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春の山梨・信州 青春18きっぷ旅 2005年3月 【4】 |
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木曽屋で田楽・松本の夜
レトロな店内でゆったり
上諏訪からまたまた電車に乗って、今夜の宿泊地、松本へ。
松本のお楽しみは、木曽屋での夕食!豆腐田楽がおいしいのです。 てくてく歩いて、木曽屋へ向かいます。
四柱神社
何年か前ここでおみくじをひいて大吉だったことがあるため ちょっとお気に入り。 ドラマ「白線流し」で、主人公の友人に家が神社の子がいたんですが、 たぶん、ここでロケしたんじゃないかと思うんですよねえ。 ************************************
豆腐田楽で有名な店。店構えも好きなお気に入りの店で、
今回はここで晩ご飯を食べたいがために松本へ来たようなもの。 18きっぷですからね、どれだけ移動しても、値段はおんなじなんです。 こういう「わざわざ」を楽しめるのも18きっぷならでは。
まずは生中。
お通しはワラビのおひたし。素朴でよろしい。 青菜が混ぜてあって、 ほうれん草かなとも思ったけど、多分違う。小松菜? 風味から言って野沢菜ではなかったはず・・・ 聞けばよかったな。 生中は600円。
「わさびの花」、とメニューにあって、たずねたらお浸しで出すという。
どんなものなのか、たのんでみた。 見た目は菜の花に似ている。菜の花の、花が少ない穂という感じ。 そういえば、わさびの花は見たことがないかも。一面にわさびの葉が 茂っている様子は、大王わさび農場で見てなんだか感動したんだけれど。 味は・・・わさび!けっこうしっかり辛い。風味があってよい。 ちびちびつまむことになるので、酒の肴むき。 350円。
いよいよ、田楽定食登場。
田楽5本にしそごはん、お吸い物、お新香で850円。 田楽は、竹串に刺した豆腐に特製の味噌をぬって焼いた物で、 素朴な香ばしさがたまらない。味噌といっても以外とあっさりしていて、 ご飯が進む味とも違うので、しそごはんなのは正解。 田楽8本の定食は1000円。 しそごはん・吸い物・お新香のセットは550円らしく、鯉のうま煮とか すきなおかずと合わせることもできるらしい。
ムードある店内。
レトロな振り子時計がカチ、カチ、カチ、カチと時を刻む。 こういう時計の音は、いいものです。 上質な機械が発する美しい音ってあると思う。音がするのに、 うるさくない。うるさいどころか、心地よい。 そんな空間で、ビールをちびっと飲む旅の夜。幸せ。
きちんとした建物の梁を見上げるのが好き。
守られているような気持ちになる。 見上げついでに周囲を見渡すと・・・客層年齢ちょっと高め? もとよりこの日は混んでいなかったけれど、みなさん、 私の倍くらいあるかも・・・。 おとながしっとり食事を愉しむ店なんだ、きっと。いい感じ。
いろり。
こちらは食事用ではなく、ウェイティングスペースとして 利用しているのだと思います。
店に入る前はまだ明るかったけれど、店をでるころには
すっかり暗くなっていました。 木曽屋で、マッチをもらいました。ででんと「田楽」の文字がはいった かなりオツなもの。 燐寸ギャラリーにのせなくちゃね。 →はなのはね燐寸ギャラリーにのせました
市内中心部を流れる女鳥羽川、その河原に下りて歩いてみた。
河原といっても、石を組んで護岸してあるところで、階段があるから 下りて良いのかなと思いきや、いざ歩いてみると・・・ん? ちょっと危険?石が相当デコボコ。 犬を連れて散歩中の人が、私たちが下りたから「あ、通れるんだ」って ついてきたんだけれど、しまいには、水が川に注ぎ込んでいて、 大股でややジャンプがちにまたがなければ通れない、 という状況に遭遇し、ワンちゃん達は引き返して行きました・・・。
そんな女鳥羽川名物千歳橋。
駅からこの橋を渡ってまっすぐ進むと松本城。私たちは木曽屋から 駅前へ戻るところなので、お城を背にして渡ります。 橋の街灯がとてもいいムードなんですが、そのむこうに ビルの一辺を使ったおおきなおおきな振り子時計が見えて、 思わずシャッターを切るも・・・よく見えないですね。 でも、とってもいい感じでした。 |