こっそり始動！コリドラス繁殖計画を追え！

プロジェクト×（バッテン）企画
「こっそり始動！コリドラス繁殖計画を追え！」

＜注＞現在進行形です。
本当に繁殖をお考えの方はそれなりのページに行くことお勧めします。
あくまでもネタです。（ちょっとは本気！）

　ここら辺で一発企画ものをやってみようと考えた。ビギナーのビの字にもなっていないこのドンゴラスけ林が熱帯魚の繁殖を試みようと言うのである。増殖ではなく繁殖である。私の水槽を見たことがある人なら、そろってこう言うだろう。「無駄なことはやめておけ！魚に迷惑だ！」・・・・しかし、私は立ち向かう。たとえ、それが困難な道のりであろうとも！
チャーン♪♯チャーン♪（中○み○き風）
　これこそプロジェクト×（バッテン）

　このプロジェクト×（バッテン）では、私の繁殖の経過を逐一載せていこうと思う。従って、物語の結末が、ハッピーエンドになるかバッドエンドになるか、全く分からない（可能性的にはダメになる方が高いのだが・・・・だから×ね）。しかし、成功させようという気持ちはある（たぶん）。だから、温かく見守って欲しい。

　さて、今回、繁殖させようとする熱帯魚はコリドラスである。コリドラスのうち黒コリにターゲットを絞ってみたい。なぜか・・・・・それは簡単そうだからである！

　まずは、情報収集である。孫子の兵法書に「彼を知り己を知れば百戦危うからず。彼を知らず己を知れば一勝一敗す。彼を知らず己を知らざれば戦うごとに必ず危うし」とある（彼を知りて己を知っていないばあいはどうなるんだ・・・・）。したがって、敵であるコリドラスの情報を集めることにしよう。

初日の経過

２００３年
９月１８日午前

　大蔵大臣に情報収集費用の予算を申請

同日午前

　即、却下！あえなく玉砕

同日午後

　国家予算をやりくりして、幾ばくかの費用を捻出！
　いざ、情報収集へ！

同日午後

　収集活動に入る。５０００円・・・・・高い！

同日午後

　場所を変え、収集に入る。

同日午後

　１００円・・・・安い！これに決定！
　（中身では選ばないのが私らしい・・・・）

同日午後

　情報の分析に入る。

　古本屋さんで、コリドラス特集をしている雑誌を見つけた。この中にコリドラスの繁殖方法が載っていたのでこれを参考にしてやってみよう。
　（参考文献：月刊アクアライフ1994年４月号　68頁）

情報の分析結果

コリドラスは魚である。

　冗談はさておき・・・・

（調査結果）

飼育数について

３６ｃｍ水槽では５～６匹
４５ｃｍ水槽では１０匹程度まで
６０ｃｍ水槽では１５匹程度
と言うことらしい。

雌雄の見分け方

雌の個体は雄に比べてふっくらとし、オスよりもひと回り大きくなるらしい。

産卵周期

一度産卵が始まると短期間のうちに、次の産卵が始まる

　この参考ページでは、Ph、硬度については、特にふれられてはいなかった。また、別の資料に当たってみよう。
　産卵が始まるまでに、産卵用水槽が必要なことが分かった。
　まず、水槽を作ろう！
　しかし、予算が下りるだろうか・・・・・

２００３年１２月１日援軍登場！

　ここしばらく放置だったコリドラスプロジェクトに頼もしい援軍が現れてくれた。
　その名もHAYATOさんである。
　HAYATOさんは熱帯魚のことに詳しいのでいろいろ教えていただいた。

教えていただいたこと。

①コリドラスの繁殖で簡単なのはコリドラス・アドルフォイだということ。
　・・・・でも、持っていません。(^_^;)

②コリドラス・アエネウスも意外と簡単であること。
　・・・・これはいます。(^O^)

③コリドラス・パレアートゥスは一応、簡単な部類ではあるけどちょっと難しいかも。
　・・・・今回のターゲットのコリ君達ですね・・・(^^;)

④繁殖について必要なのは日照であること。日照によって魚が季節を感じているらしいということ。夕日がベターである。
　・・・・今の水槽はお日様に全く当たりません。(^^;)　

