今回、四国中央市のケーブルテレビの 15分番組 『輝き発見伝』 で、取り上げて頂くことになりました。
2015年12月末に、予備的な取材があって 全体的なイメージの説明を受けてから〜〜〜少し日をおいた 2月4日から、実際の撮影が始まりました。
まず、瑞来さんが 絵を描くプロセスを取材したいという事で、最初は、絵具を溶く 自家製の溶き油を、瑞来さんがメスシリンダーを使って (ちょっと、わざとらしく(笑))
計量しながら作る所を 撮影しました。 次に、チューブからパレット上に出した絵具に、2滴だけ練り油 (溶き油より粘い) を落として 絵具を練り合わせる作業を映しました。
それから、全工程で 十日程かかる キャンバス作りの 一回目の作業 (市販のキャンバスの 表と裏を 逆に張ったキャンバス・・・絵を描く面は “麻布”
が そのまま見えている) の、ウサギの膠を塗る作業を撮影しました。
二回目の取材は、一回目から 二日ほど経って、一回目で塗った 膠が乾いたキャンバスの上に、麻紙を 膠で貼り付ける作業の撮影をしました。 この作業が、一連のキャンバス作りの中で 一番難しい緊張する行程ですが、何とか無事に アクシデントが無く 撮影できました。
三回目の取材は、二回目の取材から また二日ほど経って、キャンバスに 膠で貼り付けた麻紙が乾いた上から、膠で溶いた 白い塗料 (白亜・リトポン)
を塗る所を撮りました。 この白い塗料を混ぜた膠を塗る作業は、膠が乾いてから、二日置きに 三回繰り返しますが、同じ作業の繰り返しのため 間の二度の作業は
撮影はしませんでした。
四回目の取材は、膠を塗る作業を五回繰り返した後、完全に乾いた 白い塗料が塗られたキャンバスに、瑞来さんが 紙やすりをかけて、表面を ツルツルに仕上げる所を
(少し わざとらしく(笑)) 撮影しました。
これで、キャンバス作りの 全工程が撮影されて、作る方も やれやれでした。 (キャンバス作りの時だけは、私も 実働で手伝えます)
それから、瑞来さんの描く 絵の画面を、描き起こしから 完成まで、一週間〜二週間おきくらいに チェックしたいという要望がありました。
丁度、新しい作品を描き起こしてもいいタイミングだったので、早速、モデルをセッティングして、画面 (今回は 4F) に 線描きをする所から、撮影が始まりました。
明日は、描き起こしから四週間位になりますが、絵の途中経過の 三回目の取材・撮影が予定されています。
(今現在は、出来上がりまで 4〜5割という所でしょうか? 瑞来さんは、描き起こしの時から、一日に何度でも、額に 絵を入れたり出したりしながら、描き上げていきます(笑))
肝心の ホームギャラリーの方の撮影も、懇切丁寧に行われました。
瑞来さんの絵の画面が、肉眼で見るように 美しく撮られていると良いのですが・・・・・・・・。
それにしても、全ての情報が 15分番組に、どのように収まるのでしょうか? 楽しみです。