COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 206    <HP開設2周年> (みどり記)
更新日時:
2005/06/29
PCを始めて 3ヶ月で 「盲、蛇におじず」 で、PCの先生に手ほどきを受けながらHPを開設したのは、ついこの間のような気がしますが、早いもので 丸2年が経とうとしています。
日々、HPへアクセスして下さる皆様方に励まされて、今は、とにかくコツコツ持続することを目標に頑張っています。
 
HPの効用・・・その@ 瑞来さんが勤勉に絵を描くようになったこと
                     (本人は喜んではいませんが(笑))
         そのA 水曜日のコラム更新を起点に生活のリズムができたこと
         そのB 友人・知人とリアルタイムで情報を交換できること
私事ですが、昨年3月から、実家の父が車椅子生活になり、高齢2人暮らしの両親の介護の手伝いに一ヶ月に一度づつ広島へ通っています。 そのせいもあって、気分が落ち込みそうな時も HPを通じて、友人・知人からの元気をもらえて 「よし! また頑張ろう!」 と勇気が湧いてきます。
瑞来さんとの兼ね合い(笑) も含めて、全体として自己採点すると 「HPを開いていて良かった」 という気持ちです。
 
これからも皆様方の御声援を期待しております。 よろしくお願いいたします。

 207    “ひきこもり” (瑞来記)
更新日時:
2005/06/22
私は大学時代、美術史を勉強する学科にいました。
当時、自分の将来に具体的なこれといった “あて” があった訳ではありませんが、美術史家になろうとは考えておりませんでした。 当然の事ながら学生の多くは美術史で身を立てるつもりで入学していますので真面目に勉強する人の方が多いのですが、私を含めて少数の学生は勤勉には勉強しませんでした。 そのせいで私は当時も今も美術史の知識や見識が身に付いているという感覚はありませんが、それにもかかわらず昨今 自分の過去を振り返ってみる時、私がいっとき美術史を学ぶ学科にいたという経験が現在の私の絵の表現の在り方に、影を落としていると自覚しています。
ところで美術史の学科には密かに流布されている暗黙の了解事項があると私は思っています。 それは 「古い物ほどねうちがある」 という ア ウン の “信仰” です。
日本を例に挙げるとこうなります。 昭和よりは明治、明治よりは江戸後期、江戸後期よりは江戸中期、江戸中期よりは江戸初期、江戸初期よりは安土桃山、安土桃山よりは室町、室町よりは鎌倉、鎌倉よりは平安、平安よりは天平、天平よりは白鳳飛鳥といった具合に歴史時代を 「飛鳥」 まで遡っていく “価値” です。
この<信仰>は感染力が強いですから、やがて私もそれの “患者” になって<美術史家の一員>になりますが、その頃を見計らって奈良・京都を巡る古美術研修旅行が催されます。 そんなつもりで見ればそんなに見えてしまうのが人間の自然性ですから、なるほど “日本では” 飛鳥白鳳が 「華」 かと納得してから大学を卒業する事になります。 飛鳥白鳳の美術品がよろしいという審美学は、例えば 「夢殿観音はいいですね。 日本の美術品にしては風格がありますよ」 と言っておけば人を煙に巻くのに都合がよいだけではなく、それ以上に審美上の “ひきこもり” ができる 「部屋」 を与えてくれる事が最大の利得といえます。
例えば ゴッホと ピカソが異様な人気を誇るアメリカ風「天才主義」 とか 「お宝拝見」 などでしばしば見掛ける昭和・大正・明治期の画家の 「大家」達といったもろもろの臨床的美学に取り囲まれた時 “ひきこもり” を実践して 「災難」 を逃れるのに十分強度のある 「盾」 になってくれる事です。
私の「美学」 が無傷で今まで生き延びている大きな要因の一つであろうかと考えています。

 208    <日にち薬 (Part 2)> (みどり記)
更新日時:
2005/06/15
昨年12月7日に、左膝靱帯を傷つけるケガをしてから半年余りが経って、最近や〜〜っと膝の回復傾向が自覚されるようになってきました。
 
