COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 51    <今年の 杏(あんず)の 収穫> (みどり記)
更新日時:
2008/06/18
母屋の庭に、杏の木が やってきたのは、いつ頃だっただろう?
20年近くにはなる気がしますが、花は 桜に似て可愛らしく、毎年 3月末に きれいに咲いてくれましたが、実まで成長する事はなく、葉と幹は、毛虫・アブラムシの好むところで、木の周囲は 毛虫のフンで 不潔になるので、「もう 切り倒そうか?!」 と言ったのが 三年前でした。
 
その声が聞こえたのでしょうか、突然、次の年には 沢山の実が 生り始め、初収穫が出来たのが 二年前でしたが、去年は 実が すべて落ちてしまって、残ったのは、結局 一個だけでした。
それで、今年は、ご近所の方に教わった 摘果をして、実の熟すのを 待っていました。
 
5月中旬から 色づき始め、5月末には 色づきも良く、実も 大きく膨らみ、収穫時期が 近づいてきました。
杏の木は、道縁にある為、犬の散歩や、道を通る人の目につき易く、私が庭掃除をしていると、よく声がかかり、「もう穫らんといかんね〜」 「穫ってあげようか〜?」 と、結構、外野席は 賑やかです(苦笑)。
それが、6月上旬には、実家の手伝い、帰宅したら、すぐに義母の一周忌の準備と 忙しく、収穫の時期が ちょっと遅くなりました。
 
「法事までは、きれいだから置いてあるんですよ〜」 と言っていた手前、法事が済んだ日の午後には 収穫しました(笑)。 しかし、この時点で、すでに 過熟状態の実も 半分くらいありましたが、その後も、法事の後片づけなどの雑用で 忙しく、や〜っと、収穫後三日目に 『コンポート(シロップ煮)』 でも作ろうか・・・・・と思う 時間が取れました。 収穫時に すでに 傷ついていた実は、無残な姿になり、痛んでいなかった実も 柔らかくなりかけて、煮くずれし易いので、半分くらいしか コンポートにはできませんでした。 煮くずれた 杏の実は、ジャムに 変身です。
味の方は、写真で ご想像下さい(笑)。

 52    <目からウロコの アドヴァイス> (みどり記)
更新日時:
2008/06/11
2004年 3月に、実家の父が 膝折れ(急に 膝に力が入らなくなり、立位歩行不能に) を起こして 車椅子生活になり、母との 高齢二人暮しなので、私の月一回の 実家通いが始まりました。
丸四年が過ぎ、その間、小さな山あり 谷ありながら、穏やかな下り坂で 何とか 現状維持で、両親は 頑張ってくれていました。
 
介護生活五年目に入り、両親も 歳を重ね(現在 93歳と 82歳)、二人で よく頑張ってくれていましたが、現状維持が 難しい状態がやってきて、新しい介護体制の 次の一歩を 踏み出さざるをえなくなってきました。
 
今までは、月二回の ショートステイと、自宅 (毎晩ヘルパーさん来訪) で、繋いでいたのですが、ここ数ヶ月の 父の脚力の低下、母の体力低下が相まって、とうとう 今月から、三ヶ月連続の 長期の 老健ショートステイ (ロングステイ?!) を始める事になりました。
 
三ヶ月も 自宅を 離れるとなると、まず、心配されるのが、父の 認知症の発症の 確率の高さですが、そうは言っても、このロングステイを取り入れないと、今のままでは、母と 共倒れになる危険性が 大なので、何とか、父にも 納得(?!) してもらいました。
 
今回、私が 実家に居る間に、老健の 心理療法士さん、理学療法士さんも、自宅へ 面会に来られて、「ご本人さんが、島流しになった気持ちに ならない様に、時々、面会に 来られて下さいね」 と言われ、母も 私も、『老健へ面会に行く』 算段ばかり 考えていました。
 
そんな折り、友人との電話中に、「じゃあ、貴女が 実家へ行く時に、お父さんに 自宅へ 『逆ショートステイ』 で、帰って来てもらったら〜」 と言われ、ほんとに <目からウロコの発想!>で・・・・・すぐに次の日、老健に 電話して聞いてみると、「介護保険の関係で、送迎は出来ませんが、『一時帰宅』 という形で、出来ますよ〜」 と教えて頂き、父に 一ヶ月に 4〜5日は 自宅で暮らしてもらえる算段がついて、気持ちの重さが 半減しました。
 
本当に、有難い アドヴァイスでした☆

 53    <大忙しの 六月です!> (みどり記)
更新日時:
2008/06/04
五月末、四国は 平年より 一週間も早い梅雨入りでしたが、今年の梅雨の 雨の降り方はどんなでしょう?
この雨の季節に、我が家の 六月の行事は 目白押しです。
まず、足を運ばなければいけない展覧会が、六月に集中して 七つもあります!
 
