COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 251    土鍋ごはん (みどり記)
更新日時:
2004/09/01
先日、早々と近くの兼業農家の方に新米を頂きました。 ここで一念発起(!)二週間前に買っていた<二重蓋炊飯用土鍋>が登場です。
今週は、我が家で初めて炊いた「土鍋ごはん」誕生のいきさつを・・・・・
 
そもそもは昨年秋、瑞来さんの友人T氏のお宅へお邪魔した時、私と白い御飯に思い入れのある瑞来さんとが、その上をいく(?!)御飯好きのT氏の奥さんが始めた 「お櫃(懐かしい言葉!)と土鍋ごはん」 の話で盛り上がったのに端を発します。
今春、瑞来さんが散歩中の本屋で 『絶品・土鍋ごはんの炊き方』(小西雅子著、生活情報センター発行、1380円) を見つけてきました。 土鍋といってもピンからキリまであって、作家物になると2〜3万もします。 値段と炊飯の手間のことを考えて躊躇していると、一ヶ月ほど前、生協“自然派えひめ”のカタログの中に1800円で<二重蓋炊飯用土鍋>が出ているではありませんか、これなら 「“駄目もと”で買ってみようか」 ということに・・・・・それが届いたのが二週間前・・・それでも新しいことに挑戦するのは億劫で飾ってあった(笑)のですが、新米を頂いたのを機に、重い腰を上げることにしました。
 
ビギナーズラックで、初めて炊いた<土鍋ごはん>の美味しさに、思わず二度、三度と炊いてしまいました。

 252    映画主題歌の思い入れ (瑞来記)
更新日時:
2004/08/25
先日、本屋さんの中にあるCDショップで 「続・僕たちの洋楽ヒット Vol ’55〜’58」 というタイトルのCDを買いました。 そのCDには 「’55〜’58」 頃に流行っていた映画主題歌を含めて全30曲が収録されています。 そのリストの中には今となっては憶えていらっしゃる方も少ないと思われますが、(1)「OK牧場の決闘」(唄 フランキー・レイン 同名のアメリカ映画主題歌) (2)「河は呼んでいる」(唄 ギィ・ベアール 同名のフランス映画主題歌) (3)「死ぬ程愛して」(唄 アリタ・ゲッリ イタリア映画「刑事」主題歌)の三曲が含まれていたので “買わなければいけない” と感じて買いました。
上記三曲の御本尊の映画の日本公開の年を知りたいと思い 「スクリーン」誌の編集した 「外国映画50年チラシ大全集」 を開いて確認しましたら (1)が1957年、(2)が’58年、(3)が’60年でした。 当時、映画主題歌は 「ポピュラー音楽」 のヒットチャートの主流の一つで、ラジオでよく聴いていた 「今週のリクエストベストテン」 にも常時2〜3曲は入っていたように記憶しています。 それから、当時都会の人の集まる街角にはよく 「ジュークボックス」(!)が置かれていて、その演奏曲目のリストにもたくさんの曲名を連ねていたと思います。 上記の曲などは人気のナンバーでしたからジュークボックスの脇にたたずんで30分くらい辛抱すれば<お金持>の誰かがかけてくれる可能性があったものです。 三曲の中では 「OK牧場の決闘」 が一番のお気に入りで、これまでも時には音質の悪い海賊盤のCDでこの曲を聴きながらバート・ランカスターのワイアットアープとカーク・ダグラスのドクホリディの雄姿に思いをはせて(実際はほとんど映画の具体的な場面は忘れてしまっているのですが・・・)少し胸を熱くして二分間の<青春>を楽しんでいたので、今回のCDによる<わずか>の音質向上は有難いことです。
その当時意識して聴いていた曲の中にハワード・ホークス監督の西部劇 「リオブラボー」(’59年公開)の主題歌 「皆殺しの歌」 と西独の映画 「撃墜王アフリカの星」(’60年公開)の主題歌 「撃墜王アフリカの星のボレロ」 が有りました。 特に後者の曲はマイナーでしたからラジオでもめったには流れませんでしたし、ジュークボックスでも演奏リストにはあったと思いますが、自分が十円を入れない限りは聴けない曲でした。 この映画は観た様な観ない様なはっきりした記憶はありません。 曲もその当時以来聴いていないので忘れています。 しかし一度は聴いてみたいと心がけてはCDを探しているのですが、いまだ出逢うことができません。

