COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 236    <ミニミニ同窓会> (みどり記)
更新日時:
2004/12/07
今日は、一年ぶりに松山で <ミニミニ同窓会> があって、出かけてきました。
広島の学校の正式の四国支部同窓会は、年齢層の幅も広く (百歳近い方から20歳代まで) 同窓会の時は、お祈りがあり、賛美歌があり・・・・・ちょっと堅苦しい(笑)のですが、このミニミニ同窓会は、う〜〜ん!とリラックスした 「楽しきことのみ多い」 集まりです。
先輩、後輩の幅が五学年くらいの同世代の気の合う仲間が6人集まって、毎回、美味しいものを頂きながら、広島弁のオシャベリに花が咲きます。
話題はグルメ・旅・ファッションと共に、時代ごとに、子供の進学・就職・結婚・親の介護と変遷し、今は、孫の話題も多くなって、時代の流れを感じます。
今日は、コラムに書きたかったので 「このミニミニ同窓会の始まりは?」 と聞いてみると、15年以上前に、二人の同窓生がデパートでバッタリ!出会って、「エ〜〜〜ッ、何で貴女が松山にいるの〜〜?!」 ということから始まって、それぞれが、友人達に声をかけて、集まるようになったのが始まりだそうです。 他の五人は松山近郊に在住なのですが、私も途中から仲間に入れてもらって、年に1〜2回楽しみに出かけています。
 
今回は、久し振りにフランス料理ということで、食べ始める前は 「料理の写真を撮ろうね!」 と言っていたのに、オシャベリの方に夢中で・・・気がついた時には、メインの料理のお皿も空になっていて・・・・・デザートの一皿になっていました。 (それでも思い出して良かった(笑)!)
 
私はデジカメを持っていなかったので、友達のカメラ付き携帯から、転送してもらいました。


 237    フェルメールのトリビア (瑞来記)
更新日時:
2004/12/01
我が家の10畳ほどの応接には、フェルメールの 「真珠の耳飾りの少女」(1665〜’66年)と 「牛乳を注ぐ女」(1658〜’59年)のポスターが貼ってあります。
アトリエの壁には適当な空いた場所がないためと、フェルメールの絵を眺めながら自分の絵を描くのはいかがなものか、という二つの理由で応接に貼ってあります。 実際に絵を描いている途中で判断がつかないとか、うまくいかなくて困り果ててしまうとかした時には、この二枚のポスターを眺めて、何か解決策が埋まっていないか探すのですが、結構な頻度で<宝物>が見つかるもので、霊験あらたかな有難いポスターといえます。
ところで応接にはその他に、レオナルド・ダ・ヴィンチの 「モナリザ」 のポスターと 「岩窟の聖母」(1503〜’06年、ロンドンナショナルギャラリー蔵・・ルーブル美術館にも同名の彼の絵があります) に描かれている天使像の頭部の部分図 (画集から切り抜いたもの) も貼られています。
そのレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた天使の顔立ちとフェルメールが描いた 「真珠の耳飾りの少女」 の少女の顔立ちが、瓜二つと言いたい程似ている事が今回のトリビアです。
 
気が付く特徴を挙げます。
(1) 左肩の方へ頭部を心持ち傾けたポーズを左肩越しに描写してある事
(2) 左目の目尻からこめかみにかけての陰影の深さがそっくりである事
(3) 鼻の描写における陰影の強弱の与え方が似ている事
(4) 口元の表情のやさしさが微妙に似ている事
(5) 瞳の表情がくっきりと強調されて描かれている事
 
以上挙げたような特徴は昔のヨーロッパの画家達が人物画を描くための常識として多くの人が習得していた技術や知識であった可能性が高いと思いますが、“他人の空似”と言うには少し似過ぎている印象を受けるので、もしかしたらフェルメールが 「岩窟の聖母」 をどこかで観たのかもしれないと勝手に想像しています。
その可能性について、物識りの学者さんに尋ねてみたい気持ちが少しだけあります。 恐らく 「そんな事、とっくの昔にかたがついているよ」 と言われそうですけれど。

 238    <新作できました>からの一週間 (みどり記)
更新日時:
2004/11/24
先週 <アンティックドール> をHPにアップロードしてからの一週間は、私にとって長かったような・・・・・短かったような・・・・・
 
