今年も余すところ十日となりました。
我が家は<三年ぶりの展覧会>という大きな出来事が一年の終わりを飾ることになり、それを無事にやりとげる事ができましたが、多くの方々の御厚意が肌で強く感じられて、嬉しい一年の締めくくりとなりました。
私は、先週、体調を崩したお陰で(苦笑) 「食べられる喜び」 も、あらためて実感できました。
そこで、今回はお正月料理に彩りを添えてくれる一品のご紹介です。
<金柑甘露煮>は、種取り作業は 少々陰気くさくて肩が凝りますが(笑)、味は皆様に大好評です。 私は、種取り労力を考えてしまうので、大粒の 『 宮崎産温室金柑 (1P 300g入り(10〜12粒) 398円位)』 を使います。
@ 金柑を水洗いし、ヘタを取り、皮に縦に6〜7ヶ所切れ目を入れます。
A 大きめの鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ入れ、@の金柑を入れ 5分位 (最初沈んでいる金柑が浮いてきたらO.K.) 茹でてアク・エグミを取り除きます。
B ザルに取り、あら熱が取れたら竹串で@で入れた切れ目から、金柑をつぶさないように丁寧に種を取り除きます。
C 小鍋にシロップ (ex. 300g の金柑・グラニュー糖120g・ミネラルウォーター 240g ) を沸かし、Bの金柑を入れ、穴を開けたパラフィン紙の紙蓋をして、ふきこぼれない程度の強火で10分間煮て、出来上がり。
D この時、同時に金柑を入れるガラス瓶も煮沸消毒して、瓶が熱い内に、煮上がった金柑・シロップをすぐに瓶詰めにします。
(補) シロップが瓶に収まりきらない時でも、シロップは残しておいて下さい。 Dの温度が下がると、金柑がシロップを吸って、シロップの量が減るので、残しておいたシロップを追加して下さい。
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