5月21日(水)〜26日(月)まで開催された 『第18回 宇摩美術会展』 は、概ね 晴天にも恵まれ、“宇摩美術会” の会員20名の方々の 友人知人を始め、700名近い 来訪者があったそうです。
私達が、初日に出かけた時は、丁度、地元ケーブルTVの取材中で、出品作 74点の作品 一枚一枚を 丁寧に撮っている所で、瑞来さんも 招待作家ということで、作品の前で
インタビューを受けていました。 (これは、後日、ケーブルTVの 『コスモス美術館』 で、15分番組で放映されます)
五月中は、モデルにしたい果物が、ちょうど 端境期ということもあり、『宇摩美術会展』 に出品予定であった 3点と、6〜7月に、川之江 “紙のまち資料館”
で開催予定の 『郷土の作家展』 に出品予定の 「日向夏とデコポン」 の加筆修正を繰り返していました。
結果的に、うすく溶いた絵具を 塗り重ねる作業が続くわけで・・・これは上質の漆器が、数多く 漆を 塗り重ねられて、底光りがする輝きが増す様に・・・加筆修正されている画面が、ある瞬間から、しっとりと
ハーモニーが増し、画面の色合いが濃密になるのを 目の当たりにする事ができて、「これは、本人と、いつも側で見ている奥さんだけの特権だね」 と言ってます(笑)。
五月も最終週になって、やっと、次回作のモデル (サクランボ・枇杷・ブドウ・パパイア) の果物を調達して、モデルを組んだのは良いのですが・・・・・・・・連日の
30度前後の気温に、果物の劣化のスピードが早く、モデルを組んで 五日目には、モデルの果物の 総入れ替えという事態も起こって、「急げや! 急げ!」
と、瑞来さんは、大変です!