COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 56    四度目(五度目?)の ブラームス (Uの1) (瑞来記)
更新日時:
2008/05/14
今年二月頃の コラムで、オーディオの<対策>も あらかた やり尽くしたので、もう 破格の音質改良は ないだろうといった旨の 感想を書きました。
 
それから、しばらくは 言葉通りに ぼんやり装置を眺めている事が 多かったのですが、一日中 絵を描いている訳にもいかないので、時間つぶしと 筋力トレーニングも兼ねて、もう一度<対策>の 工作精度を上げる事を目標にして、馬鹿を承知の<労働>を 始める事にしました。
 
3〜4日 集中的に、装置を つつくという作業を 四回程、繰り返しました。
色々、あっちこっち 限りなく たくさんの場所に 改善を加えたのですが、主に やったのが、@ カバーを剥がれて 無防備になっていた パワーアンプのための シールドを、以前より十分な シールドに改良してやる事、A 音質に 影響が大きい場所の あちこちに設置されている 天秤ばかり式の コード保持装置の 支点の不動化を計る事でした。
 
@ の作業は、想像が つき易い作業ですが、銅板とアルミ板に囲まれた中に 設置されたパワーアンプが、外からは なるべく見えない様に、前に施した 大型の銅板やアルミ板の隙間・隙間を、小さな銅板やアルミ板で 塞いでいく作業で、秋葉原から取り寄せたテフロンテープで 大きい板の上に 小さな板を固定していきます。
 
A は、具体的に どういう内容か説明されないと 私以外の人には 解らないと思いますが、家内に撮ってもらった写真で説明します。 横棒を受けている 台座の中央に 横棒を横切る方向に 幅 3mm・高さ 3mm・長さ 10cmの 突起線が できる様に、10cm×10cm の台座の上面の その他の部分を、3mm 低く 削り落とします。 つまり 横棒を台座の上面に削り出した 幅 3mm の突起線の上に 乗せようといった作戦です。 その結果、横棒を 台座の上で 水平にバランスさせると、台座と横棒の間に 3mm の隙間ができます。 それが、写真の様子です(判りにくいですが・・・)。 それから それに加えて もう一つ、横棒にも 工夫をします。 (つづく)


 57    新作できました 『8F ラベンダーの花の蜂蜜』 (みどり記)
更新日時:
2008/05/08
モデルを立ち上げて 一ヶ月、今回は 描き始めてから、途中で、モデルの一部を 置き換える ( @藁を巻いたワインボトルを 錫のビールジョッキに、Aミニチュア酒瓶を 蜂蜜の瓶に) という 荒業?!(笑)を 駆使した上に、次には、前景・中景の モデルを描いた時点で、最初、遠景のモデルに置いてあった 天球儀を描くと、背景としては 巨大過ぎる と言って、今回は 描かない事にする という 大きな軌道修正をして 描きあげました。
 
モデルの 主役のパンは、最近、川之江に出来た 天然酵母を使ったパン屋さんのもので、(味もさることながら) パンの表情が しっとりとして、描いている長い期間に亘って、変化も少なく、モデルを 務めてくれました。 幸運でした。
 
この作品は、前作の 『 6F アンティックドール 』 と一緒に、来月 6月 7〜9日に開催される 「宇摩美術会展」 に出品予定なので、見て頂けると 幸いです。

 58    <母 と 娘> (みどり記)
更新日時:
2008/04/30
『 母の日 』 が近づいたからでしょう、4月25日付の讀賣新聞に、『 「母親」 考える本、次々・・・・・「母親」 について考える書籍が 相次いで出版され、注目を集めている 』 という記事が載っていました。 (写真参照)
 
何冊か、紹介されている本の中で、『 母が重くてたまらないーー墓守娘の嘆き 』 (信田さよ子著 春秋社 1785円) という題名に 興味をひかれて(笑)、早速、インターネットの本屋さんに 申し込みました。
 
本は、まだ、届いていませんが、記事の文中に、『 母親と娘が、「 距離を保った関係 」 を築くために、娘が母親に 「NO」 と言うように勧める 』 とありましたが、私の場合、82歳の母と、58歳の娘では、解っていても “ 時、すでに遅し!” の感ありです(苦笑)。
 
