超スローで進んだ 台風12号の影響は、皆様の地方では 如何だったでしょうか?
四国中央市では、3日(土)正午前後に 台風の目が近くを通過したらしく、一時、雨も風も、全く、治まった時間がありました。
六月の 我が家の一大出来事(「ホキ美術館事件」)の後、瑞来さんは 『ホキ美術館の図録』 を眺めては、「自分の絵を、自分が良しとする写実絵画に、一歩でも近づけるためには、もっと、画面のハーモニーを追求しなければね!」・・・・・と、ここ 2ヶ月は、自宅に置いてある 近作五点に、加筆修正を繰り返しておりました。
その繰り返しも、ようやく 得心がいったのでしょうか、九月の声を聞き、次の一歩、新しいモデルを組みました。
今回のモデルのメインは、四日前に近くのスーパーで買った “小さな葉っぱが付いたプラム” で、この葉っぱが へばらない間に、メインのプラムは、キャンバスに
うつし取らなければなりません。
台風襲来の最中も、薄暗いアトリエの中で、必死に モデルの衰弱と競争しながら描いておりました。
最初、モデルを組んだ時には、プラムの一個一個の表情(色や艶)が 豊かで変化があったのに、刻一刻と、表情が乏しくなっていきます。
描き始めて三日目の 今日になると、モデルのプラムの表情が、一段と 画一的になってきました。 瑞来さんは、「今日が “なまもの” の正念場だね」
と、朝から 仕方なく(苦笑) 気合いを入れて描き続けて、午後三時頃には、中心の三個のプラムを、一応、完成させました。
八月一日に、また ちょこっと引っかかった 肝心要の 腰痛の方は、何とか持ってくれております。 神様に、感謝!感謝!