ライヴレポート〈1〉
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'01年5月2日、4日 山崎万理子とパスピエ(オカリナ四重奏)+山上晃司(p)
フランス・ノルマンディー 市民交流祭
5月2日:ル・アーブル、ノートルダム聖堂; 5月4日:ルーアン、サン・テロワ教会
山崎万理子とパスピエとしてもちろん初の海外公演です。畏れ多くも教会で2回のステージ。
これは、ちょっとした縁があって、東京日野市の「花野会」、山梨県白根町「南アルプス桃源郷合唱団」の合唱団2グループと、ノルマンディー在住の合唱団"Ensemble vocal Impressions"との交流を意図した合同コンサートにパスピエも参加したものです。つまり計4グループ(うち3組はコーラス)のジョイントコンサートです。
5泊7日、コンサートの合間に観光や晩餐会などスケジュールがびっちりのヨーロッパ道中でした。
ステンドグラスが美しい、ル・アーブル、ノートルダム聖堂
隣町、オンフルールはエリック・サティが生まれた町ですパスピエというグループはいつもクラシックからポップスまで幅広いレパートリーですが、今回はヨーロッパにふさわしく(^^)、古典舞曲、歌曲の編曲もの+オリジナル(メンバーの橋倉作曲!)でまとめてみました。
オカリナという楽器は日本でこそ人気がありますが、本来本場であるヨーロッパでは楽器としての知名度は低いらしく(というよりオモチャ的なイメージなのか?)、本格的な演奏を聴くのは初めてというお客さんが多かったようです。遠くヨーロッパで何だか新鮮な衝撃を与えてきてしまったようです。こちらも衝撃でした(笑)。ついでにノルマンディー地方をたくさん周遊して(でもパリには4時間しかいなかったのだ…)リフレッシュして帰ってまいりました。
ルーアン、サン・テロワ教会