実家の父の 車椅子生活が始まって 丸四年、五年目に さしかかって、確かに 母は高齢で 二人で、よく頑張ってくれていると感謝しています。
ただ、先の見えない介護生活が 長引いてくると、母は 段々と、自己中心的な 傾向が強くなってきて、「 昔は、こんな事を言う人ではなかったのに〜! 」 と思うことが多々あり、「 歳を重ねるのは、辛いなぁ〜 」 と、娘としては 哀しくなる事も 増えてきました。
 
母を見ていて 思うのですが、「 他者の喜びを、素直に喜んであげられるのは、幸せな年代なんだなぁ〜 」 と、反面教師に なっています。
特に、母自身の 体調が悪くなると、益々、娘に もたれかかってきて、まさに、『 本の題名 』 のような心境に 陥ってしまいます(苦笑)。

 59    <今年の 甘夏ピール作り> (みどり記)
更新日時:
2008/04/23
つい先日、知人から、「庭で、今朝 掘った筍と、甘夏いらない?」 と 電話を頂きました。
以前は、毎年、何の前触れもなく 巨大な筍を ド〜〜ンと下さるので、「なるべく 小さいのを〜」 と言い続けていたら、今年は、前もって電話がかかり、「皮付きの筍は、手間が かかるからね〜」 と、下さる方も 遠慮がちに言われます。
 
時代ですね〜! 手間暇のかかるものは、敬遠される風潮が 主流になってきました。
私も、例外にあらず(苦笑)。 以前は、結構、こまめに調理していたのに、最近は、なるべく手抜きで、手間をかけずに、シンプルで 美味しい料理のできる原材料を 探しています(笑)。
 
それでも 目の前に、新鮮な原材料が やってきたら・・・・・「まぁ、がんばろうか〜!」 と、“美味しいものを 食べたい一心” で “手間暇のかかる” 料理に 取り掛かりました。
 
まず、筍を 下茹でした後で、甘夏ピールに挑戦です。
ただ、我が家の鍋の大きさでは、いつも 一回に作る分量は、甘夏 2〜3個分が 適量で、それ以上は 作ったことがありません。
今回、お隣りに甘夏を お裾分けしても、手元に 5個残りました。 二度に 分けて作る気力は なかったので、記憶にあったアルマイトの 直径 30cmの鍋を、母屋で探してきて、5個分を 一度に 作ってみることにしました。
 
友人のペパーミントさんに 教わったレシピと、『 くだもので作るジャム & お菓子 春・夏』 (小川聖子著 女子栄養大学出版部) の作り方を、ミックスしてやってみました。
初めて、大量?!に作るので、シロップで 煮詰めるプロセスを、初日 半ば 煮詰めて 一晩置き、翌日に 再度 煮詰めて、完成させたのが 良かったのか? “大量作り ビギナーズラック” なのか?、思ったより、美しく 出来上がりました。
 
『ラベルマイティ』 のソフトを使って、ラベルも作り、甘夏を下さった方にも お届けすると、すぐ後に、ご主人様自らが 電話を下さって、「お店で 売っているのより、美味しかったよ!」 と言って頂き、作って良かったと 嬉しくなりました。

 60    <義父の 残した庭> (みどり記)
更新日時:
2008/04/16
義父が亡くなって 丸八年が経ち、私達が譲り受けた 母屋の庭の木は、私が剪定をするだけで、餌(肥料)を 一度も やらずに 過ごしていたら・・・・・さすがに、樹勢も衰えてきて、目に余るものが 出てきたので(苦笑)、今年 2月の末に、8年ぶりに 肥料を買ってきて、少しづつ、木の周りに埋めました。
 
そのせいかどうかは 分かりませんが、3年前に枯れて 切り倒した柿の木の 跡地に植え替えた 二代目の椿 (初代は生き付かなかった)が、二週間前頃から 咲き始めました。
まだ、葉っぱの色艶や、花の色は、勢いが足りませんが、とにかく、生き付いてくれて ホッと喜んでいます。
 
それと、母屋の庭の メインの 藤棚の藤も、老木で、根っこは 今にも 朽ち果てそうになり、枝も、一見 枯れた様に スカスカに見えるのに、何と、そこから 何本もの 新しい枝が伸びて、花房の蕾を たくさん付けています。
 
この スカスカの 枯れた様な枝の どこに、それだけの エネルギーを伝える力が あるのか?!、不思議で 仕方がないのですが、とにかく、今年も 藤の花を楽しめそうで・・・・・『健気な 藤の木さん、ありがとう!』 の気持ちで いっぱいです。


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