新鮮
小泉内閣が発足して驚異的な支持率を得ています。
前任者が最悪だっただけに、当たり前のことをしても新鮮に写ってしまうようです。
長い年月の間に腐り切った自民党は、21世紀には消滅するであろう、
と私は予測していました。
ところが、自民党の内にありながら自民党と闘う姿に、
社会の閉塞感を打ち破ってくれる期待が生まれました。
闘う相手が腐敗した政治家とともに腐敗した官僚であることも好感が持たれます。
伏魔殿は外務省だけではないでしょう。
冷酷非道な厚生労働省の官僚が、己の怠慢と失態を顧みず、
ハンセン病訴訟に控訴を主張していたのに対して、
それを退けた態度は賞賛に値するでしょう。
心優しい丸山博士が、横暴で傲慢な厚生省官僚に、
どんな辛酸をなめさせられてきたことでしょうか。
そして、20世紀の闇の中に葬り去られてしまった丸山ワクチン。
ハンセン病患者が生んだ赤ん坊をその場で殺すことが正当化された、
恐ろしい時代だったのです。
危険な思想を内に秘めていることだけは心に留めて、
現総理を陰ながら応援したいと思います。
純ちゃんを信じたワイがアホやった (2004年の後悔の句)