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思い出ノートもくじ |
冬の相馬 vol.2
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手の沢ため池
カモを見に行こう、という幹事に案内されて来てみたら、 あらほんと、カモだ、カモだ、白鳥もいるよ〜。 案内板によれば、江戸時代享保年間に築造されたという潅漑用のため池で、貯水量341,000トン、潅漑面積70ha、毎年冬になると白鳥が飛来。
カモ!
車を降りたときには、「あ、ほんと、カモだ〜」くらいの 感想が、ちょっと歩いた先で劇的に変化。 「う、うわっ、うわ、カモ!!!!」。もう大変、岸が、カモのコロニー状態。 まだ子供だと思われるカモの多いこと多いこと多いこと、 うじゃうじゃうじゃうじゃ、グェグェグェグエ鳴いちゃって、 すごいんだから。 ずん ずん ずん!
こっち向いて〜 カモって可愛い。カモメとか、近寄ろうもんなら睨みつけるくらいの顔をしていて、意外なほどの目つきの鋭さにビックリするけど、 カモは、なんとも、ぽよよ〜んとした顔。そんなカモにもっと近づいてみる。 毛のつやもよくてみなさんフォトジェニック。 そんなカモの可愛いお顔をパチリ、としたいのに グェグェグェグエ鳴きながらちょこまかちょこまか動いて なかなかうまくゆかず。うぬぬ・・・。夢中になっていてふと気付いたら、 私の背後にもたくさんのカモが回り込んでいて、カモにすっかり 囲まれていました。思わず「きゃっ」と立ち上がったら、 カモたちがバサバサと飛び立って、とっさにしゃがみこんでよけました。 ちょっと恐かった・・・。 手の沢ためいけ(てのさわためいけ/相馬市磯部) 場所:マピオンで確かめたら、相馬市街から国道6号を南下し、道の駅そうまを過ぎて 1kmほどで左折し、また1kmくらい行ったところにあります。 私たちは磯部地区側から行って、6号に出ました。
カニ汁!
道の駅に寄ったら水産物直売センターでこの土日に 丁度海の味まつりを開催、という情報をキャッチ。 カニ汁が無料で振る舞われるというので行きました。 会場はカニを求める人々で大にぎわい。 カニ汁配布コーナーには長い列ができ、みんな、カニ汁の煮えるのを待っています。寒い中待った甲斐があって、カニ汁にありつきました! センターでは10月〜3月の第2土曜、日曜に「海の味まつり」を開催し、 その時期の旬の魚で作った鍋を無料で振る舞っているそうで、 次回はタラ汁なのだとか。 →海の味まつりについて
そば! 幹事オススメの蕎麦屋『十割そば めんこい』にて昼食。 私は「味くらべ(780円)」を注文。 更科と田舎の盛り合わせ。更科が気に入りました。 十割にしてはそばがしっかりしてるのがホントに十割?と思わせるけど(そば粉だけで打ったそばは切れやすい)、店名にまで掲げているのです ホントでしょう。美味しい蕎麦を提供したいという心意気が感じられる、 店内がきれい、メニュー豊富、量もきちんとで好感大。 十割蕎麦めんこい/相馬市日下石字一北田562(国道6号百尺観音前) TEL:0244−36−3398
百尺観音
十割そばめんこいからすぐのところにある。 たしかに大きい。ちょっとガンダーラな気分になれます。 相馬出身の仏師「荒 嘉明」氏が諸国遊歴の後岩山を切り開き建立した。現在でも3代目が完成を目指し事業を進めている、と相馬市観光協会のホームページで紹介されています。 完成を目指し・・・?完成形はどんなものなのか、そのビジョンを知りたい ところです。いま3代目、ということはけっこう新しいわけですね。 観音を見た後、みんなともお別れ。 なぜ人と別れるときって、こう、さみしいんでしょうね。 駅まで送ってもらって、ドンブラコッコと帰ります・・・。
快速かにかにトレイン
2月12日(土)と13日(日)のみ運行の臨時列車。 JR東日本水戸支社による「冬の浜通りキャンペーン」の企画列車で相馬〜佐貫間を2往復。相馬駅14:35発。 常磐線って、案外本数が少なくて、 いわきより北へ特急で行くには仙台行きの スーパーひたちに乗らなければいけないんですが、 その場合、上野の次の停車駅は水戸。 つくば最寄りの荒川沖や土浦駅はスルー。 土浦で降りるには必ずどこかで乗り換えが必要だけど、 この列車は、相馬から土浦に乗り換えナシで帰れる! しかも快速。なんてラッキー、乗るしかない!と、 出発時に土浦で指定券まで買って・・・のわりには 自由席がガラガラで、なんだいなんだい、 指定席にしなくても余裕で座れたんだ〜。 指定席は、日帰りカニツアーの方々で賑わってました。 みんな、カニ汁食べてきたんだね。 車内にはカニのにおい。買ってきたのかな? ときどき、特急の通過待ちをして追い抜かれつつも かにかにトレインは冬のときわ路をひた走り、 気づけばすっかり陽も落ちて、18:24無事土浦駅着。 みんなと会って、冬の相馬も満喫して、楽しかった! <<<<<vol.1へ戻る |