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June 16 WarBirdsの新バージョンv2.01r1がリリースされた。ネットでのH2H対戦も問題なくできているし、なによりもWindows版ではすでに実現されていたオフラインでのドローン撃墜が可能になった。さらに、念願のマウスカーソルも飛行画面では消えるようになったが、これは途中でマウスをいじるとカーソルがすぐに画面に出てきてしまうようなのであまり意味ないかも(笑)。

ファイルは、ftp://icigames.com/pub/wbfiles/macintosh/からダウンロードできるので、興味のある人は頑張って落とそう。


Flying Circusのデモがさらにバージョンアップ! WWII SFと同じようにカスタムペイントがサポートされるようになった。うちは何故か3dfxボードがご機嫌斜め(笑)で試していないのだが、好きな人は頑張ってオリジナルな機体を作ってほしいもの。

June 5 期待通り(?)にリリースが遅れているHKTCP/IPパッチに関する情報の続報。

どうやらパッチのリリースはまた延期されそうだ。なんでもVoodoo2 for Macが近々リリースされるらしく、GSCではその対応を済ませてからパッチをリリースしたいらしい。これでまた数カ月は先送りということになりそうな気配だ。ちなみに、Mac用のVoodoo2ボード自体は6月中には発売される模様。うれしいことに、Voodoo2はその特性上、速いCPUが要求され、遅いCPUのマシンで使用した場合にはVoodoo1よりも能率が悪いそうだ(笑)。要は金次第って世界だな…。


Flying Circusのデモは、ホンの少しずつではあるけれど、その都度中身がバージョンアップされている模様。一番最近落としたデモでは、TM関係のバグが修正されており、スティックのトリガーで機銃が撃てるようになっている。また、飛行特性も若干見直されているようで、エンジンを絞ったときの速度低下がハッキリするようになった。

May 30 Terminal Realityというメーカーが、MSFS(Microsoft Flight Simulator)に対抗すべく民間航空機シム「Fly!」を開発中らしい。

このシムはWindowsとMacの両プラットフォーム対応で、年末に発売予定とのこと。登場する機体は、単発および双発のプロペラ機と小型ジェットで、すべての機体のコックピットと飛行特性があますところなく再現されるというのが売り文句だ。どうやら、実機の飛行訓練にも使えるぐらいの精密なシミュレーションを目指しているらしい。もちろん、初心者向けモードも用意されているらしく、たまにはこういう敵機やミサイルが飛んでこない平和なフライトシムでのんびり遊覧飛行っていうのも悪くないかも。


大方の予想を裏切ることなく、GSCは依然としてHK for MacTCP/IPパッチをリリースしていない(笑)。ところがある日、GSCのBBSを見ていたら、HKに関するユーザーからの要望に対して、「もうHKでバグフィックスや仕様変更を行う予定は無い。例外はMac版のTCP/IPパッチだけ」という旨の回答をGSCスタッフが書いていた。これってつまりは、GSCとしてもちゃんとTCP/IPパッチをリリースするつもりなんだということなんだよね(笑)。来月ぐらいには出ると良いねぇ、パッチ…。
Bullseye Softwareが「Flying Circus」の早期購入予約者を対象にEarly Bird Specialというプログラムを開始した。

これは人数限定のサービスで、今から購入希望ということで代金を支払うと、ベータ版のバージョンが更新されるたびに、無償で入手して、他の人よりも早く楽しむことができるというもの。現段階のベータでは5人までのネット対戦が可能らしい。また、正規価格より10ドル安く買えるとか、ゴーカートゲーム「HotCarts」がバンドルされてくるという特典がある。早いモノ好きの人は是非挑戦してみてほしい。ちなみに製品版は今夏後半に発売予定で値段は65ドル(送料込み)。

Bullseye Softwareの作品は、大手ソフトメーカーの製品に比べると地味だけれど、とてもMacらしい味のある佳作を出しているので頑張ってもらいたいと個人的に思います。


WarBirdsマイナーバージョンアップが今週までにリリースされる予定だったらしいけど、いまだに出ていない模様。何か問題でも起きたのか?