 253    とりあえず<新作>出来ました (みどり記)
更新日時:
2004/08/18
先日作った新しいキャンバスでの最初の作品です。
今回は、ブドウとか無花果とかの果物を描いてほしいというリクエストがありましたので、モデルを組んでいると盛り沢山になりました。
モデルを一応組んだ次の日、瑞来さんが朝の散歩でブドウの葉っぱを見つけてきて、それを追加して果物の引き立て役をしてもらいました。
以下は、作者からの報告ですが・・・「葉っぱは半日の命でしたが、かろうじて最低の表情は描く事ができました。無花果も三日目には表面全体が青カビに覆われましたが、これも無事クリアーできました。ブドウの軸も変色(緑→茶→黒)が速いのですが、どうにか誤魔化せた」・・・そうです。
いつもにも増して時間との戦いで、最初の三日間は計20時間余の実労で作者はぐったりしていました(結婚以来、一番勤勉な三日間でした!!・・・(笑))。 最後は“籠”の網目の辻褄合わせに四苦八苦!・・・ここでは作者は、この“籠”をモデルに選んだ事を後悔していました(笑)。
完全完成(?!)まで、後どのくらいかな?

 254    78才の母が携帯電話! (みどり記)
更新日時:
2004/08/11
私は携帯電話を持っていませんが、今度、実家の母の方が先に持つことになりました。
事の発端は4〜5ヶ月前の夜のこと、二人暮しの両親は必ず在宅しているはずなのに電話の呼び出しの信号音はするのに、1時間経っても誰も出てきません。 「何か、あったのか?」「急病で入院でもしたのか?」 とオロオロ・・・結局、実家のご近所に電話をして様子を見に行ってもらったら “無事で!” 一件落着という事態がおこりました。 (滅多にないことですが電話機の故障だったようで、実家の方の呼び出し音は、その間一度も鳴らなかったそうです)
そんな事件があってから 「何か別の連絡経路も?」 と検討した結果、弟が 「母さんに携帯電話を持たせよう」 という事になって、そして今回それが実現しました。 母は 「歳をとって新しい事を覚えるのは億劫だ!」 と言いながらも、弟に 「携帯電話をずっと身に着けていると万歩計の役割もして “毎日歩いて元気にしているか?” を離れていても携帯やPCでチェックすることができる機能もあるらしいよ」 と言われると、ちょっと興味深そうにしていました。 (これから部厚〜い説明書を読まなくては・・・(笑))
それより驚いたのは、携帯電話の番号を新規登録して2時間も経たない間に、全く見も知らない電話番号から3ヶ所もかかってきたことです。 「何で!」「何故?!」 と不思議がいっぱいです。 まず、母には 「携帯電話に登録した3ヶ所の電話番号以外には、絶対出ないように!!!」 ・・・を覚えてもらうのが一番先でした。
 
(後日、部厚〜〜い説明書の中から 『電話帳登録外の着信を拒否する』 を見つけ出し、設定してヤレヤレ)

 255    第六回 しまなみ海道<薪能> (みどり記)
更新日時:
2006/01/25
日頃の行ないが余程いいのでしょう(笑) 生まれて初めて本物の「能」を見る機会が、先日、掲示板にも書きましたが、台風10号の接近・通過時とちょうど重なるという、またとない経験をすることになりました。
<薪能>という言葉の響きもロマンチックで・・・過去数回見られた方から「大三島・大山祇神社の大きな楠の下で、黄昏時に始まって、陽が暮れてくると篝火の幽玄な雰囲気の中で演じられる「能」は素敵よ」・・・と話を聞いていたので楽しみにしていたのですが、それを味わえなかったのは残念です。
場所が急遽、大山祇神社境内の特設能舞台から、伯方町民会館に移って、主催者の方々も本当に大変だったと思います。
そのひとつが、この写真の座席表です。 開催場所が変更になっても、1000余の全席指定を全て振り分けられていたのには驚きました。 町民会館の椅子の背中ひとつひとつに指定座席番号を紙に書いて貼ってあります。 席が足りない所は、折りたたみの補助椅子に貼ってありました。 そのお陰で、「座席争奪戦」になる混乱もなく、安心してゆっくり開演を待てました。(町民会館は海に面して建っているので、皆でおむすび弁当を食べながら、窓の外には白波の立つ波打ち際と横向きに飛ぶ雨です(笑))
「能」二題、「狂言」一題で、「能」も 「狂言」も衣裳の文様、色の組み合わせが絶妙です。「能」は面(おもて)をつけていて、どうしてあんなに声が通るのか?不思議でした。 笛・鼓などテレビで見るのと違って、肌に突き刺さってくる様なするどい余韻のある音で、舞台が始まると (時折、舞台上が無音になった時、聴こえてくる風のうなる音に現実に引き戻されながらも)アッという間の2時間40分でした。
終演時には台風も四国を通り過ぎて、瀬戸内海を渡って行った後だったので、予定通り、無事に帰路につくことができました。


| Back | Index | Next |


| ホーム | プロフィール | フォトギャラリー | コラム | 掲示板 | リンク集 |


メールはこちらまで。