メープル街道の自由気まま旅
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トロント&ナイアガラフォールズ

午後4時成田発のノースウエスト12便に乗り込み、いざ出発!
日本から東へ飛んで日付変更線を越える旅は、所要15時間なのに
出発した日にトロントに着くから、不思議な気分。
タイムスリップする感覚。地球はまわっているんですねえ。

太平洋上を飛んでいるとき、
北の方の地上に街の明かりらしきものが見えました。アラスカ? 

やがて空が明るくなってきて、飛行機がカナダ上空に入ると、そこは・・・
どこまでも続く湿原!ほんと、広い。これが大陸かと感動。
カリブーの群れが駆けてゆく映像を勝手に想像。
今回の私は、カナダの中では人の多い地域に行くからね。
いいなあ、いつか、ユーコンとかノーザンテリトリーとか、
極北の大地へも行ってみたい!



【空から見た湿原】

原野の風景がだんだん農地っぽくなって、あちこちに家が見えてくる。
デトロイトに到着。

 デトロイトでは空港から出ないけど、アメリカに入国するからいちおう入国審査が必要。
機内で出入国記録カード(I-94W)が配られるから、書いておく。

 空港では「シナボン」の匂いがぷんぷん。
とても甘い、油と砂糖とシナモンの匂い(香り、というより匂い、って感じ)。
なんとなくアメリカっぽい。

 そしていよいよトロント行きの便に乗る。
今度は小さい飛行機。機内でおやつにプレッツェルが配られたけど、
ブッシュ大統領がこれのどに刺さって倒れたことあったな。
どう食べたらのどに刺さるかわからないけど、なかなかいける。
小袋とはいえ2つずつくれるところがアメリカっぽい。
日本の国内便は茶菓がなくなっちゃってさみしい。 

もう少しで、トロント。


部屋がない!

トロント国際空港に夕方到着。
ダウンタウン行きのバスでホテルに着いたのは8時半頃。
 乗り継ぎ便は、やっぱりそれなりに疲れます。
ああ、やっとベッドで眠れる〜。
しかも、トロント市街地の四つ星ホテル、メトロポリタン!
今回の旅行中、2泊だけフンパツした部分。
で、チェックインしようとしたら、・・・「部屋がない」って言われて目がテン。
えっ?だって、ちゃんと予約してあるのに。
 
 いわゆるオーバーブッキングで、
「代わりにほかのホテルを用意してあります、同じグレードのデラックスなホテルです」
と言われて、タクシーに乗せられ、また移動・・・。
メトロポリタンに泊まるのを楽しみにしていただけに、ショック。
インターネットで正規料金より安く予約できたので、よっしゃあ!って。
なのに、代わりのホテル?
デラックスといったって、本当にいい所なんだか・・・。

     タクシーに乗ること5分。代わりのホテルに着いてみると・・・。
そこは、ウェスティン・ハーバー・キャッスル。
オンタリオ湖の湖畔にあり、泊まる予定だったホテルより大きくてきれいな感じ。
部屋は、湖側の角部屋16階、窓が壁2面いっぱいについているし、広い。
なんだか、もしかして、ラッキー?

答えは翌朝出ました!

 

 
部屋から見たオンタリオ湖の朝。湖の彼方から陽が昇るところ。
最高にきれいでした!!

もう、ラッキー!



ナイアガラの滝


カナダ側から見たアメリカ滝。虹が出ている

トロントに着いた翌日、さっそくナイアガラの滝へ行ってみる。
 トロントから結構近くて、高速バスで2時間。
俗っぽいけど、やっぱり一度は見ておきたいナイアガラの滝。
トロントのバスデポからバス会社のバスで行くと往復約50ドルですが、
半額くらいで行ける方法があるんですよ〜!
それは、トロントのチャイナタウンから、「カジノバス」に乗る方法。
 
 Trip mate tours (トリップメイトツアーズ)という会社が運行しているバスで、
滝のすぐそばにあるカジノへ行くためのバスですが、
現地では自由行動なので、
カジノの前で降ろされたらあとは好きに滝観光を楽しめます。

便が少ないので注意が必要ですが、
たとえばチャイナタウンを午前10時に出て、夕方5時の便で帰ってくれば
現地で半日遊べます(2000年10月時点)。
1日に何往復かしているようです。

さて、ナイアガラ。思いっきり観光地ではありますが、滝は圧巻!
なんだかんだ言っても、大陸的。スケールの大きさを感じます。
 写真はアメリカ滝をカナダ滝に近い所から見たもので、対岸はアメリカ。
滝の大きさはカナダ滝の圧勝。

ナイアガラの滝と聞いてイメージする滝はカナダ滝のほうですね。
写真などでおなじみのカナダ滝は、実際見るとやっぱり大きい。
 
カナダ滝は霧の乙女号(Maid of The Mist:カッパを着せられて船に乗り
滝つぼまで行く有名なアトラクション)などで体感するのも一興ですが、
私は滝のすぐほとりのデッキから、
どんどん流れて落ちていく水を見ているのが楽しかったです。
 すぐ目の前を、大量の水が、滝になって落ちていくのは、壮観!

MEMO
アメリカ滝のそばにレインボー・ブリッジという橋が架かってます。
この橋を渡ってアメリカ側へ行くこともできるそう。パスポートが必要、観光ならビザは不要。 
アメリカに入るとき6USドル、カナダに戻るとき25カナダドル必要。 


【ザ・ウェスティン・ハーバー・キャッスル】 
 大型の四つ星ホテル。部屋は広くてきれい、アメニティも充実。
トロント・アイランド行きフェリーの発着所(Island Ferry Docks)に隣接し、島で遊びたい方には便利。
私の泊まった部屋では、早朝暗いうちから船の発着を眺めることができ、ムード満点でした。
 ただ、お風呂に入る習慣のないカナダでは、
四つ星ホテルといえど、バスタブは期待できない感じ。
ここは、バスタブがいちおうついていたけど、お湯を張って入ることは想定していないようす。

【Trip mate tours】
チャイナタウンにあります。
 Spadina(スパダイナ)通りに面したチャイナタウンセンターという大きな建物の1階。
Spadina通りから入って左奥です。あらかじめキップを買いましょう。
バスはSpadina通りではなく、チャイナタウンセンターの裏口から出発するので、気をつけてください。
 たぶん中国人系の会社なんでしょうね、働いてる方も乗客もほとんど中国人でした。
日本人の団体さんと乗り合わせることはまず無いので、おすすめ。
●カジノバスの問い合わせ先Trip Mate Tours  電話
:877-361-288

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