瑞来さんも 1〜2点出品する展覧会が 二つ、義父・虎一さん関連の展覧会が 二つ、その他、お世話になっている京都の額縁屋さんを 紹介して下さった画家の方の個展、また、知人(アマチュア)の個展が 二つ・・・・・その合間に、実家の手伝い、義母の一周忌の準備、その上、忘れるくらい前に チケットを買っていた 『くらしきコンサート』 も、六月でした。
 
全てを考えていると 目が回りそうなので(苦笑)、取りあえず、ひとつ、ひとつ、行事を こなしていくしかありません。
 
我が家関連の 展覧会の日程を メモしておきますので、お時間の ご都合がつきましたら、見て頂ければ幸いです。
 
6/7(土)〜6/9(月) 『宇摩美術会展』 (瑞来 8F 「パンのある静物」 6F 「アンティックドール」 出品)
             四国中央市民会館 三島会館 1F 9:30a.m.〜5:00p.m.(最終日〜4:00p.m.)
 
6/8(日)〜7/6(日) 『郷土の作家展』 (瑞来 10F 「桃とマスカット」(2006〜2007) 出品)
             紙のまち資料館(川之江町4069-1) 3F 9:00a.m.〜4:00p.m.(休館日 月曜)
 
5/28(水)〜7/6(日) 『花開く 戦後の画家たち』
              (虎一 50S 「連翹(れんぎょう)と猫」(1977)(セキ美術館蔵) 出品)
              セキ美術館(松山市道後喜多町4-42) 10:00a.m.〜5:00p.m. (休館日 月・火曜)
 
6/28(土)〜8/3(日) 『坂田虎一展』 かわのえ高原(たかはら)ふるさと館 (川之江町2217-83)
              四国中央市所蔵の 小品を中心に 展示して下さる予定?!
 
 

 54    <噂 通りの!(笑)> (みどり記)
更新日時:
2008/05/28
5月末に、所用で 大阪へ出かける事になり、久々に 二人での遠出なので、京都まで 足を延ばすことにしました。
 
最近、噂の 『 京都で 一番予約の取れにくい和食屋さん』 に興味があったので、先日、“まだ一週間前だし、ウィークデーの お昼だし〜” と楽観的に 予約の電話をしてみると、『 あいにく 満席です』 「では、夜はどうでしょう?」 『 申し訳ございません、満席です』 『 6月の○日なら 空いておりますが、どうでしょう?』 「・・・・・・・・・」 『 一ヶ月前から 予約を お受けしておりますので、早く、お電話を頂ければ〜』 と言われました。
 
まさしく、噂 通り!の “押すな、押すな” の人気店のようでした(苦笑)。
 
仕方なく、我が家にある 京都の情報誌を 引っ張り出してみると、まぁ 新しいのは一冊で、他は皆、2004年以前のものばかりです。
 
私の 旅に出る時の 一番の楽しみは、おさんどんをしなくて、美味しいものを食べられる事♪・・・・・今から、出発までの間、古い情報誌でも 開きながら、実質 四回しかない食事を 「あれにしようか? これにしようか?」 と、思い巡らせている時が、旅の半分の 楽しみかもしれません。
 
旅に出たからといって、「食べ溜め」 できないのが 残念なところです(笑)。

 55    四度目(五度目?)の ブラームス (Uの2) (瑞来記)
更新日時:
2008/05/21
横棒が 台座の突起の上に乗っかる辺りの 横棒の底面を 両縁 3mmを残して 中央部を 2mmくらいの深さに 削り込みます。
 
こうすると 横棒を台座に乗せた時、横棒は 底面の両縁 3mmの所だけで、台座の突起線に 接する事になり、中央部は 台座に触れなくなり、横棒と台座の支点が 明確化されます。
 
この作業は、改良のための 労苦そのものは それ程過激ではないのですが、横棒や台座を、現場から外して 作業台に乗せる為の工夫が 神経を遣うところです。 そんな訳で、一日に 一ヶ所の改良がいいペースで、今まで 五ヶ所やりましたが、もう今となっては(私の 現在の体力と こだわり力では) 不可能な所も 五ヶ所はありますから、そうそう 十分な改良とは言えませんが、それでも音質は、少しだけは前進しました。
 
オーディオの世界では<少しだけ>良くなれば、天下の幸運と言わなければいけません。
それで、何度目かの ブラームスのピアノ協奏曲一番の話になります。 ツィンマーマンと ラトル指揮の演奏は、やっぱり少し 我が家の装置では、うるさく聴こえます。 それでも、最初の 3分でおしまいという事はなくなって、第一楽章の10分くらいは聴けます。
第一楽章全体を、夢うつつに 居眠りしながら聴けるようになる事を 目標に、切磋琢磨しましょうか!
 
しかし 今回の改良作業で、お蔵入りになっていた ミンコフスキーと レ・ミュジシャン・デュ・ルーブルによる ラモーの “空想の管弦楽曲” と、先日買った ジンマン指揮の チューリッヒ・トーン・ハレ管弦楽団による マーラーの三番が 日の目を見ることになって、めでたし めでたし でした。
 
これだから、オーディオは 止められない?!


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