May 16 久しぶりにネットサーフィンをして、興味深いニュースをいくつかゲットしたので紹介。
まず最初は、GSCBBSに出入りしている情報筋から入手したもの。それによれば、遂にあの待望の「TCP/IP対応パッチ」がリリース間近となった模様だ。非常に楽観的な予測によれば、今後1週間前後で公開されるというから、悪くみても1〜2カ月でリリースされるのではないだろうか(笑)。このパッチではMac版のみがバグフィックスされていなかったFLIRに関する修正も行われているらしい。まぁ、あまり期待せずに待つのがよろしいかと…。
さらにHK関連のニュースがもうひとつ。以前にも紹介したGTTが遂にBlue Angels仕様の3dfxアドオンテクスチャを発表した。これは同社のシェアウェア「Camo Commander」登録ユーザーに無料で提供されるBonus Pack 3に入っている。HKのマッピングタイルの特性上、完璧な再現はできていないらしく、GTTとしては製品化を見合わせていたらしいが、ベータテストにおいてあまりにも好評だったために、オマケとしてリリースすることに踏み切ったらしい。ちなみに、Camo Commanderの登録費用は15ドル。Mac対応ファイルも出ているので、3dfxボードを持っているユーザーなら投資しても悪くない値段だと思う。
WBはどうやらまた近々バージョンアップが行われる気配だ。H2Hで相手が見えなくなるというバグ、その他を改善するらしい。今回はMac版もその対象になっているようだ。
Parsoft
が送り出す超話題のフライトシム「Screamin' Demons」は、リリースが今年の秋まで延期になったらしいという信憑性の高い情報をゲット。ついでにVoodoo2のサポートも決まったようで、内容だけがどんどん盛り上がっていくけど、本当に出るのか?(笑)

May 9 WWII SkyFightersでお馴染みのBullseye Softwareが新作フライトシム「Flying Circus」を5月中旬頃にリリースする予定だ。

Flying Circusは、複葉機を操縦する第一次世界大戦を舞台にしたシムだ。どのような機体が登場するかなどの詳細は不明だが、デモではイギリス軍のソッピース・キャメル戦闘機を飛ばすことができるほか、ドイツ軍のフォッカーDVII戦闘機らしきドローンが飛行している。

このシムの目玉は、COM機と対戦できる点で、今までのSFに欠けていたオフラインでの楽しみが満喫できるようだ。同時に最高6機までが飛行できるようになっており、数々のミッションが提供されるほか、オリジナルミッションの作成も可能となっている。COM機の特性も何通りか用意されており指定することができるらしい。もちろんネットワーク対戦対応で、その場合にもCOM機を参加させることができるという。ジョイスティックは、デモ段階ではThrustmasterとCH Productsに対応している。なお、製品版はCDで販売される。

プログラム自体はQD3DRAVE)対応で、特にATI RAGE PROに最適化されているが、RAGE IIやその他の3Dfxボードでも対応できる。またハードウェアアクセラレータがなくても、ソフトウェアRAVEで走らせることが可能となっているが、その場合は速いCPU搭載マシンでないとかなり辛いことだろう。ちなみに対応マシンは180MHz以上のPPCとなっているほか、32000色以上のモニタが必要となってくる。

デモを飛んで感じたことは、QD3D(RAVE)対応の必要があったのかという疑問だ。グラフィック自体は、SFと本質的にあまり変わっておらず、わざわざQD3DというCPUに負担のかかるプログラムにすることの意義がどれほどあるのだろうか…。まぁ、まだ実質ベータ段階のデモというのが本音なのかもしれない。対応ハードウェアアクセラレータを持っていて、なおかつ新しいもの好きでもなければ、まだデモをダウンロードする必要はないだろう。それに今のところデモは5分間しか飛行することができない。

それでもダウンロードしようという人は、ソッピースキャメルという機体がスロットルという概念を持たない飛行機で、エンジンはフルスロットル状態かアイドリング状態しかないことを知っておいたほうが良いだろう。これを知らないとどこか壊れているのではないかと思ってしまうはずだ。実は自分がそうだったのだけど(笑)。このほかにデモの見どころとしては、低空飛行で塹壕の上を飛ぶと、地上の兵士から銃撃を受けることがあるらしい。ホノボノしてます。

May 5 WarBirdsがバージョンアップした。新しいバージョンはv2.01r0だ。さらに、Windows版はこのリリース後すぐにバグフィックスされたv2.01r2が出ている。

v2.01の主な変更点は、よりリアルな飛行特性(無理な機動によるGで機体が壊れるようになった!)、各種バグフィックスと3dfx対応(ただしWindows版のみ…)、新しい機体の追加などなど。

以前のバージョンよりソフト自体の安定性が向上しているようで、クラッシュしにくい感じがする。H2Hによるネット対戦もちゃんと出来るらしいが、こちらはまだ試していない。新たに追加された機体は、二次大戦初の実用化ジェット戦闘機Me262をはじめとして、Seafire Mk II、Spitfire Mk XIV、B-25C、P-47C、P-51B、F4U-4B、B-17F、Yak-9D、Yak-3、P-40Bと、相変わらずマニアックかつ絢爛豪華、ここまで細かく機種違いはいらないぞ(笑)というほどバリエーション豊かだ。

さらに、v2.01r2ではオフライン飛行で登場するドローン(要は射撃練習用の標的機)を撃墜することができるらしい。早くMac版もバージョンアップしてほしいものだ。

なお、WarBirdsのアプリや機体フィアルは、ftp://icigames.com/pub/wbfiles/macintosh/から入手できる。

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