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春の山梨・信州 青春18きっぷ旅 2005年3月 【3】 |
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上諏訪の酒蔵めぐり
おいしい日本酒にうっとり
18きっぷ旅の自由きままさ。次の途中下車はどこにしようか・・・というところで
思いついたのが上諏訪。真澄で知られる宮坂醸造があるのです。 蔵元ショップがあるらしいので、楽しみに降り、歩きはじめたら・・・。 あら、蔵元。あら?ここも蔵元。 上諏訪駅から徒歩15分の宮坂醸造までのあいだに、3軒も蔵元が並んでいました。 上諏訪は酒どころなのです。これはますます楽しくなってきた。 ひとまず、宮坂醸造まで、てくてくと歩く。 ************************************
ほかの蔵元にひょいと入ってしまいたい誘惑にかられつつも、
まずはまっすぐ、着きました、宮坂醸造。なんともいい感じのたたずまい。 この赤いのれん、とても素敵ですが、このむこうに入れるのは社員さんだけみたい。 手前左側に蔵元ショップがあり、お客はそちらで試飲などを楽しみます。
試飲は、300円で試飲用のグラスを購入し、あとはご自由に、
というスタイル。店員さんがそばにきてあれこれ世話を焼いたりしません。 静かに、心おきなく飲み比べができて嬉しい。 試飲のお酒は週替わりで用意しているそうで、このときのメニューは 純米吟醸あらばしり、吟醸あらばしり、山廃純米大吟醸七ごう、 辛口生一本、花まる、それに梅酢でした。 大きな窓の外は中庭で、ゆったりした気分で試飲だというのに 優雅なひとときを過ごせます。
試飲用のグラスは、小ぶりでどっしりとしたガラス製おちょこ。
グラスは購入なので、持ち帰り。 家でも重宝しそうな、すてきなおちょこです。。 持ち帰り用に口の閉まるビニール袋をくれる心配りも。
店構えも古めかしくてよい。積まれた樽がいい感じ。
道路の反対側から撮ってみたら逆光でした。 ************************************
「試飲できます」の文字にひかれてふらりと入ったら、
なかなかどうして、骨太な日本酒をつくっているではありませんか。 店内はこじんまり。店の奥から、酒屋さんの前かけ(紺色で丈が長くて、 店名が白抜きしてあって、腰でぐるぐる縛るやつ)したお兄さんが出てきて 試飲させてくれました。「深水」「横笛」という銘柄。 東京にけっこう出荷している真澄より、ぐっと地酒感があります。
「本醸造 横笛 古道 (高濃度酒)がいける。高濃度というだけあって、
原酒にちかいコクと風味。ロックで飲むのがおすすめらしい。 このお酒を、紅梅の図柄の陶器に詰めた商品が3種類あって、 そのうちの「ちょっと一杯」というのをふたつ購入。180ml入りのとっくりに 小さい升がついた、しゃれた品。 手荷物が増えたら困るから、というのもあるけど、とっくりをずっと 使えそうなのがいいなあと思って。
こちらは創業200年と歴史ある蔵元のようです。
関東甲信越で一位になったこともあるという日本酒のほか、 ”杜氏が醸すビール”として、諏訪浪漫麦酒をつくっているそう。
明治28年創業、この建物のとなりには売店と思われる蔵があり、
なんだか重厚な感じのたたずまい。
足湯!
駅の構内、一番線ホームに、なんと足湯がありました。 沿線で一駅一名物キャンペーンを張っていて、その一環。 「すあしで 湯ったり」、 私は時間がなくて入らなかったけど、 繁盛してました。 |