COLUMN
いつも ありがとうございます


HP制作者・・・・坂田みどり(妻)


439   < 新しいカメラ☆ > (みどり記)   
更新日時:
2015/02/02
1月中旬に、待望?!の新しいカメラを 手にしました。

以前から、瑞来さんの絵を、何とか 少しでも 本物の絵の雰囲気に近く伝えられる写真を撮りたいと願っていて、今、使っているカメラ( 2010年購入 LUMIX )より ワンランク上質なカメラが欲しくなっていました。

・・・かと言って、販売されているカメラの商品の数・情報が多過ぎる上に、カメラの基礎知識のない私は、選別・選択基準を 全く持てず・・・・・どうしよう〜?と思っていた時、たまたま、毎月、知人から送られてくる 『日本写真興業通信』 という冊子に載っていた “カメラらしいカメラの雰囲気” を持っていた 『 Nikon Df 』 の姿形を二人共 気に入ったのと、インターネットで、初めて 「 Nikon Df 」 のサイトを開いてみると “最小・最軽量のボディーで、低感度から超高感度までの懐の深い高品位な画質を実現しています” という、 「最軽量」 という 謳い文句に惹かれて、決めました。

今使っているカメラは、一眼デジカメの中でも 「超軽量」 で 650gなので、これよりは 少しは重いと思っていましたが、実際に抱えてみると、「軽量???」 とは思えない重さでした。 (試し撮りで、訳も分からず 50枚シャッターを押したら、次の日、突然の射し込む様な 左肩痛が起こりました。 あれこれ考えて、やっとカメラの重さから来る 筋肉疲労らしいと納得させました(苦笑))

カメラが届くまでは、新しいカメラの機能について、全くの 白紙状態で受け取り、それから 本物のカメラを触りながら〜やおら、説明書を紐解いて?! あっちの頁 こっちの頁と繰り、また、インターネットで “カメラの基礎知識” をプリントアウトして、にわか勉強中です。

今までのカメラの撮影は、全て カメラに お任せの 「インテリジェントオート」 「シーンモードオート」 ばっかりだったので、全く、使い勝手が違います。  「オート撮影」 とは言っても、絞りは? 露出は? シャッタースピードは? ホワイトバランスは?・・・・・自分で設定と言われても・・・お手上げ状態(苦笑)
それよりも何よりも、まず、ダイヤルの動かし方に戸惑いました。 大抵の動作が 二段階になっています。 一つの設定を変えるのに、例えば、あるボタンを押しながら別のダイヤルを回す、また、ダイヤルを持ちあげてから回す、etc. etc. きっと 覚えてしまえば、笑ってしまう様な 簡単な作業なのでしょうが、本格カメラ初心者の私は、今は オロオロするばかりです。

・・・・・が、兎にも角にも、シャッターを押して、最初に PC に取り込んだ画像を見た時には、ちょっと感動しました! 中々、言葉では言い表わせませんが、「クオリティが高い」 というか 「品が高い」 というか、今までの 我が家にあるカメラの画像とは、一線を画しています。 瑞来さんは、「昔のカメラの においがする」 と言っています。

今は まだ、雑務に追われて 「カメラの勉強」 は頓挫中ですが・・・・・乞う、ご期待下さい(笑)。






438    < 73歳の主張(笑) > (瑞来記)  
更新日時:
2015/01/01
『たった一人の勝利宣言』 という 他者には通じそうにもないコメントを書いてから、約九ヶ月の歳月が流れました。
振り返ってみて、この九ヶ月が 私の生涯の中で、絵を描いた時間と密度が 一番 濃かったのではないかと感じています。 絵画概念の発展と 身体の衰えのスピードが、かろうじて バランスしてくれた貴重な時期であったように思います。

私の絵の 最初の さし当たっての 第一の目標は、「写真のように描く」 事であったのですが、その さし当たっての目標に関しては、私が想い描いたイメージに近づいていると感じています。 それは、例えば 次の様な場面として 現れてきます。

まれに 私の絵を見て下さる人が 我が家を訪れた時に、私の絵を見て 「写真のように」 描いていると、好意的に 印象している事が判った時には、その絵のモデルの全体を写した写真のプリントアウトを、「実はこうなんです」 と見せると、必ず、その 本物の絵と 写真との 大きな違いに驚きます。 誰が見ても 明らかに、私が描いた絵の方が、モデルを写した写真よりも 「写真のように」 描いてあるという印象が 強烈なのです。 その時、私は密かに心の中で “してやったり” と <元気>を貰う事ができるのです。

