COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 191    <展覧会の準備を少しづつ そのB> (みどり記)
更新日時:
2005/10/05
<パンフレットの原稿作り>
以前、コラムにも書きましたが、七月末に展覧会の会期が決定してすぐに、リーフレットの原稿を作ってもらっていました。 それと三年前の展覧会のパンフレット(写真参照)を元に・・・・・前例に倣って、原稿作りを始めました。 「前例に倣って!」 というのは、有難い “人間の知恵” で、全く 「0」 から出発する事を思えば、スタート地点で 早や 「50」 という有り難さです。
私は二年半前にPCを始めた時、最初から “ホームページミックス” というソフトの使い方から教わり始めて “Word” の使い方は途中で一回だけ、ホンのさわり程度に教わっただけでした。 そんな訳でPCの “Word” のソフトには全く馴染みがなくて、恐る恐る 開いてみます。 暫くは、只ただ “Word” の画面を眺めているだけでした。 しかし、“Word” の世界へ足を踏み入れなければ道は開けてこないので・・・・・
とにかく、パンフレットの 6分割 (表3、裏3) のひとつの面の 「用紙設定」 をしたいと考えて、「ヘルプ」 を開いてみて、これは何とかクリアー。
まず、表紙になる面は リーフレットの原稿を殆んどそのまま利用できたので一件落着、次に裏表紙になる面には 先日作成した地図を貼り付けてクリアー、出品目録のページ、略歴のページ、本人のあいさつのページは 「前例に倣って」 作成・・・・・
ここまでで、今回は<四角の画像>を5枚使用しました。 「前例に倣って」 ではないのですが、画面に少し変化がほしくて、今までやったことはないけど、<楕円の画像作り>に挑戦してみることにしました。
“Word” “ラベルマイティ” “フォトショップ” などのソフトを開いて眺めてみましたが、うまくいきません。 それで、また、地図を作った時の “ペイント” のソフトを開いてみました。 楕円は出てきて、画面の中に楕円は作れたのですが、どうやったら中だけの (楕円) 画像に出来るのか解りません。 暫し、考えて、躊躇して〜〜〜あきらめかけた時、「フッと」 楕円の外側をケシゴム (画像の一部分を消す 「ケシゴム」 というのがあります) で消したらどうだろう?・・・・・と思いついて、やってみました。
結果 「大成功!」 で楕円の画像はできました。 でも、きっと、もっと簡単に楕円にできる方法はあると思いますが〜〜とにもかくにも、私なりにPCと格闘して、一応<6つの面の原稿>を作ることができました。
あとは、印刷会社にお願いするだけです。

 192    <展覧会の準備を少しづつ そのA> (みどり記)
更新日時:
2005/09/28
三年前に、同じ三島公民館(建て替わったばかりだった)で、「坂田虎一・瑞来親子展」 を開催した時は、虎一さんが亡くなって間がなかった事や、その当時の伊予三島市の教育長さんが、父のお弟子さんだったという事もあって<市の主催>でやって下さいました。 会場の設営、ポスター、案内状(パンフレット )の準備も、全て “おまかせ” で、私方は、只、出品作品を準備して、出来上がってきたパンフレットの発送、展覧会々期中の受付、接客だけ・・・をすれば良かったのですが、今回は、昨年四月、二市一町一村が合併して 「四国中央市」 になって、予算縮小財政になった事と、「親子展」 にせず、「坂田瑞来 油彩画展」 という<個人>の開催にしたいと希望した為、市の側が<主催>という訳にはいかない様で、名目は<後援>という事になりましたが、会場設営、搬入、搬出時の人材派遣、市報への掲載、展覧会々期中の放送宣伝などは して下さるそうで有り難い事だと思っています。
それで、今までは人まかせだった案内状(パンフレット) を初めて(!)自分で作成することになりました。
本来なら、どこから手を付けて良いか、立ち往生する所でしたが、運良く、義妹が 「催し物開催」 に何度か携わった経験を持っていて、そのノウハウを伝授してもらえるという幸運にも恵まれて、準備がスタートしました。
ここで役に立ったのが<PC>で、私は、ここ 二週間余りはPCの未知の世界へ足を踏み入れながら、PCと格闘しています(苦笑)。
具体的な<PCとの格闘>の模様は、また次回に・・・・・

