全国で 猛暑の続く、暑い 八月の始まりです。
私事ですが、5月初めの 突発性難聴から始まった、瑞来さんの 病状・鎮痛剤 服薬記録を書いておこうと思います。
突発性難聴の 十日間の ステロイド点滴治療の後、暫くして、5月27日の夜中、今までに体験したことがない程の激痛が、瑞来さんの 左耳後ろに起こり、とりあえず、手元にあった 鎮痛剤(カロナール)を飲みました。
次に、かかりつけ医の所で、鎮痛剤(アセトアミノフェン錠(カロナール))を処方され、十日程 飲んでいましたが、痛みが治まらないので、6月7日、セカンドオピニオンで、近くに出来たばかりの
内科医院へ行き、少し強い鎮痛剤(ロキソプロフェン)を処方され、飲み始めました。
6月第二週は、痛みが強かったので、最大 一日三錠までというのに、四錠を飲んだ時もありました。
あまりに 痛みが続くので、心配になって、6月23日には、知り合いの 脳神経外科を受診して、脳と首の MRI検査で、異常なしということで、『神経痛』
と診断され、先生に、「神経痛は、必ず、治ります!」 と言われ、それからは、その言葉を頼りに、痛みにも耐えて、治す気力を起こしました。
鎮痛剤も、50日近くも 飲み続けていると、色々、体調に 影響が出て来ます。
まず、足腰が弱くなり、ふらついたり、軽い咳が続いたり、口内炎が ひどくなったり、精神的症状 (固有名詞が出てこない、スケジュール・時間を間違えたり、せん妄のような反応を起こしたり)、食欲不振になったりと、多々、起こってきます。
ネット検索していると、<薬剤 (ロキソプロフェン 他)の使用過多による頭痛> というのもある というのを知って、6月下旬からは、一日 三錠飲んでいた鎮痛剤を、一日
二錠に、一 ・五錠に、一錠にと、少しづつ減らしていく努力をして、7月18日からは、思い切って、鎮痛剤を飲むのを 止めて、今は、痛くても 飲まずに、頑張っているところです。
長期に飲んでいた鎮痛剤を、急に飲むのを止めると<離脱症状>が起こると書いてありました。
「鎮痛剤の 離脱症状は、頭痛 ・吐き気 ・嘔吐 ・低血圧 ・動悸 ・睡眠障害などです」
「薬剤を、即時中止した場合の 離脱症状は、ロキソプロフェンで、平均 9.5日と されています」
「急性期の 離脱症状が過ぎてからは、数週間から 数ケ月で、症状が、徐々に 軽減していく 回復期に」
・・・・・・・・と いうことです。
現在は、鎮痛剤を飲むのを止めて 二週間ですが、瑞来さんの場合は、まだまだ、離脱症状が続いています。
離脱症状は、波があって、楽になったり、痛かったり、気分も 落ち込んだりしますが、ここは、じっと我慢をして耐えることで、そんな中でも、少し 余力が出てきた時には、短い時間ですが、オーディオを触ったり、CDを
聴けたりしています。
ところで、全ての始まりとなった突発性難聴は、ステロイド点滴治療の効果があって、まだ今の所は、治療以前よりも良好に聞こえています。
私達の実感では、ステロイド点滴治療と 神経痛発症の間には、何らかの 因果関係がある様な気がしていますが、瑞来さんの治療に関わって下さった 多くの先生方は、いまだ持って 「解からない」 そうで、患者の瑞来さんとしては、少し、釈然としていないようです。