Home
Among The Gum Trees ホーム・アマング・ザ・ガムトゥリーズ 〜ガムトゥリーに囲まれた家〜 1960〜70年代に“BUSH WHACKERS”(ブッシュ・ワッカーズ)というグループが ヒットさせた?カントリーミュージック。 最近になって、JOHN WILLIAMSON(ジョン・ウィリアムソン)という オーストラリアで大変有名なカントリーミュージック・シンガーが歌い再び注目される。 オーストラリアの風物・名物が盛り込まれ、 愛国心というか家を愛する気持ちがあふれていて、楽しい曲。 オーストラリア考察の入門編としても秀逸。 ガムトゥリーとはユーカリブス科の木の一種で、幹が白い。オーストラリアに多く自生。 原曲の歌詞とその日本語訳、解説をご紹介します。 |
|
Home
Among The Gum Trees ホーム・アマング・ザ・ガムトゥリーズ 〜ガムトゥリーに囲まれた家〜 |
|
原曲歌詞(英語) |
日本語訳 |
I've been around the world |
世界中を数回 いや、多分それ以上多く周り 違った国々を訪れ、 僕は、いろいろなところを見た でも、マイト達が僕に 一番好きな場所はどこか、と尋ねたら 僕はすぐに答えるさ ガムトゥリーとプラムに囲まれた家がいい、 そこには 1、2匹の羊とカンガルー、 裏庭には物干し台、正面にはベランダ、 そして、古い揺り椅子をひとつくれ、と。 キッチンでは、ローストかベジマイト、 それか、トーストを焼いてる僕を見るだろう。 君と僕と、紅茶を飲み。一息入れよう。 ポーチ(玄関先)に出て何か話そう、 ポッサムたちが庭で遊ぶのを見よう。 街角にはセイフウェイ、 通り沿いにはウリーズ。 新しい店が開き、 そこではとても美味しいものが食べられる。 でも、そんなところへは明日行くとして、 今日は、クッカバラの声が聞こえるブッシュの中の ポツンとした隠れ家でのんびりしよう。 フェンスに囲まれた家が好きな人もいるし、 立派な大邸宅に住む人、 地下に住む人もいる。 でも、僕は、 ウサギが駆け回り、 カボチャの蔦が茂る そんなブッシュが大好きなんだ。 |
解説 この曲の全体の意味としては、 とにかく、 世の中には、にぎやかで便利なところもあるけれど 自分は、 ブッシュにあるガムトゥリーに囲まれた自分の家がとても好き、 そういう曲です。 MATE オーストラリア英語で相棒、友達、の意。 関係の浅い深いに関係なく互いにこう呼び合い、 しばしば個人名の変わりに使われる。 応用形:COMBER,DIGGER GUM TREE ユーカリブス科の樹木、幹が白い オーストラリアに多く自生する。 VERANDAH 家の庭などに面する長いひさし付きの場所 涼しく快適 ROCKING CHAIR 体重移動により前後に動く木製の揺り椅子で 家の玄関先などに設置される。 VEGEMITE 野菜等をイースト菌で発酵してつくられる オーストラリア名物の塩辛いペースト。 ジャムのようにパンなどにぬって食べる。瓶詰めなどで売っています。 オージー(オーストラリア人)には「私はこれで育ったんだよ」という人の多い国民食。 日本で言えば納豆のような感じ。 以前、とんねるずの「みなさんのおかげでした」食わず嫌い対決コーナーで オーストラリアの水泳選手イアン・ソープが これをおみやげ持ってきていました。 SAFEWAY オーストラリア東部で勢力のあるスーパーマーケット WOOLLIES WOOL WORTH(ウールワース)という アパレルから食料品まで揃っている有名スーパーの愛称 KOOKABURRA 「クワカカカカ・・・」と鳴く鳥、カワセミの一種。 笑いカワセミ、とも。 BUSH 広い野原のこと。この言葉なしに中央オーストラリアは語れない。 何もないところ、といった意味が含まれる。 MIDDLE OF NOWHERE、とも呼ばれる。 これは、どこなのかわからない場所の中心、といった意味。 |
|
マウントオルガ&エアーズロック麓巡りと シャンパンサンセットツアーに戻る |
|
はなのはねホーム | |