谷中・根津・千駄木界隈、『谷根千(やねせん)』と言われるエリアを
久しぶりにてくてくお散歩してきました。
東京の下町情緒たっぷり、お散歩好適エリアです。
ぶらりぶらりのお散歩ですが、なんとなくの目的は『いせ辰』本店で
なにか粋なお買い物をしたいなあ、ということと、
根津神社の静寂の中でしばしのんびりしたいなあ、ということ。
この界隈を気ままにお散歩するなら、JR日暮里駅スタートがおすすめ。
日暮里駅から不忍(しのばず)通りに向かって全体に下り坂なので、
歩きやすく、すんなりお散歩を楽しむことができます。
日暮里駅北口を出て、御殿坂のゆるい坂をちょっとの間登ると、
『谷中せんべい』を過ぎる頃には登り切ります。
ここで1枚65円の焼きたておせんべいを一枚買って、パク!ってのもありかもしれないけど、暑いので、今日は眺めて通り過ぎただけ(>_<)
そのまま御殿坂をてくてくゆくと、小さなペットショップのある三叉路。
右が谷中銀座、左は七面坂。この三叉路を右に進んで100mも歩けば、谷中名物『夕やけだんだん』がみえてきます。何かというと、階段です。
そういえば、夕焼けの時間に来たことないけれど、坂の上から谷中銀座を見下ろす方角がほぼ真西。夕焼けがきれいに見えるのかな?
『谷中銀座』のゲートをくぐるとき、ふわり、一羽のアゲハ蝶が頭上を飛んでいった!こんなところで、アゲハ蝶に会うなんて。なんだか嬉しい。
アゲハ蝶なんて久しぶり・・・。
このあたりは路地が多くて、迷路みたい。気の向くままにずんずん路地へ
入っていって、プチ迷子になってみる・・・のも楽しい。
100mほどの谷中銀座をひやかして、『よみせ通り』へ出たら左へ。
めざす『いせ辰』まで、ちょうど半分くらいのところ。
『よみせ通り』は、これまた美味しそうなお店が並んでいます。
気になったのは、『マミーズ』というアップルパイのお店。
こんど買ってみよう♪
三崎坂(さんさきざか)へ出たら信号を渡り、左へちょっと行けば、めざす『いせ辰』。小さなお店ですが、『いせ辰』ならではの商品の数々が並び
飽きません。江戸の粋を満喫。
今回はリバーシブル巾着に一目惚れ。同柄の色違いの布が中表に
なっている巾着で、どちら側でもすきな方を表にして使えます。可愛い!
『いせ辰』は江戸千代紙の老舗。江戸千代紙そのものはもちろん、
江戸千代紙を使った紙製品、江戸千代紙の意匠を用いたふろしきや
てぬぐい、ガーゼタオル、ランチョンマットなどの布製品がどれも素敵。
ティーマット500円もお気に入り。
さて、三崎坂を再び下り、団子坂下信号で不忍通りへ出たら、左へ。
根津神社へ行こうと思います。不忍通りをJR御徒町駅方向へ400mも
歩けば、根津神社入口信号の交差点。不忍通りから、その小さい通りを
右へ入ってすぐ、左手に『金太郎飴』のお店があります。
『金太郎飴』のお店には、やさしげなおじさんが手作りする昔ながらの
素朴な飴がいろいろあります。切っても切っても・・・の金太郎飴は、
ひとつひとつ表情も大きさも違っていて、手作りならではの楽しさ。
あんず飴やあんこ飴もおいしそう!
金太郎飴を1袋買ってルンルンで根津神社へ。
木々に囲まれた境内は、ゆったりと静かで、穏やかな気持ちになれます。
根津神社でしばしくつろぎのひとときを過ごし、
千駄木駅まで歩きました。