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私の中国万年筆のお店、「萬佳」に訪問いただきありがとうございます。

日本の皆さまに、中国の万年筆について、ご理解いただければと思い、このホームページをつくりました。
 私は、中国から日本へ来て3年になる、陳 華 雲 といいます。一応、女性です。
現在は、日本の小さな貿易をしているTHTという会社で仕事をしています。
やっと、念願の中国万年筆の担当となりました。中国万年筆の専門店の店長としてがんばっております。この「萬佳」というお店は、インターネットの中だけではなく、実際のお店としても存在しています。もし、実際に手にして、書いてみたいと思われる方がおられましたら、遠慮無く、私のお店に来てください。

私のお店は、だだ、万年筆の美しさだけで、筆を選んでいただくのではなく、実際に椅子に座っていただき、ゆっくりとお気に入りの筆を選んでいただきます。そして、お気に入りのペンが見つかったら、インクをペン先になじませ、書いていただきそれで、納得いただけたら、買っていただく方法をとっております。
勿論、ご希望によっては、少しお待ちいただくことにはなりますが、中国の製作者に送り、ペン先の調整も致します。

私たちの扱う中国製の万年筆は、保証書に作った人のサインが入り、製作者の自信と責任が見える製品が多く、ただ、工場で判で押したように生産されるものではないことを感じていただけると思います。

ご自分のための1本、大切な方へのプレゼントのための1本、から、まとまった量の、プレゼントのための筆の調達まで、お気軽にご相談いただけるお店に出来たらと、思っております。
何卒、よろしくお願い致します。

わたくしは昔から、読書や書くことがとても好きで、人にあきれられるほどです。書くことに趣味をみだしますと、おそらく、このホームページを見られた方もそうだと思いますが、書くための道具にも興味が沸いてきて・・・あれやこれや、文具に目が行くようになりました。特に中国にいるときから、万年筆を私の少ないお金の中で集めておりました。

 万年筆は、日本でも高価な文具であるように、中国でもその価値観は日本以上に高価なものとして認識されています。日本に来て、驚いたのは高価なドイツやイタリアの万年筆が多く販売されているのに、中国製のものがまったく売られていないことでした。服から大きな生活必需品まで、たくさんの中国製品がどこにでも売られている日本になぜか??中国の万年筆は見当たりません。万年筆という、趣味性の高い、高級品のイメージが大切な品物であるため、販売されないのかな・・と思いました。
 日本に来てから、イタリア製やドイツ製の素敵な万年筆を手にしました。さすがに、世界の一流品と言われる品には魅力がたくさんでした。
しかし、私の胸の中には、中国製の万年筆も負けてないな・・・という気持ちもたくさんできました。値段・品質・書きごこち、負けていません。絶対にそのうち、ヨーロッパの万年筆と肩を並べる日がくる。中国万年筆が認められる日がくるという気持ちが大きくなっていきました。
日本に誰も紹介しないなら、私が紹介できたらと思いから、中国万年筆の輸入販売がやっと、できる状態になりました。

日本と中国はとても近い国ですが、日本の方の思う中国とは、まったく違う一面も持ちます。万年筆のような高級品に対する中国人の思いなどなど・・日本の方とは少し異なったおもいいれもございます。
日本は、中国から見ますと、とても魅力を感じる国ですし、馴染みの多い国なのに、未知の部分が私の中にはまだまだ多く、近くて遠い国であるように感じます。
実際日本へ来てからは、毎日、驚きの連続です。いまだに新鮮な驚きがや感動があります。文化の違う日本に生活しながら、日本と中国の多くの共通点もあることがわかりましたし、同じ興味から趣味の合う友人も多くできました。これからも、このホームページを通して、同じ興味を持つ方と多くの意見の交換等ができれば、うれしく思います。
万年筆をとおして、お互い多くのことが理解できれば本当にすばらしいと思います。まだ、言葉の問題などからご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと思いますが、THTの日本人スタッフと一緒にがんばっていきたいと思います。
 
中国の万年筆には本当に、一生懸命作られたすばらしいものが多くあります。
 中国万年筆は、高価なものは中国でも、ヨーロッパのものと変わらない価格で販売されています。その価格は、中国人の教師などの月給の数倍の高価な金額です。いくら中国製品が安いといっても、良いものは1000円や2000円で買えるようなものではございません。何万円もします。自分の給与の何倍の万年筆でも、中国ではそれを贈りもとして使ったり、自分のために購入することは、良くあるのです。自分の給与の何倍の万年筆です。作る側も最高の品質、また、その入っている箱についても、おそらく、世界最高水準の装備と思います。本当に満足して長い年月使うことのできるものとして作られていなくては、中国では受け入れられることはありません。

先日、中国から万年筆を送ったとき、税関でこの箱はいくらするのですか?箱にも税金をかける必要があるのでは?なんて、驚かれましたし、品物を検査して、なるほどといわれていましたが、ヨーロッパからの輸入品と変わらない、中国製品のインボイスの価格に、通関の人もおどろかれてもおりました。

中国の製品は安い、でも悪い・・・これは、必ずしもすべての製品に当てはまるわけではありません。
確かに、海外製品のコピー製品を安く作り、販売している中国製の会社もあります。また。中国で大きな問題なっているのは、良い中国製品の中国コピー品が多く出回っているという問題もあります。
独自の文化をもつ、中国万年筆ではありますが、はまだまだ、成長の中にあります。そして、現在、大きく、スピードに乗った変化の中にあるのだと思います。すべてに勢いがあり、とても魅力的なものも生まれております。
独自の文化の構築の過程で、模倣ととられる製品もあるかもしれません。しかし心をこめて、良い万年筆を作ろうとしている製品はとても素敵な魅力を持ちます。そんな、中国自信を持って作っている製品を紹介させていただければと思います。

インターネット上の画面の中では、実際に手にとって感じる本当の質感や雰囲気などわかりにくいかもしれませんが、できる限り、それぞれの特徴を紹介させていただければと思います。実際に触ってみたいと感じられた方は是非、お時間の許せるときに
お店に遊びに来てください。手に取りますと、よりいっそう、魅力的な品々に引き込まれます。

中国の人はあまり、簡単な贈り物はすることがありませんが、贈り物をするときには、自分の収入の何倍もの物を贈ります。そんな時、選ばれる物から、まずは、紹介させていただこうと・・考えております。

中国の万年筆や文具を扱って見たいと感じられた、お店の方や、何かのイベントでまとまった量の品を探されている方もお気軽に、ご相談ください。相談いただいた条件の中で、手にした方に満足いただける品物を、ご希望の数量、ご希望の期日に、ご用意させていただきます。万年筆に限らず、何なりとご相談いただければと思います。

万年筆を通しての出会いから、日本と中国の掛け橋に、私達が何らかのお役に立てれば本当にうれしいです。

萬佳 店長 陳 華 雲