COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 231    塵も積もれば・・・ (みどり記)
更新日時:
2005/01/12
2003年7月にHPを立ち上げて、初めてコラムを書いてから、今回で何と100回目のコラムになりました。
この一年半の間には、瑞来さんの 「再現についてT〜Y」 「オーディオに関するあれこれ」 など、文章にする事で、今まで漠然と考えていた事が、自分の中でまとまってきたり、確信が持てたり、シンドイながらも有意義な面もありました。
振り返ってみると、私の分は 「きなこのおむすび」 「はったい粉」 「土鍋ごはん」・・・等など、食い気の話が多いですね(笑)。
HPの更新は、本来なら<新作できました>を数多くしたいところですが、これは中々時間がかかる事なので、今のところ<コラムの一週間に一度の更新>を目標として努力していますが、コラムを更新してホッとするのも束の間、一週間はすぐにやってきます。
いつも 「何かない?!」 「何かない?!」・・・と、大騒ぎ(笑)しながら続けています。

 232    <日にち薬> (みどり記)
更新日時:
2005/01/05
先月7日に、自分の不注意で左膝にケガ (医者の見立てでは全治3週間) をして、丁度、4週間になりますが<日にち薬>という言葉を実感する毎日です。
 
左膝にコルセットを装着すること12日間、その後、軽いサポーター様のものを4日間身に着けていて、17日目医者から 「もう外して良いでしょう」 と言われ、突然フリーに歩かされた時は、自由になれた嬉しさよりも 「本当に大丈夫?!」 という不安と、歩くと膝がフニャフニャした感じで、うまく力が入りません。
それが、丸一日もすると、膝に力が入るのを感じました。
それからは、本当に毎日、々々、少しづつ、少しづつ歩き易くなってきて、3週間たった頃には、平面なら普通の歩行体制がとれるようになりました。
左膝が大きく曲がりにくいので、年末までは階段は一段づつ両足を揃えながらでないと上がれなかったのが、もう正月3日には、10cm位の段差だと、ゆっくりなら交互に足が上がるようになりました。
 
昨日より今日、今日より明日と、本当に少しづつでも前向きに進んでいくというのは、気持ちが軽くなります。
<日にち薬>・・・良い言葉ですネ!

 233    フルトヴェングラー W (瑞来記)
更新日時:
2004/12/29
過日、あるオーディオ雑誌にあるガレージメーカーの広告がありました。 「我が社のプリアンプ (1,000万円!) を使うとこんな風な事が起こります」 という謳い文句に 「美空ひばりが晩年に録音した 『時には母のない子のように』 を我が社のプリアンプで聴くと、彼女が僅かに胸を震わせて軽くビブラートを要所要所にかけてくるのです」 とあります。 プリアンプが良いというだけで高音質が保障されるというものでは勿論ありませんから <話は半分に> というところですが、我が家の装置で聴いてみるとそれ程確定的には聴こえません。 私も当然、美空ひばりがどんな風に自分の歌に思いを込めたか知りたいと思いますから、又・又・又、装置の洗い直しとなりました。
 
<対策> の基本は、先々週のコラムで報告しました様に、“重力の分散” と “振動の軽減” です。
“重力の分散” といういかめしい名称は、具体的にはできるだけ沢山の “点” で電線や信号線や部品を支えてやるという簡単なことですが、問題は重力を支える作用点が多ければ多い程、そこから振動も又、たくさん伝わってしまう事です。
悩みは “重力の分散” と “振動の軽減” が 「あちらを立てればこちらが立たず」 の関係にあるところです。 そこで私が長年の艱難辛苦の末(笑) 考え出した “支持体” が図示されている様なしろものです。 これを一組作り出そうと思うと、うんざりする程手間のかかるものですが、今回はこれを二組作って、空中にブラブラしていたパワーアンプの信号線二本を工夫をこらして (この支持体を、具体的な場面で適切に使用するのは、これまた難問なのです) 支持してみました。
 
設置し終わった時に、その姿を見て 「これはヒョットしたら」 という予感がきました。
 
何を最初に聴くか(!) おもむろにフルトヴェングラー1942年版の<合唱つき> を鳴らします。 当然、第四楽章からです。 冒頭のフルトヴェングラーの乾坤一擲のオーラが身体に伝わってきます。(この盤の欠点は、場所によって音質が良かったり悪かったり変化してしまうところですが、第四楽章の初め五分ぐらいは立派な音質です)
この時ばかりは、一瞬、フルトヴェングラーを聴ける喜びと、15年の労苦とがつりあいます。
ちなみに仕掛け曲の美空ひばりの 『時には母のない子の様に』 は、まだ聴いてはおりません。 そのうち聴くでしょう。

