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  はなのはね思い出ノート vol.29
  『日本一のモグラ駅!』 2ページめ

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  JR上越線土合駅      


いよいよホームへ!


いよいよ下りホームのある地下トンネルへ!ここからは、462段の階段。
見下ろす462段は・・・一番下が点になって見えませんけれど??
こ、これホントに下りるのね、よし、がんばる!


階段の下から見上げる

上から見た階段の長さに、“がんばる!”と意気込んだけれど、
行きはよいよい〜♪長かったけれど、下りはスイスイ、ラクチン、ラクチン。
とくにしんどさもなく、下りきりました。

階段の脇に残されたスペースは、エスカレーター用だとか。
エスカレーターは作られることのないまま、岩のような表面が露出しています。
途中からは地下水が流れていて、水を流すためのものかと思ったほど。

 
駅舎への通路とホームを結ぶ階段を下りきると、


あ、見えた、あれがホームね?

いよいよホームへ!


霧が出ているかのよう

ホームはいかにもトンネル、地下鉄の駅みたいに明るくない。
空気がひんやり涼しくて、しかも、すごくしっとりしています。
湿気を帯びた白い空気でけむった坑内は、まるで霧が出ているみたい。
ほんと、ひんやり気持ちがよくて、外の暑さなど忘れてしまう!

ホームに立ち、湯桧曽方向を見る。
この方向から、越後湯沢方面行きの下り列車が入って来るわけですね。

 

しっかりライトが点いています



駅名標



苔むした感じの名所案内


ホームは階段の付近は明るいものの、そこから離れると薄暗くて。
おなじ地下でも地下鉄のホームなどはとても明るいですが、
だいぶ仕様がちがいます。
ほんと、普通の列車用トンネルの中に、いちおうホームがありますという感じ。
明るい電灯のついた待合室とトイレがありましたが、
私、ここでひとりで列車を待つのは無理です〜。
でも、他にも人がいる状況で、見学するのはものすごく楽しい♪

 
 

 


越後湯沢方面側の、ホームの端まで行ってみました。
駅舎への通路から離れると灯りが少なくなって、暗い!


ひんやりしっとり、秘密の地下基地のような地下ホームから再び地上へ。



見上げる階段、てっぺんが見えない!


 【階段ののぼりくちにある標高表示とモグラ駅の案内】

「当地下駅海抜五八三米」
ようこそ『日本一のモグラ駅へ』
この階段は、338メートル462段あります。
階段を上り、143メートル(階段24段)の連結通路を経て、改札口になります。
また、この下りホームの標高は、海抜583メートル、駅舎の標高は、653.7メートルあり、
駅舎と下りホームの標高差70.7メートルあります。
改札口までの所要時間は、約10分要します。
足元にご注意してお上がり下さい。 土合駅

ふむふむ、心して登りませんと!


さて、ふたたび地上へと歩き始めます。
462段、がんばるぞ、おー!



階段には、一段目から 1,2,3,4,5,6,7,8・・・番号がふってあります
え〜、全部番号ふってあるの?
10までは全部、しだいに、5段ごと、10段ごと、と段数の表示間隔が広がる(笑)。
そ、それにしても・・・なんだ坂、こんな坂、
ずいぶん来たな〜と振り返って、「うん、だいぶ登ったぞ」と思ったのに
段数を見たらまだ150段ほど。まだ半分も来てない〜


やっと、361段目!ちょうど真ん中まで来ました。
そこから上を見ると・・・、まだあんなにある〜


JR土合駅 下りホームへ

やっと、てっぺんが見えてきました。もうすぐ、連絡通路!

そして到着!ばんざーい、ばんざーい!

ふたたび連絡通路を渡って駅舎へ戻る途中、、こんなねぎらいと励ましをうけました。。


お疲れさまでした。
(階段数462段)
改札口まで後143メートル 階段2ヶ所で24段です。
がんばってください。 JR土合駅

はい、がんばります!


というわけで残り24段にも番号がふってあります。
ホームからの通し番号で、470段目というのが見えます。
無事のこり24段も上りきり、標高差70.7メートル、
486段の階段を往復しました。
おつかれ〜♪♪


上りホームへも行ってみました。なんとなく、青春18きっぷな気分。


駅舎にはこんな看板も♪

日本一のモグラ駅、楽しかった!!

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