COLUMN
いつも ありがとうございます


制作者・・・・坂田みどり(妻 パソコン歴 六年半になります)


 286    <1月のお誕生日>
更新日時:
2004/01/12
我が家関連(結婚当初、双方で11人)の家族は、1月生まれが多くて11人中5人もいます。
  11日(みどり) 15日(坂田の母) 20日(実家の母) 28日(瑞来) 30日(義妹)
坂田家では1月に4人もいるので、両親が元気だった時は、いつも真ん中の母に合わせて (以前は、祝日“成人の日”ということもあって) 全員集合で食事会を賑やかにやっていました。
今思えば懐かしい思い出で、その頃はいつまでもそういう事が続くように疑いもしませんでした。
振り返ってみると、ホンのひと時の出来事の様で、年を重ねてくると、今を大切に!・・・・・が、身に染みてくる誕生日です。

 287    カレンダーの絵について (瑞来記)
更新日時:
2004/01/10
おめでとうございます。 今年最初のコラムです。のっけから「言うぞ」の内容になって苦笑いです。
私は、大いに気の弱いところがあって、その気配を感じると遠巻きにして様子を窺う事柄があります。 例えば、クラシック音楽で「カザルス」とか「マリア・カラス」とかの名前がでた時、絵の世界では、前期イタリアルネッサンスのフレスコ画もそんな領域の一つでしょうか。 それは、それ自体が好みではないというよりも、それが引き連れている<雰囲気>が怖いので、<それを理解できて愛好する人はヒューマニスティックの感性がある証です>という印籠が見え隠れすると、危険だから近寄らない方が賢明ですよと、DNAが<警告>を発します。
以前コラムに書きましたターレンス社のフレークホワイトを調達して頂いた画材屋さんからお店のカレンダーを頂きました。それは6枚綴りの26×28cmの小ぶりのカレンダーで、そのほぼ中央に13×13cmの絵の写真が印刷されていて、その絵が今年は前期イタリアルネッサンスのフレスコ画の巨匠ジョット(1266〜1337)でした。  昨年は北欧ルネッサンスの巨匠であるファン・アイク(1390〜1440)の6枚の絵でしたが、「神は細部に宿る」という言葉は、彼の作品にだけ許される形容句ではないかと思うほど神々しい。 しかし、今年のジョットも又良かった。 自分で絵を描いてみると、彼の力量のすごさがよく分かります。
イタリア人には<そんな事まで私は知りませんよ>と言わんばかりの、放り投げた様な<いさぎよさ>を感じる時がありますが、ジョットも簡潔明瞭の極みで気持ちが晴々します。 全ての形が忽ちのうちに<もや>の中に溶け込んでしまう私たちの<ウェット>の<文化>は、世界の中で得がたい特質だと感じていて、又それを有り難く享受していますが、それ故にでしょうか、ジョットの示している、どこまでも見渡せそうな<湿り気>の無さに出逢うと、思わず見上げてしまいます。
私も初老期の入り口に立って<77才>から今を判断する機会が多くなって、「こういう事は今の内に言っとかないと」と思う気持ちが強くなっています。

 288    <本年もどうぞよろしく>
更新日時:
2004/01/01
2004年元旦、四国では穏やかな暖かいお正月になりました。
94歳の母も一緒に、皆、揃って元気に新年を迎えることができました。
HP開設ちょうど半年で新しい年を迎え、今までは、がむしゃらにパソコン街道を走ってきて、振り返ってみると “気恥ずかしきことのみ多かりき” ですが、今年も何とか頑張っていきたいと思います。
応援よろしくお願い致します。

 289    ちょっとしたマニフェストについて (瑞来記)
更新日時:
2003/12/29
どんな事柄でもよいのですが、こんな物が好き、あんな物が好きと表明しようとする時には、特に秘密にしなくてもよい事でも、悪い事をする様な感じで、いくらかおずおずと<小声>の発言になってしまいます。
音楽の世界で、誰それが好き、あの曲が好き、あの演奏が好きという時も<逡巡する>に変わりはありません。 そのつぶやきの波及効果が我が身に及ぶのが怖いのでしょうか。 それを恥ずかしがる年令ではないのですが、それでも、ことがマーラーや唐獅子牡丹に及ぶ時には、やはりいくらかの<英断>がないと言い淀んでしまいます。 今回の話も<英断>の安売りによって発表されました。
又、導入は友人のTさんなのですが、Tさんも、私にキャプラン=ウィーンフィルの演奏するマーラーの<復活>を薦めた手前、責任を感じたのか、あるいは何か思い出すことがあったのか、手持ちの<復活>の聴き比べを敢行 (全曲およそ85分(!)位です)されたそうです。(メールがありました) Tさんも私も、お金持ちでない事は確かですが、Tさんはクラシックしか聴かない方( Tさんが、ジャズや演歌を聴いている姿を想像すると笑ってしまいます・・・)なので私に比べて密度の高い蒐集になります。
私は<よそ見>をしているので聴き比べができる程、豊富ではありません。 しかし例外が一つだけあって、Tさんからメールが届いた日に、私もつられてあちこちに並んでいたバッハの<無伴奏チェロ組曲>を一ヶ所に集めました。 「あるわ あるわ」というのはオーバーですが、覚えていたよりも沢山ありました。 チェロの独奏が12種、その他の楽器(フルート・ギター・リュート・サキソフォン・ホルン・マリンバ)の独奏が6種、あわせて18種(!) 家内に話したら<オタク>じゃないのと笑われました。
この曲の良い所は、体の状態 (普通の時・疲れている時・弱っている時・元気な時)にかかわらず、また、心の状態 (普通の時・沈んでいる時・悲しい時・愉快な時)にかかわらず、今日は聴きたくないと思わせないことです。
沢山はあっても、聴くのはいつもお気に入りの一枚だけで、それも組曲の2番と5番がほとんどです。 目下のところ、オフェリー・ガイヤールという女流のチェリストの2枚(マーキュリーアンボアズィAMB9905 9906)を聴いております。
 
(今年最後のコラム更新です・・・長文にお付き合い頂いて、ありがとうございました   みどり)

 290    新作できました(パート2)
更新日時:
2003/12/25
今日はクリスマス、皆様いかがお過ごしですか?
私方は今年7月にHPを開いて半年、多くの方々に絵を見て頂いていると思うと、励みになって、瑞来さんも絵筆を運ぶ時間が増えました。皆様の陰ながらの応援のおかげです。ありがとうございました。
また、来年もよろしくお願い致します。


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