つい先日、知人から、「庭で、今朝 掘った筍と、甘夏いらない?」 と 電話を頂きました。
以前は、毎年、何の前触れもなく 巨大な筍を ド〜〜ンと下さるので、「なるべく 小さいのを〜」 と言い続けていたら、今年は、前もって電話がかかり、「皮付きの筍は、手間が かかるからね〜」 と、下さる方も 遠慮がちに言われます。
時代ですね〜! 手間暇のかかるものは、敬遠される風潮が 主流になってきました。
私も、例外にあらず(苦笑)。 以前は、結構、こまめに調理していたのに、最近は、なるべく手抜きで、手間をかけずに、シンプルで 美味しい料理のできる原材料を 探しています(笑)。
それでも 目の前に、新鮮な原材料が やってきたら・・・・・「まぁ、がんばろうか〜!」 と、“美味しいものを 食べたい一心” で “手間暇のかかる” 料理に 取り掛かりました。
まず、筍を 下茹でした後で、甘夏ピールに挑戦です。
ただ、我が家の鍋の大きさでは、いつも 一回に作る分量は、甘夏 2〜3個分が 適量で、それ以上は 作ったことがありません。
今回、お隣りに甘夏を お裾分けしても、手元に 5個残りました。 二度に 分けて作る気力は なかったので、記憶にあったアルマイトの 直径 30cmの鍋を、母屋で探してきて、5個分を 一度に 作ってみることにしました。
友人のペパーミントさんに 教わったレシピと、『 くだもので作るジャム & お菓子 春・夏』 (小川聖子著 女子栄養大学出版部) の作り方を、ミックスしてやってみました。
初めて、大量?!に作るので、シロップで 煮詰めるプロセスを、初日 半ば 煮詰めて 一晩置き、翌日に 再度 煮詰めて、完成させたのが 良かったのか? “大量作り ビギナーズラック” なのか?、思ったより、美しく 出来上がりました。
『ラベルマイティ』 のソフトを使って、ラベルも作り、甘夏を下さった方にも お届けすると、すぐ後に、ご主人様自らが 電話を下さって、「お店で 売っているのより、美味しかったよ!」 と言って頂き、作って良かったと 嬉しくなりました。
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