私自身にも 「写真のように描く」 という概念の 本当の意味と価値が確信されたのは、ここ一年くらいの事で、それまでは 本当のところは判っていませんでした。 普通に絵を見て 「写真のように描いてある」 と感じられる絵は、実は 正確に言えば、「人が見るように描いてある」 絵が、そうなのだという事が判ってきました。

つまり、写真を そっくりそのままコピーしても、それは 「写真のように描いてある」 とは、人に 印象されないのです。 これは 私にも不思議な現象でした。 しかし その現象は おそらく、「人が見るように」 が、具体的に どの様なものか、その内容を 誰も自覚的には 証明して見せる事ができませんから 「人が見るように」 と いきなり表現しても、具体的なイメージが相手には伝わり難いので、次善の策として 「写真のように」 という相手に伝わり易い言葉を用いる習慣になってしまったのではと 憶測しています。

そんな理由があって、さし当たっての私の目標である 「写真のように描く」 事の真実が、実は 「人が見たように描く」 という難問の探求に他ならない事になってしまい、「写真のように描く」 は、“さし当たって” の目標どころではなくなって、「人は、何を見ているのか」 あるいは、「人は、何を見たいと感じているのか」 といった、明らかに かなり高度な難問に置き換わってきました。

と言うのは、この問題こそが、絵を描く人の全てが、今も昔も変わらず 悩まされている謎だからです。

そういった 経過の中で、この九ヶ月を 自己評価するとすれば、やっぱり、『勝利』 という言葉が、一番 適切だと考えているのですが。





437    新作に 取り掛かりました☆ (みどり記) 
更新日時:
2014/12/03
12月に入って、急に、木枯らしが吹き 寒くなりました。

前作の 『コーヒー焙煎器と シャインマスカット』 を描き上げてからも 加筆修正を繰り返し、11月いっぱいは、前作 六作品をグルグルと、一歩でも半歩でも、クオリティの高い 完成度の高い作品にしたい・・・と頑張っていました。

11月下旬に 山形の洋梨を頂き、縁のある方から頂いたクッキーとか、facebook の友達から貰った 一人用のコーヒーサイフォンや コーヒー豆とか、一期一会のモデル達が集まって、やっと、新作のモデルを立ち上げ、「千里の道も一歩から〜」 の第一歩を踏み出しました。





436    加筆修正の日々☆ (みどり記)
更新日時:
2014/11/05
10月中旬に、「とりあえず、新作 『コーヒー焙煎器とシャインマスカット』できました」 のコラム更新をしてからも、瑞来流 絵画理論に基づいて、加筆修正を繰り返し、一喜一憂しながらも、第三者の私が見ても、画面のハーモニーが アップしてきて、画面の 絵の具の発色が 力強く 鮮やかになってきます。
それで、今回の絵で 新しく獲得した KNOW-HOW で、前回の絵でも 応用できる所を加筆修正して、画面のハーモニーを よりアップしようと努力しています。



昨年は、10月下旬、広島の友人が送ってくれた自家菜園の 表情豊かなブドウが、丁度、モデルを探していたタイミングと合致して、素敵な一枚を描かせてもらいました。

それで、友人が、今年も 瑞来さんが 新しいモデルを立ち上げる頃合いを見計らって、色っぽい表情のブドウを送ってくれたのですが・・・・・今年は、残念ながら、新しいモデルを立ち上げる タイミングと合わなくて・・・姿形だけでなく、甘くジューシー美味なブドウは、友人の善意に反して、全て 私達の お腹の中に おさまることになりそうです(笑)。



435    とりあえず、新作「コーヒー焙煎器とシャインマスカット」できました☆ (みどり記)
更新日時:
2014/10/18

お待たせ致しました。 facebook の友達の御縁で、手に入れた 『コーヒー焙煎器』 を モデルに新作ができました。

例によって、本物の画面の色は、肉眼で見ると もっと濃密なのに・・・中々、うまく写真には取り出せません。 機会がありましたら、本物の絵を見て頂ければ幸いです。



瑞来さんの絵は、自分の絵画理論が、どの程度 妥当性があるのかを 試行してみるという意味合いもあって、少しづつは 理論を 画面の中で実現できる割合が 多くなってきましたが、その分、絵は 時間が思いの他かかるのが、最近のあり方になってきました。 九割方 出来上がって来たと思われる頃から、輪郭などの 強弱の組み合わせが微妙になる様で、ほんとに ほんとに “神は細部に宿り” 始める様です。

「論理に従って、修正の手間(=時間) を惜しまなければ、少なくとも 人にとって自然な描写ができる様に思う」・・・と 瑞来さんは のたまわっております。







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