 234    只今<年賀状>作成中 (みどり記)
更新日時:
2004/12/22
郵便局で、年賀状の受付が始まりました。
 
私は、PCで二度目の<年賀状作り>です。
去年は、初めての事で、PCの先生にひとつ、ひとつ教わりながらでしたが、今年は 『筆王』 のソフトの使い方にも大分慣れて、ひとりで原稿を作り、「さぁ〜〜印刷!」 と思ったら 『黒のインクが少なくなっています』 と警告文が出ました。 それで、補充用のインクを準備してから、年賀状の印刷を始めました。
以前、写真のプリントアウトを、一気に続けて印刷したら、『警告文』 が出てから割合すぐに印刷ができなくなって、ひと休みしたら、また続けて印刷できた事があったのを思い出し、まず、40枚刷ったらプリンターをひと休みさせて、また、40枚・・・・・というように、分けて印刷をすると、ず〜〜〜っと 『黒のインクが少なくなっています』 の警告文は出たまま、印刷ができます。
結局、現在、140枚余の宛名面、裏面 (画像入り) を全部刷り終わっても、まだ、印刷できそうです(笑)。
 
あの 『警告文』 が出てから、一体、どの位刷れるのでしょうか???

 235    「アレ、何ですか?!」 (瑞来記)
更新日時:
2004/12/15
私のオーディオ装置の編成機器は、ここ15年ぐらいの間、変わっていません。
唯一の例外は、CDトランスポ−トとDAコンバーター (両方を合わせてCDプレイヤーです) をつなぐデジタルケーブルを二年前に、1万円のものから4万円のものに替えた事ですが、オーディオを人生の趣味にしている人の中では、珍しい例ではないでしょうか。 そうなった原因の八割方は経済的な理由からですが、二割くらいは自覚的な<禁欲>といえるでしょうか。
今の装置は17〜8年前に揃えたものですが、その頃には、スピーカーから出る音の聴き易さの程度と投資金額の大きさは、正確には連動して上昇しない事を知っていました。 そして何故そうなってしまうのか、その理由もおおよそ見当がついていました。
2万円の装置、20万円の装置、200万円の装置、2000万円の装置、2億円の装置(?)、どんなレベルの装置といえども、必ず背負わなくてはならぬ自然現象として<振動>と<重力>を想定できると考える様になっていました。
経験的に言えば、電気信号というのはアナログ・デジタルを問わず、部品の電気特性に係わりなく、<振動>によってマイクロホンから入力した最初の形から変形を受けてしまう厄介な性格のようです。 何故そうなるのか理由はよく判りませんが、安定の悪い足元を歩くと歩き難いのと同じ様なものだろうと簡単に想像しています。 又、どんな物体にも<重さ>が有りますが、その重さを支える場所では物体の分子が何らかの歪みを受けて、その結果、電気信号がスムーズに流れなくなるのではと予断しています。
<重力>はどこでも働いているというのは誰でも納得しますが、<振動>となると体験のない人には 〔?〕 であると思いますが、音というのは物体の振動が空気に伝わって空気が振動する事ですから、音というのは<振動>そのものです。 ですから<振動>と<重力>を装置から遮断・排除することは基本的には不可能ですが、軽減する事はできると思っています。
そんな理由があって、私の装置からできる限り<振動>を遮断・排除する事、そして装置の<重量>をできるだけ分散して装置以外の物体で補助して重さを支えるように工夫してみる事の二つの作業を、この15年間試みてきました。
結果から言えば、私の前提はそんなに間違ってはいなかった様ですけれども、装置の<容姿>は大いに異様なたたずまいに変貌してしまって、初めて私の装置を見た人は、誰もが 「アレ、何ですか?!」 と問いただす状態になりました。
現在の心づもりとしては、機器が壊れない限り、又、全てのソースがスーパーCDになって現行のCDプレイヤーが役目を終えない限り、現在のままで頑張りたいと思っているのですが・・・・・。


| Back | Index | Next |


| ホーム | プロフィール | フォトギャラリー | コラム | 掲示板 | リンク集 |


メールはこちらまで。