を選んで心持ちゆっくり書く・・・そんな気持ちにさせられます。

何の気なしに、ガラスペンを手に取り、インクをペン先に吸い上げ、紙の上を走らせはじめると、文字を書くのが楽しくて、ついつい長い時間ペンを握り続けてしまいます。

万年筆がお好きな方でしたら、ガラスペンにもきっと、興味をもたれたことがあるのではないでしょうか？

ガラスペンを探すと、かつてはたくさん作られ、日常的に使われていたていたガラスペンも、今では身近で入手する事は難しいことがわかります。すでに、便利なペンに筆記用具の役目をバトンタッチし、今では工芸美術品としての立場を取っているように感じます。

現在、生み出されているガラスペンは、優れた職人の手によって、繊細なひねりや装飾が施された美しい芸術品のようなガラスペンが中心です。日本で目にするガラスペンの多くは、日本の職人の作ったものか、独特の形や大きさを持ったイタリアから輸入されたベネチアガラスの製品だと思います。

今回、萬佳から、日本の芸術的なガラスペンともベネチアガラスペンとも異なった風合いを持つ、中国の伝統的なガラスペンをご紹介させていただきます。

私たちが、中国でこのガラスペンを作るにあたって大切にしたのは、

１、ガラスペンならではの書き味とインクの吸収(インク昇りの心地よさと、筆記字数）

２、最初に作られたガラスペンのデザイン！瑠璃水筆のツルンとした握りのデザインをその
　　ままに残すこと。実用性を考えインク止めのガラス玉は採用すること。

３、実際に使う筆記用具なのだから、手にしたとき心地よい肌触りであること。
　　（溝やひねりを入れた美しさより、手にしたときのガラスの質感を重視）

４、ガラスの透明感とともに、素朴な濁りや気泡が残ること。

５、シンプルでいつまでも愛用できる美しさを持つこと。

中国伝統のガラスペンにこだわった、萬佳のガラスペンは、丸みを持った曲線で仕上げですので、
温かみと奥行きを感じさせ一種独特の雰囲気を醸し出します。

さらに、実際手にしたときのガラスならではのツルンとした肌触りと、適度な握りやすい太さは実際に
使っていただける、美しいガラスペンと感じていただけます。

何回も作り直し、多くの人に試してもらい、作り上げたサイズと形です。
きっと、太く握り易いのに軽いと感じていただけます。

１９世紀に中国で作られていたガラスペンなどを見ていただければ、きっと、ご紹介させていただく
ガラスペンの面白さを感じていただけるかと思います。
中国のガラスペンは（珍蔵　墨水筆　万年筆の本）等を見ていただければ、中国の万年筆の歴史の
中に画像が出てまいります。

すでに、中国でもガラスペンを作る工場はなくなり、中国国内でも見つけることが出来なくなりました。
当社も製作にあたり、かつて作っていた所など、多くまわりましたが、ガラス関係の工場の多くは、光
ファイバーの製造工場に変わっていたり、時代の流れを感じさせられました。

日本からも、中国からも姿を消していくガラスペン・・・是非、使って見たいな・・と思われる方はこの機
会に購入ください。

ガラスペンはペン先のいくつかの細い溝にインクを吸い上げて、筆記距離は意外と長くかけます。
ペン先の太さについては、一つ一つ手作りですので、微妙に違います。
もちろん、軸の柄も手作りですので、少しずつ微妙な違いがございます、ご了承ください。
書ける字の太さは、万年筆でいうと細字から中字のあたりです。

吸い上げの溝の数は１１本です。このあたりも、かなりのこだわりを感じていただけると思います。
ペン先をインクに浸けた時、インクが溝を登って来る様子は、まるで生き物のようです。

使った後に簡単に水で洗えば、すぐに、違った色のインクで使用出来る楽しさも、ガラスペンの魅力です。

机の上や便箋の上で、ガラスペンを光が透過して、机の上に美しいシルエットが浮ぶ様子もとても素敵
です。

価格も手ごろですし、とても美しいものですので、プレゼントそして、使われるにもよいかと思います。

お店などで、置いて販売してみたいとお考えの方なども、お気軽にお問い合わせください。

万年筆、同様、卸販売も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。