 193    我が至福の時 (瑞来記)
更新日時:
2005/09/21
人が“至福”と感じる出来事や環境は、人それぞれに違っているでしょう。
私の場合は、“至福の時”という時、まず思い浮かべるイメージは、とんでもなく美味しい食べ物を食べて脳が放心状態になり、体が純生理状態へと近づいて、何も考えてなく <幸福感>にひたっているといった情景です。
最近の記憶に残っている“至福”の食べ物の第一番は桃です。 桃は、簡便にしかも頻度が高く 恍惚状態へと導いてくれる有難い果物です。 今は梨とブドウの季節なので、ほとんど毎食後おいしく 頂いていますが、どれか一つだけ果物の種類を選びなさいと言われたら、桃を別にすれば、リンゴに説得力を感じています。 おいしいリンゴに当たった時は、「果物の“王様”はリンゴかな」 とつぶやいてしまいます。
料理では、体験的に言うと、一度に多種の原材料をリアルタイムで口に放り込める料理が有利だと思います。 我が家で 最も期待を裏切らない料理の一つは焼き餃子です。 加入している “自然派コープ” の週に一度の宅配の “野菜箱” に 「ニラ」 が入っていた時 “みどりさん”は頑張ってくれます。 特別の作り方はしていない様ですが、具はキャベツ・白菜・ニラ・ネギ・生姜・生椎茸・豚肉・干し海老などです。 焼け立てを柑橘の酢・醤油 と“七味屋”の七味唐辛子をつけて 口にほうばった時は、ヤケドも何のその 「死んでもいいか」(笑)と思うのです。
さて題目で 「我が」 と断り書きをしましたのは、食べ物が促す一般的な“至福”というよりは、私の日常生活の形式がもたらす私の特殊な“至福”を報告したいと考えたからです。
この夏は大抵 朝は4時から4時半にかけての起床がほとんどです。 ゆっくりと歯を磨いて、ひげを剃りながら、一日一日微妙にずれてくる夜明けを待ちます。 散歩へ出かけるための時間待ちです。 コップ一杯の生ぬるい水を飲んでから出かけます。 腰痛の予防と治療のために、私にしてはめずらしく きわめて意志的に 山すそまでの往復約三十分の散歩を毎日決行(!)します。
今朝(9月16日)もまだ星が輝いている5時前に出発しましたが、南の空には、思わず 「知らなかった!」 と発してしまったオリオン座が秋の澄んだ空気の中で さん然と輝いているのです。 オリオン座が明るさの中で消えていくのを見守りながら、早朝散歩のレギュラーの方々と挨拶をかわして帰ってくると、汗かきの私はびっしょりと汗をかいています。 すぐシャワーで汗を流すのですが、実はこれからが私の“至福の時”が始まります。 シャワーをして気分が爽やかになった所で、腰痛対策のために 「のびのびサロンシップ」 を3ヶ所左脚に貼って、ますます良い気分になり、ゆっくりとスピーカーの前に腰掛けて、バッハのチェロを“ほどほど”の音量で聴きます。 以前にも書きました様に、決まってチェロ組曲の5番です。(〜よく飽きないものだと思ってはいます) それを聴き終わってゴソゴソしていると家内が起きてくれます。 朝一のパソコンのメールを確認してから、朝ごはんの準備に取り掛かってくれます。 朝ごはんは、我々「御夫妻」(笑) の三十年間の知恵の結晶で、毎日決まった8〜10種類の素材が少し大きめの皿に少しづつ並べられます。 それに焼海苔一枚、「チン」 した牛乳が150ml くらいつきます。 白いごはんを食べ終わると、季節の果物と お菓子とお茶が出て、朝食はお終いになります。 それが8時くらいになるのが普通ですが、スピーカーの前に腰掛ける6時くらいから朝ごはんを食べ終わる8時くらいまでの二時間が、私にとっての“至福の時”になる事が、この夏は時々起こりました。
一回でも多く“至福の時”が私を訪れることを願っています。

 194    <展覧会の準備を少しづつ その@> (みどり記)
更新日時:
2005/09/14
これから12月の展覧会に向けて、時折コラムに、進行状況<裏話>を載せていきたいと思います。
 
我が家で使っている立派な力強い額縁は、京都の職人さんの手作りで、十年余り前からお世話になっていますが、額縁に<MIZUKI SAKATA>の真ちゅうのネームプレートを付けるので、絵を立ち上げる前から、横構図か、縦構図か、決めてから申し込みます。
大体、注文して1〜2ヶ月で出来上がって届きますが、輸送の関係で、額縁にはアクリル板が入ってきます。 これを外して、ガラス屋さんへ持って行き、同サイズのガラス板を切ってもらって、入れ替えるのが最初の仕事です。
ガラスの強度の点から、20号サイズまではガラスに、それ以上の大きさになると危険なのでアクリル板で ガマンしますが、アクリル板だと、どうしても 中の絵が ひずみが生じて見えてしまいますが仕方ありません。 一番良いのは、ガラス板も アクリル板もなしで、直接、絵をむき出しで見て頂きたいのですが、中々、そうもいかないので次善の策です。
モデルを組み、構図を決めて、線描きの段階から、額縁へ入れたり出したりしながら、描き起こしていきます。 それを繰り返しながら、描き重ねていき、力強い額縁に負けなくなるのを、絵の出来上がりのひとつの基準とするくらい 我が家では額縁は絵の大切で重要な要素となります。

 195    <展覧会のリーフレットの地図作り> (みどり記)
更新日時:
2005/09/07
7月下旬に、12月1〜4日の瑞来さんの個展の日程が正式に決まってすぐに、義妹が PCでリーフレットの原稿を作ってくれていましたが、それから一ヶ月余、我が家のあまりの雑用の多さと、展覧会は、まだ、ず〜っと先のような気がして、そのままにしてありました。
義妹が所属する別のグループの催し(花のしるべ・11月10日・N響弦楽四重奏の会)は、二ヶ月先にもかかわらず、数ヶ月前から着々と準備を重ね、現時点では、早や準備の最終段階に差し掛かっているということで、私達のあまりの腰の重さに、ハッパをかけられ、丁度、台風接近で 家の中へこもらざるをえない状況と重なって、昨日(5日)から7月に作ってもらっていたリーフレットに添付する<会場への地図作り>に挑戦しています。
全く PC初心者の頃に一度だけ教わった、おぼろげな記憶を頼りに 『 お絵かきソフト「ペイント」 』 を使って、地図を作り始めました。
何とか地図だけは、思ったより簡単にできたのですが、そこへ文字を書き入れよう・・・・・とした所で、つまづき、義妹やPCの先生を巻き込んで、台風の最中、メールのやり取りが続き、何とか 『 四人(瑞来さんもアイデア提供)寄れば、文殊の知恵 』(笑) で、試行錯誤を繰り返し、やっと 何とか地図ができました。
 
(地図の写真が巨大になっていますが、これ以上小さいサイズにすると線が途切れたり、文字化けするので・・・お見苦しい大きさですが、すみません。 実際、リーフレットに印刷する時は 6cm×4.5cm 位の上品な大きさになります)



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