メープル街道の自由気まま旅 | ||||||||
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VIA1体験記 〜トロントからモントリオール〜 午前9:30トロントのユニオン駅発。 駅にはVIA1乗客専用の待合室がありましたが、時間がなくて利用せず残念。 車内では、まず飲み物がサービスされます。 給仕してくれるのは、とても優しそうなおじさん。にこやかで、心地よく過ごせる。 車窓はどこまでも広い眺め。農地や牧草地の間を走る。 ときどき木立の中に赤く色づいたカエデらしき木が見えるのですが、 写真ではうまく撮れませんでした。 【VIAの駅】 Brockvilleだったかな?ちいさな駅はこんな感じ。 今回利用したトロント〜モントリオール間は、 11ほどあるVIA路線の中のCorridor(コリドー)という路線で、 カナダ東部の主要都市を結ぶビジネス路線。 日本でいえば東海道みたいな感じかな? トロント〜モントリオール間は飛行機(30分で着くらしい)との競合が激しいため、 時間では当然勝てない列車は、サービスに力を入れているようです。 ☆食事☆ メインはキングサーモンと肉とどちらがよいか、その場で聞かれました。 カナダらしいものを食べたくて、キングサーモンに。 蒸し焼きのキングサーモンは、身が大きくやわらか、おいしい!! ほうれん草を和えた平たいパスタもたっぷり添えられています。これもまたいける。 ほかにパンとジャム&バター、水、チーズケーキがつくのですが、 なんといっても嬉しいのは、ワインをいくらでも飲ませてくれること!赤も白もありました。 食事中、何度もおかわり・・・。 気が利いて優しいおじさんの給仕で、気兼ねなく飲ませてもらえます。 大満足! いやーもー満腹だわーと車窓を眺めてると、 今度はデニッシュなどをかごに入れて持ってきました。 おやつもでるんですね、いたれりつくせり。 ☆アナウンスにケベックの誇り☆ オンタリオ州内最後の駅、Cornwallを過ぎると、車内放送がフランス語に変わった。 フランス語の後、同じ内容を英語で放送している。 いよいよ、ケベック州! カナダの中で、ケベック州だけは、フランス系移民が多数を占めるフランス文化圏。 しだいに家が増えてきて、見るともうじきモントリオールに着く時刻。 14:21、定刻通りモントリオールのセントラル駅に到着。 ☆チケットホルダー☆ チケットホルダーが、とってもいい感じ。 ピアスをした金髪の女の子が可愛い! 右下にある、黄色い文字と赤いカエデの葉がVIAのロゴ。 その左側、笑顔が素敵な乗務員の胸のあたりに 「PEOPLE MOVING PEOPLE」 と英語・フランス語で書かれていて、 旅行中だった私はとってもロマンを感じ 気に入ってしまいました。 ☆トラベロッジの夜☆ モントリオール。 何もかもフランス語で書かれていて、ちんぷんかんぷん。 英語の並記はナシ。 駅名や入口・出口など、見ればわかるものは、かろうじて理解可能。 でも、この町の人はみんな英語が話せるようです。 今夜からの宿は、チャイナタウンの近くにあるTravelodge(トラベロッジ)。 ホテルに着いて部屋のドアを開ける。せま・・・。思わず吹き出してしまう。 ウェスティン、コロニー、そしてここトラベロッジと、 ホテルが尻下がりにランクダウンしていくのが、あらかじめわかっていたこととはいえ、 笑えます。 ところが、入ってみると、部屋もベッドも清潔、コーヒーに紅茶もたくさん用意してある。 ロゴ入りのプラスチックコップも。 シャンプーや石鹸のほか、ボディクリームまであって、アメニティ充実! そしてさらにグッときたのは、ホテルのかわいいキャラクター。 眠そうな顔のクマさんがパジャマを着てます。 プーさんよりトロンとした顔。 備え付けのメモパッドやレターセットにはこの絵が入っていて、なんともラブリー。 トラベロッジのロゴと、キャラクターのクマ。 写真はカードキーをはさむホルダーです。 内側がアンケート欄になってますが、フランス語で読めず。 なんだ、なかなかどうして、いいホテルじゃないの。 安心したら?旅の疲れが出たのか、荷物も解かずにベットへ倒れ込んでしまった。 電話の音で目が覚める。 トロントで別れてきた友人が、ホテルあてにかけてくれた。ありがとうね。 しばし話す。もう夜。今夜はおとなしく部屋で体力チャージすることに。 モントリオールのはじめの夜は、そんなふうでした。 ★VIA1★ トロント〜モントリオール間は159.43ドル。 距離539km、所要5時間弱。食事や飲み物、おやつが出る。 各座席にはパソコン用のモジュラージャックもあり、 自由に使えるそう。 次のページへ |
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