⑤コリドラス・パレアートゥスの繁殖を考えるのなら硬度を上げるべし。40cm水槽に貝殻を一枚程度入れておけばOKとのこと。

⑥水槽における最適飼育数は40cm水槽で約５匹である。オス３匹にメス２匹ならベター
・・・・とりあえず黒コリ君達は５匹います。・・・性別はメスは一匹いるのは間違いないんですが・・・後は不明です。(^^;)

ということで、早速、ペットショップに出かけた。
予算？
それは飲み会ということで、予算を申請いたしました。
くれぐれもバラさないように！

水槽購入

おっ！４０ｃｍ水槽が安いではないか！
　２０００円で水槽＋フィルター付き。
即決定！

　お店の中にはいろんなお魚さんが・・・・水槽４０ｃｍなんだから、コリ君５匹だけってのはもったいないよな・・・・悪魔のささやきが聞こえてくる・・・・・
　買おうかな・・・・買っちゃえーと悪魔が肩を叩く

　しかし、
　今回は気合いの入れ方ちと違います！
　そのような甘い誘惑に負けずに、水槽だけを購入して参りました。（後、水温計を一つですね。）

水槽設置

　本来ならば、一ヶ月前から水槽をセットして水を作っておくべきなのだが・・・・
まぁ、この際、しゃーない！

とはいうものの、新しい水にコリ君を放り込めばどのような惨劇が待っているのかぐらいは分かっている。（いくら私が物を知らないといっても、これぐらいは分かるんだなぁ）

ということで、コリ君がいる親水槽から上澄みを３分の１頂戴いたしました。
しかも、今回は繁殖を目当てにしてるので底床の砂利は無し！
ということはバクテリアが・・・・ほとんどいない・・・・まずいねぇ

そこで、親水槽の水草をバシバシ引っこ抜く！
抜いた水草を多孔性の石に通して、水槽内に放り込みました。
まぁ、これで少しは大丈夫だろう・・・・ほとんど気休めですが・・・(^_^;)

この段階でお水は親水槽からもらったモノだけ・・・・水槽の３分の１程度ですね。
まぁ、ヒーターがセットできるぐらいの水量はあるわけです。
ということでヒーターと水温計をセット・・・・水温計かなり下の方についたな。まぁ、いいだろう。はっはは
以前の水槽の温度は２４～２５度、今回は少し高めの２５～２６度に設定した。
（Ph、硬度・・・そんなモンは知りません！・・・だって、そこまでうるさい魚は飼いません！というか、飼えません！）

一応、準備が整ったので、コリ君５匹をお引っ越し！

さてと、置くところは・・・・私の部屋には西日が当たる場所がない・・・・
HAYATOさんに確認したところ、朝日でもOKとのこと。
早速、朝日の当たる窓際に置いた。

うん？フィルター・・・・？
水が少なすぎてフィルター動きません！

１２月２日

とりあえず、昨日作った水槽に新しい水を加えている。しかし、その量はなるべく少な目に、かつ、ゆっくりと行った。２４時間経った時点で水槽内の水量は約３分の２。一日かけて３分の１の水を入れていった。これでやっとフィルターが動きます。
フィルターON！
グオオオオオオオオオオオオン

ちょっとうるさすぎませんか・・・・まじで

まぁ、こういう時の解決法は一つですね！
そう叩く！

バシ！

バシ！

バシーーーーん！

お！静かになった！
さすが万能の修繕方法！

１２月３日

　まさか！マジでタマゴを生むとは・・・・・
　いやー、驚きました。家に帰ってみると水槽の壁面に白いタマゴが・・・・以前にもタマゴは生んだことがあったんですが、さすがに混泳水槽だったので、２～３個あっただけでした。
　今回はかなりあります。・・・・というより、まだ生んでいます。
　噂に聞いていたけど、コリドラスの繁殖行動・・・感動もんです。あのTポジションっていうヤツですか。初めて見ました。すごいですね。
　メスのお腹から産卵管が突き出ています。卵が見えますね・・・・すごい
　生む場所が見つかると、まず口で掃除をして、それから、産卵管をこすりつけています。
　卵を産むのって大変だねぇ・・・・母親は偉大だ！
　ココで分かったことが一つあります。それは我が家の黒コリ君達・・・・オス４匹にメス１匹という割合だったことです。メス１匹に対してオス４匹が群がる群がる・・・・えらいことになっています。(^^;)