以前に、やはり膝を痛めた経験のある友人から 「半年位の気長いスタンスで焦らずに・・・」 「老婆心ながらグルコサミンを飲んでみたら・・・」 とか、色々アドバイスをもらっていたのが実感されています。 <グルコサミン>も、ついつい飲み忘れることが多いものの、それでも2瓶飲んでしまい、今3瓶目です。
最初は、医者も 「一ヶ月くらいで良くなりますよ」 と言っていたし、回復も順調に右肩上がりだったので、楽観的に考えていたら・・・・・途中、丁度一ヶ月目の時に、これは必要悪で膝に重量・負担のかかることを仕方なくやったら、やっぱり途端に、回復は横ばい状態になり、2ヶ月経っても、3ヶ月経っても、中々、右肩上がりの回復傾向は見られず、先行きの見えない不安がよぎったりもしました。
それでも少〜しずつ、上りの階段を片足づつ上がれるようになり、つい最近、下りの階段もゆっくりなら片足づつ 降りられるようになりました! それとケガをした時、同時にひどく 打撲したふくらはぎの皮膚(筋肉?) が一部麻痺して、長い間、自分の皮膚の感覚がなかったのが、これもつい最近、やっと八割方、自分の皮膚を触っている感触が戻ってきて、ホッとしています。
 
『 油断一瞬、ケガ一生 』 にならない様、気をつけましょう! (体験者は語る・・・・・でした)

 209    <台湾土産> (みどり記)
更新日時:
2005/06/08
一昨日、台湾旅行のお土産に “マンゴーとレイシ” を頂きました。 こんなに美しい色合いのレイシを見たのは初めてで (レイシは茶色だと思っていた) 二人とも感激して、この色合いをキャンバスに残せたら・・・・・と思って、急遽モデルを組みました。
初日は、絵のメインになるマンゴーの部分のみを日が暮れるまで、瑞来さんにしては超特急のスピードで仕上げるのが精一杯で、その夜はモデルのぐるりに冷凍庫にありったけの保冷剤をカゴに入れて置いて、新聞紙で被い 「簡易冷蔵庫」 状態に・・・・・昨日の朝、新聞紙の被いを除けてみると??? あの美しかった緑とピンクのレイシはどこへ 〜〜!!! 色が茶色に変化しつつあります。 瑞来さんは一瞬 「描くのを止めようか」 と思ったそうですが、「お土産を下さった方の心尽くしも無駄にしては申し訳ないし」 と一念発起、気持ちを切り替えて、油絵を描き始めて初めて(!)写真を優先してレイシの部分を描きました。
<なまもの>は漠然と眺めている分には、それ程、変化している様に感じませんが、真剣に観察していると本当に一刻、一刻、変化が激しいそうです。 (ゆうべも保冷剤で囲って・・・)
今朝も瑞来さんは四時起床、散歩で体調を整えて、朝飯前の一仕事が始まっています。 モデルを組んで三日目、今日中にレイシの束になった枝の部分 (ここも表情が色っぽい) が描ければ、何とか<なまもの>の部分は一段落ですが・・・・・
 
モデルにならなかったマンゴーを試食してみました♪・・・天下の美味!でした。
(下の写真は、蒋介石のブロンズ像の前での衛兵交代式だそうで、格好良いそうです)

 210    メルマガ 「夢の言の葉」 (みどり記)
更新日時:
2005/06/08
先日、5月30日(月)の毎日新聞の<ひと>のコーナーでメールマガジン 「夢の言の葉」 に端を発して出版された本 『美人の日本語』(幻冬社 1470円) と著者 山下景子さんの紹介記事を読んで、すぐにPCで 「夢の言の葉」 の頁を開いてみました。
『美人の日本語』 が出版されるまでのいきさつや、事細かい出来事の数々を日常的な言葉で平易に綴られていて、読んでいると とても親しみを感じられて、すぐにメルマガ 「夢の言の葉」 購読申し込みをしました。
本屋さんで 『美人の日本語』 も買いました。 (今年3月下旬に出版された本が、5月末で もう第9刷にもなっていました) <美しい日本語>が日めくりカレンダー形式で並んでいて、どこの頁から開いても、その都度 「へぇ〜」 とか 「ふ〜〜ん」 とか 「そうなんだ」 と感心しながら読んでいます。
6月1日(水)から毎朝メール箱を開くと 「夢の言の葉」 が届いています。 『松風月』(まつかぜづき)〜 『雅言』(みやびごと)〜 『稽古』(けいこ)〜 『尺取』(しゃくとり)〜 『泡沫』(うたかた)〜〜 これからも楽しみです。
 
(でも、やっぱりパソコンの画面に並んだ文字より、活字の方がスムーズに頭に入ってくるみどりさんです・・・・・が(笑))


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