今回の個展の計画が、まだ、念頭になかった 昨年の10月初め、大阪フェスティバルホールの改装記念コンサートに “大植英次指揮の大阪フィルによる
マーラー二番” の演奏があるというので、インターネット予約 (初めての体験で、予約開始30分後に かろうじて引っ掛かりました) で、チケットを手に入れました。
その演奏会の日が、2013年 4月26日(金)でした。
その後、個展の計画が浮上して、季節の良い時に・・・という事で、4月の会場の 空いている時を調べてもらったら、丁度 この演奏会の直前になってしまいましたが、成り行きで 何とかなるだろうと、楽観的に考える事にして、個展を 強行する事を決心しました。
さすがに 実際には、個展終了後、中二日で 旅に出るには、ちょっと無理な感は いなめませんでした。 ここは頑張らなくっちゃぁ〜! と、まず、絵を買って下さった方への
絵の受け渡し、たくさん頂いていた 蘭の鉢・花籠などの生花を 知り合いの お世話になった方々にプレゼントして回り、それから、「後援」 の名義をもらった
四国中央市役所と 愛媛新聞社に 『催事報告書』 を提出し、急いで連絡をしなくてはいけない 手紙と葉書を 七通書き、その後は、連絡メールの交換などと
八面六臂の大活躍の二日間をクリアして、何とか 旅に出発する事ができました(苦笑)。
さすがに ホテルに着いた途端、昼寝をしてしまいましたが〜〜〜〜〜
これは 瑞来さんの希望で、演奏会の前に 法隆寺 夢殿の 『救世観音』 が、年二回 春秋の御開扉の期間に当たるので、それを見るために 法隆寺まで足を延ばしました。
広大な寺院の敷地でしたが、修学旅行の生徒達、団体旅行の車がひっきりなしでした。
肝心の 『救世観音』 の御開扉は、光が不足していて 細かい表情を読み取れるというほどの明るさではなくて、瑞来さんは 「けち!」 と毒づいていました(笑)。
それから、本命の “マーラーの二番” は、まあまあでした。 瑞来さんは、「パイプオルガンが付かない マーラーの二番は、ちょっと “サギッポイ”
よなぁ〜」 と つぶやいていましたが・・・。
演奏会の後の 4月27日は、JR大阪駅北口の再開発施設 『グランフロント大阪』 のオープン(4月26日)の直後で、これまた、大阪駅構内は、ものすごい人出の波と、膨大な数のガードマンさんに
ビックリしながら、私達は、少し騒ぎから蚊帳の外の 駅のデパートで お土産を物色して、帰途の新幹線 “さくら”(意識して指定券購入(笑)) に乗って帰宅しました。
それから、私にとっては “陰の主役 ”の食事の“運”は 「良」 で、これは 旅の楽しさの大半を占めるものなので、無事、めでたしめでたし の旅でした。