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思い出ノートもくじ |
マイナスイオン |
平沢峠
「幸せの鐘」とホテルの間の細道を入り、畑をぬけてしばらく進み、
つきあたったところを右へ登ってゆくと、平沢峠があります。 駐車場が整備され、野辺山高原の眺めを楽しめる場所。 峠には、獅子ケ岩という大きな岩も。 その名のとおり、獅子のように見える岩と言うことなのですが・・・ 道路から見上げたとき、なるほど、獅子っぽいかもと思ったものの、ん? 近づいて見ると、「ここから見ると獅子に見える!」という断定がどうしてもできません。「こうかな?」「こっちから見た方がもっと獅子っぽいかも?」と、友人と二人で、獅子に見えるポイントを探し、うんうん言いながら鑑賞。 つまりは、かたちのある大きな岩、ということのよう(笑)。 どう見たら獅子になるかは見る人のイマジネーションにおおいに委ねられますので、自由に楽しむのが良いかと。 獅子ケ岩を含む岩場を登り、八ヶ岳やその周りの高原を一望。 高原はすでに秋の風、陽も暮れかかって、なんだかしっとりしたムード。 平沢峠は標高1450m、日本の分水嶺だそうです。 つまり、峠より北(西)側に降った雨は日本海へ流れてゆき、 南(東)側に降った雨は太平洋へ流れてゆく、というわけです。 そういう視点で八ヶ岳を眺めていると、感慨深いなぁ。 さて、平沢峠で、八ヶ岳にくるりと背を向けますと、野辺山の天文台が 見えます。ここは宇宙から届くわずかの電波をキャッチし、解析することで 宇宙の様子を知るための観測施設。大きなパラボラアンテナがずらりと並ぶ様子が圧巻です。 今回は平沢峠から眺めただけですが、実際に天文台へ行ったこともあります。パラボラアンテナの間を歩くの、おもしろいです。 ペンション カーリーヴィレッジ さて、ではではお宿へ向かいましょう。泊まったのは、清里にある 清里高原ゲストハウス『Curry Village』(カーリーヴィレッジ)。 お風呂がすごく良かった!! 2Fのウッドテラスに作られた気持ちのよい露天風呂があって、夜空を見上げ、のんびり・・・。何度でも貸し切り(無料)で入れて、温泉宿に来たわけでもないのに私は4回も入っちゃいました。真夜中、月あかりに浮き上がる八ヶ岳を眺めての入浴は最高でした。 露天風呂は内風呂から外へ出るつくりなのですが、内風呂も広くてきれいなうえ、お風呂まるごと貸し切れて、ゆっくり入れました。 清里高原道路
以前は清里高原有料道路という名称で有料だったのですが、2005年に償還がすんで無料になりました!
じつを言うと、八ヶ岳周辺愛好者にもかかわらず、有料の時は使ったこと無かったんです(はずかし〜)。でもでも、無料となればぜひぜひ行ってみませんと。泊まったペンションのオーナーにも、景色がきれいだから絶対行ってごらんと勧められました。 ほんと、すごく眺めのいい素敵な道路なんですね〜。なんと言ってもこの道路のクライマックスは八ヶ岳高原大橋。川俣川の谷間高く架けられたりっぱな橋で、たもとにはきちんと展望用の駐車場があります。 車をとめ、八ヶ岳の勇姿にしばしうっとり。すごく天気が良くて、晴れた真っ青な空に、高原の緑がまぶしい〜! 八ヶ岳高原大橋を渡るとき、山のあいだに富士山が見えました。
清里開拓の父、ポール・ラッシュ博士がひらいた場所。広々とした牧場の周りに、宿泊施設やレストラン、ショップなどがあります。
有名なソフトクリームをおおばり、大満足。とっても濃厚でミルキー、 甘いのに、でも不思議にさっぱりとした味わいで、おいしかった! 青空の下、緑いっぱい広がる牧場の風に吹かれて食べるソフトは格別。 300円です。 おみやげ屋さんも充実。清泉寮の新鮮なジャージー牛乳をつかったという お菓子がいろいろあって、おみやげには事欠きません。 そんなわけで、目的どおり、マイナスイオンをいっぱい浴び、 目的以上に充実した旅となりました(*^_^*) |