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海の音をききながら
黄金色の花 一面の中を
  どこまでも どこまでも歩いたね

願いごとひとつ しようと言ったら
明日があればいい、ときみは答えた

輝いて
いちばん素敵だった日に


遠い国を想いながら
船が消えてゆく水平線を
  いつまでも いつまでも見ていたね

もしも生まれかわれたなら どうする?
きっとここにいるよ、ときみは笑った

輝いて
いちばん幸せだった日に


あのときの花は今も咲いてる
黄金色にきみをつつんで
きみを守っている

 

(c)1997 Koji Yamagami

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