Windows 98SE の全盛時代に購入した富士通(Mustek)のスキャナ 1200CUB を
Windows Vista Home Basic で動作させることに成功して気を良くしたので、
定評のある OCR フリーソフト SmartOCR Lite を Windows Vista Home Basic で
動作させることに挑戦することにした。
1200CUB に Windows 98 用の OCR ソフトが付属しているが、
これを Vista で動作させることは、
さすがにハードルが高過ぎると思ったからである。
SmartOCR Lite は、下記のサイトからダウンロードできる。 SmartOCRLite107.EXE のアイコンをダブルクリックすることで、 インストールが開始する訳であるが、 「.NET Framework バージョン 1.1.4322 を必要としますが、今すぐ取得しますか?」 というようなメッセージが出て、すんなりとは事が運ばない。 .NET Framework のバージョンを確認する方法が書かれたサイトがあるが、 何やら面倒なことが書かれている。 「今すぐ取得しますか?」のダイアログで、「はい」を選択すると、 IEが立ち上がって、ダウンロードのサイトに跳ぶが、 色々と沢山あって、どれをダウンロードすればいいのか分からなくなってしまう。 結局、ダウンロードする必要があったのは、 「.NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ」と 「.NET Framework Version 1.1 日本語 LanguagePack」と 「.NET Framework 1.1 ServicePack 1」であった。 ファイル名は「dotnetfx.exe」と「langpack.exe」と「NDP1.1sp1-KB867460-X86.exe」 の3つであった。 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=04DBAF2E-61ED-43F4-8D2A-CCB2BAB7B8EB&displaylang=ja http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=A8F5654F-088E-40B2-BBDB-A83353618B38&displaylang=ja Windows が立ち上がるときに、Vista 特有の落とし穴に出くわす。 いきなり「あなたが開始した操作か?」というようなメッセージが出てくる。 怪しいメッセージなので、うっかりキャンセルしてしまうと、 インストールに失敗してしまうことになる。 ここで続行すれば、「.NET Framework バージョン 1.1.4322」の インストールが終了して、やっと SmartOCR Lite のインストールが可能になる。 ここまで準備しておいて、前に解凍しておいた SmartOCRLite107.EXE のアイコンを ダブルクリックすることで、ようやくインストールが出来るようになる。 そして SmartOCR Lite は、Windows Vista Home Basic でも問題なく動作した。 とりあえず Vista で動作させることに成功したが、一筋縄ではいかなかった。 【 要点 】
ここに記載した内容は、後で思い出して綴ったものです。 この通りやって、必ずしもうまく行くとは全く保証できません。 マネされるときは、あくまで自己責任で、慎重に操作してください。 |