などと感動していてもしょうがないので・・・・

タマゴの隔離作業に！
　

卵の隔離

　まず用意したのが１００円ショップで購入した虫かご用のプラケース。そして、メチレンブルーに、エアレーションですね。

　プラケースに水槽内のお水を入れて、水槽の中に浮かべました。そして、それから、壁面についている卵を指に引っ付けてプラケースの壁面にくっつけました。
　いやー、コリ君の卵って意外としっかりしているのね！しかも結構な粘着力！
　と、感動していたのですが・・・・・

　産みたての卵に指を伸ばした瞬間

ブチ！ブチ！

割れちゃいました。(^_^;)

ココで教訓
産みたての卵は柔らかい！
しばらく置けば硬くなる！
ｂｙドンゴラスけ林

まぁ、取れるところの卵はあらかたプラケースに引っ付けました（当然、内側よ）。
後は、メチレンブルーを少し垂らして・・・・色が付く程度でいいらしい。

これでよし・・・・・お！？
なぜにコーヒーの中にまで垂らす？

そして、エアレーションを開始！完璧！・・・・・だよね？

１２月５日

２日経つも変化がみられず・・・・不安です。

１２月６日
（産卵後３日目）

卵の色が三種類できてきた。
白いモノ
透明なモノ
そして、黒っぽいモノ
いよいよかな・・・

１２月７日
（産卵後４日目）

いまだ生まれず・・・・

１２月８日
（産卵後５日目）

生まれました！
現在７匹・・・・でも内３匹はすでにお亡くなりになっていました。(T_T)
４匹はとりあえず元気です。
早速隔離。
うまく育ってくれるといいけどね。

・
・
更新を忘れている間に５匹生まれました
隔離した稚魚にはブライシュリンプを与えていました。

１２月20日
またまた、４匹生まれました
これで全部で１３匹です
最初の個体は体の模様が出始めています。
体の大きさも、かなり大きくなっています。

ここら辺で一区切りを！
ということで、いろいろと自己反省を・・・・

　さて、繁殖計画ですが、初めて繁殖を狙った割にはうまくいった方なのではないでしょうか。なぜなら、グッピーやプラティなどのように繁殖を望まなくても、勝手に増える・・・すなわち増殖とは違います。今回は少なくとも、繁殖ターゲットをしぼり、繁殖させることを目的として稚魚を返すことができました。この点が大きいと思います。

　まず、成功した理由から考えてみましょう。
第一に、よきアドバイザーを得たことでしょう。HAYATOさんという方がアドバイスをしてくれたことが、非常に大きな要因となっています。
第二に、繁殖用水槽を作った。・・・今までの混泳水槽では、産卵をしてもすぐに食べられてしまい、繁殖には結びつきませんでした。
第三に、環境を変えたこと。・・・こんなに早い結果が出たのは、固体の状態がよかったのもありますが、環境がかなり変わったことが一因だと考えられます。
第四に、日当たりのいい場所においたこと。・・・これはHAYATOさんのアドバイスによりますが、日の当たる場所においたことがよかったのだと思われます。

　次に、反省点を挙げてみます。
１．卵の孵化率が低かったこと・・・・今回の卵は約１２０個ほどでした。それに対して、稚魚としてふかしたのが、１３個体・・・約１割の確率です。この低孵化率の原因はカビが原因だと考えられます。HAYATOさんからのアドバイスにも白くなった卵は早めに除去するようにとあったのですが、いかんせ、初心者の私にはどれが白い卵なのかの判断ができませんでした。そのため、水質の悪化、卵へのカビの付着などの要因を招いてしまいました。
　しかし、後半では、少し経験を積んだため、白い卵というのが分かるようになり、適切に除去することができるようになりました。従って、後半の産卵における孵化率はおそらく５割前後にまで上がっているように思えます。

２．エアレーションの強さ・・・・これは稚魚が孵化した後にエアレーションの水流に巻き込まれてしまい数個体死んでしまいました。現在ではエアレーションのチューブを分岐することによってエアレーションの強さを当初の約半分にまで落としました。これにより、稚魚の死亡率は０になりました。

３．最後に経験の不足ですね。・・・・こればっかりはどうしようもなかったですが、まぁ、今回のことでよい経験を積みました。

さてと、
次は調子に乗って
ネオンドワーフグラミーの繁殖でも頑張ってみようかな。

相互用サーチエンジンラブコスメティク紹介ガンプラフィギュア紹介お仕事探し性感染症(STD・性病)アフィリエイト紹介お小遣いゴジラのページレンタルサーバー比較