HPに新作を発表したら、作者は <絵> を客観的に他者の作品として見えるようになって、詰めの甘い所に気付くのだそうです。
今回は、幸か不幸か(笑) ブドウ以外は、モデルが最初と同じ状態にあってくれるので、瑞来さんの信念 『神は細部に宿る』 を、納得いくまで実践する日々が続いて、この六日間は、好きなオーディオのアンプにスイッチも入れず、終日、頭の中は <アンティックドールの画面> のことばかり、モデルと画面を見つめ加筆・修正の毎日・・・本人も心身共に疲れ切った様子ですが、それに付き合った私も、日頃の少々オッチョコチョイでトンマな面を出現させないようにと、意識的に思う毎日で、気疲れしてしまいました(笑)。
 
その甲斐あって、この一週間で、より繊細にクオリティーの高い <アンティックドール> に仕上がったと思います。
私のデジカメ撮影では、それを十分に伝えられないのが残念です。 是非、本物を見て頂きたいです。

 239    <新作できました>撮影苦労話 (みどり記)
更新日時:
2004/11/17
お待たせ致しました。
前回・前々回と<生ものいっぱいの果物ばかり>で、 「描き始めがしんどかった!」 というので・・・ 「それなら腐らないものにしたら」(笑) と提案して、今回は<アンティックドール>を選んだのですが、瑞来さんに聞いてみると、終わってみれば、やっぱりトータルなエネルギーは同じか、それ以上だったそうです(笑)。
HPのために絵の写真撮影をして、いつも通りに撮ってPCへ入力してみると、絵の画面が白けた様に写っています。 再度、撮り直しても同じです。
こんな事は、今までで初めてです。
写真には全く素人の二人で原因を考えてみるのに、今日(11/16)のお天気は “曇り時々晴” で、今ひとつ陽射しの強さが足りなくて、シャッタースピードが遅くなって光の情報が足りないのかも・・・と思って、いつもの撮影場所のアトリエ (絵を描く時、光線を安定させるため南側の窓は雨戸を閉じて、北側からのみ光が入るようにしてある) から絵を運び出して、南からの光が入る場所で撮り直してみると 「三度目の正直」 で、少しは本物に近い印象の写真が撮れました。
 
(近い内、お天気の良い日に、再度撮り直して “より本物の印象に近い画像” に入れ換えたいと思っていますが、今日(11/16)の所は、これで・・・)
 
追伸・・・今日(11/17)はお天気が良いので、午前中に屋外で撮り直して、画像変更しました。

 240    西条柿の種 (みどり記)
更新日時:
2004/11/10
先日、私が留守の間に瑞来さんが西条柿をむいた時の事です。
瑞来さんは前歯がグラついているので、前歯に負担がかからない様に私はいつも小さく切れ目を入れるのですが、それにならった瑞来さんは 「切り分ける時、包丁が種にぶち当たって、食べる時には二目と見られない惨状(?!)だった」 と報告されました。
そう言われてみると、私は西条柿をタテ割りにする時、一度も種にぶつかったことがなかったので(富有柿や他の柿は別) 「そういえば、考えた事もなかったけど西条柿のくぼみに沿って四ツ割にするからかな?」 と、それからは何度か意識してくぼみに沿って切ってみると、やはり種に当たりません。
<西条柿のくぼみの位置には種が無い> という自然の法則を、瑞来さんのおかげで(?!)意識的に認識した出来事でした(笑)。
 
この 「西条柿事件(笑)」 が起こった背景には、二人の発想法の違いが顕著に表われていると思っています。
瑞来さんは (良く言えば) 何ものにも囚われない自由な発想、私は先人の知恵に従う発想・・・・・
これが顕著に表われていると私が思う出来事のひとつに、袋の口のクリップの留め方があります。 瑞来さんは、いつも袋と直角に留めて 「自然に留めれば、普通こうなるよ」 と言います。 話を聞いてみると開け口を二つ折りにしてクリップではさめる短さにすると、クリップはそんな方向を向くそうです。 私は性癖として “きっちり荷作りするのが好き” ということもあって、収納を考えて開け口と平行にクリップを留めます。 (写真参照)
瑞来さんにはいつも 「ヘェ〜〜!」 と驚かされていますが、皆様はどのタイプですか?


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