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はなのはね思い出ノート

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根津神社

〜東京下町情緒その2〜
05年6月


東京都台東区根津



根津神社の表参道入口


楼門


唐門


拝殿


乙女稲荷神社の
鳥居たち




谷根千エリアに来たら、どうしても寄りたくなるのが『根津神社』。
下町を歩くと、なんとなくゆったり時間が過ぎているような風情に
とても心がくつろぐのですが、なかでも、ここは格別にゆったりした場所。
街の中にありながら、木々に囲まれ、都会の喧噪から隔絶された
静かで安らかな空間です。

表参道は、鳥居の赤と、あふれる木々の葉の緑がさわやかなコントラスト。
鳥居をくぐると、たくさんの緑に気持ちが安らぎます。

根津神社は日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられ、文明年間には
太田道灌が社殿を奉建したというほど由緒ある神社らしいです。
おもな建物は五代将軍徳川綱吉がつくらせたもので、色彩も鮮やかな権現造り。社殿・唐門・楼門・透塀等が国指定の重要文化財となっています。
綱吉の代の建物ですか。どおりで、香取神宮に相通ずる雰囲気が。

楼門、唐門と国指定重文の壮麗な門をくぐり、拝殿へ。
拝殿のある場所は唐門からぐるりとつながる透塀に囲まれています。
唐門の写真に透塀が写っています。門の両脇、網のようになっているのが
透塀。その名の通り、向こう側が見えるつくり。
こうした建物がひとつひとつきれいで、目にも楽しい。

さて、唐門をくぐると、なんだかにぎやか。ひとが集まってカメラ構えたり。、何かと思ったら、拝殿で、結婚式の最中でした。
花嫁さんは、黒い着物につのかくし、クラシカルでいいですねぇ。笙などの音色もまたすてき。なんだか得した気分。
こんなときに参拝すればなんだかとっても願い事が叶いそうな感じなので、結婚式見学に熱心な人々をしりめに二拝二拍手一拝する私。
かしこみ、かしこみ。
もちろん、お式の邪魔にならないよう、柏手はちいさく打っておきましたよ。

境内むかって左側には、乙女稲荷神社があります。
奉納された小さな鳥居がたくさんたくさん並んで、ここ歩くと不思議な気分。鳥居の列をくぐり抜けた後は狐に・・・なったりはしていませんでしたが、
そんなこともありそうな?
鳥居奉納は6万5千円とか。マイ鳥居を持つのもいいかも。

     >>>谷根千さんぽ
     >>>はなのはね日記:根津神社


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